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2012-02-19
一昨日出た証拠決定書、凄かったですね。大善裁判官、見事に名は体を表してくださいました。
やっと、とあるメディア関係者を通じて原文を入手しましたが、
そもそも、取調録音によると、調書の案文は、取調べ当日における石川の具体的な供述内容に基づいておらず、田代検事が交流段階の調書の記載を基にするなどして、一方的に作成したものとうかがわれるのであって、石川の供述を録取したものと評価できるかすら疑問がある。
このような取調方法は、違法不当なものであって、許容できないことは明らかである。
しかしながら、田代検事の前記の取調べが、真相解明への熱意等から行われたのだとしても、検察官の職責を考えれば、そのことでその違法性・不当性が減じられるものとはいえない。しかも、田代検事は、「当時は、その危険性を自覚していなかったが、録音されていると分かっていれば、このような取調べはしなかった。」旨も供述しており、取調べの可視化がよくなされていれば、行うことのできない取調方法であったことを自ら認めているものといえる。
同捜査報告書が問答体で具体的かつ詳細な記載がされていることに照らすと、あいまいな記憶に基づいて作成されたものとは考え難く、記憶の混同が生じたとの説明は、にわかには信用することができない。そうすると、この報告書の存在は、石川が勾留段階で被告人の関与を供述した経緯として、田代検事が公判で供述する説明内容にも、深刻な疑いを生じさせるものといわざるを得ない。
これらの事実は、石川に献金の受領や被告人の関与について供述を迫るため、田代検事と共に、特鈍部の複数の検察官が石川に圧力をかけていたことをうかがわせるものであり、ひいては、前記の田代検事の取調べは、個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われるものであって、石川において、田代検事の取調べにあらがうことを一層困難にする事情であったと認められる。
と、まるで当会の弁護士チームの皆さんの一念が憑依したのかと思うような...........
なんと、田代検事の報告書の信用性をあっさり否定しただけではなく、法廷での偽証にまで言及し、取調の可視化にも言及し、さらに「組織的なものであった」とまで、言及してくださっています。
もちろん、いかに検察に甘い立場を取っても、常識的に判断すれば、当然、その結論に達するのは当たり前とも言えるのですが。
(ですよねえ、毎日新聞さん)
ということで、検察庁刑事部の皆様。
もうこれで、裁判所に遠慮する必要はなくなったのですから、裁判所の判断を重く受け止め、罪障隠滅の恐れもありますので、ぜひぜひ、すみやかに捜査にかかっていただきたいものです。
もたもたしていたら、黙って見てはおりませんわよ。
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