http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/508.html
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「週刊新潮」は大御所・吉本隆明2時間インタビュー。日本の思想界を常にリードしてきた本物の「知の巨人」が、 日本に漂う反原発に異を唱えるというのだから読まざるをえまい。巨人は以前から原発容認だったらしい。
今回の福島第一原発事故以来、原発を中止せよという声が高まっているが、それは乱暴な素人の論理だと断じる。
「今回、改めて根底から問われなくてはいけないのは、人類が積み上げてきた科学の成果を 一度の事故で放棄していいのか、ということなんです」
と宣い、徒に恐怖感から文明が生み出した原子力という文明を水泡に帰してしまうのは、 「人間が猿から別れて発達し、今日まで行ってきた営みを否定することと同じなんです」と熱く説く。
われわれが今すべきことは原発を止めてしまうことではなく、完璧に近いほどの放射線に対する防御策を改めて講じることで、 新型の原子炉を開発するのと同じぐらいの金をかけて、放射線を防ぐ技術を開発するしかないとおっしゃる。
かのアインシュタイン先生まで持ちだし、彼ほどの科学者でさえ原爆を開発することに賛成しながら、 被害の大きさにショックを受け態度を翻したように、結果をとことんまで想定できていたのか疑わしい。
だから常に人間は新技術を開発する過程で危険極まりないものをつくってしまうという大矛盾を抱えているのだ。
「しかし、それでも科学技術や知識というものはいったん手に入れたら元に押し戻すことはできない。
どんなに危なく退廃的であっても否定することはできないのです。それ以上のものを作ったり考え出すしか道はない」(吉本氏)
http://www.j-cast.com/tv/2012/01/05118120.html?p=5
▼「吉本隆明」2時間インタビュー「反原発」で猿になる!
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20111227/
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