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NHK「野田出演」のペテン やれもしない、やる気もない「衆院80議席減」
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2012/2/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
それを消費増税のエサに使うドジョウ首相は卑劣で汚い
ドジョウ首相が17日夜のNHKニュース番組に出ていた。
消費増税を盛り込んだ政府の「税制大綱」が閣議決定されたことで、勝手に「区切りがついた」との判断だ。それで、うれしそうにデタラメを並べ立てていたが、とくに聞き捨てならないのが、「国民に負担をお願いする前提として、身を切る努力をしなければならない」の発言。増税前に衆院議員の80議席減をやりとげると語っていた。しかし、そこに壮大なペテンがある。
常識的に考えて、国会議員のクビを80人も切れるわけがないだろう。やれもしないことを平気で言い、それで「だから消費増税にご理解を」の理屈になっているからメチャクチャだ。
「本当に政治家が身を切るのなら、ぜひやって欲しい。でも、次の次の選挙からなんて、いい加減なごまかしじゃダメですよ。80議席減をやるのなら、ただちに決めて、次の総選挙から実施ですよ。そうでなければ、増税なんて認められるわけがないでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
消費増税については、国会議員の「定数削減」と「行財政改革」が前提のようにいわれている。この2つの条件がそろえば、「世間も従う」みたいに大マスコミは報じている。で、きのう与野党で合意した国家公務員の2年間の給与引き下げが、この「行財政改革」らしいが、冗談はやめてくれ。国家公務員の給与引き下げは、復興財源の一部に充てるものであって、消費増税とは関係ない。交換条件ではない。
そして、もうひとつの国会議員「定数削減」にしても、インチキばかりなのだ。有馬氏が言うように、今の通常国会で与野党がガンガンやり合って、比例定数を具体的に80議席減決定なら、まだかわいいのだが、やる気なんて全然ないのだ。
◆無批判でタレ流す大マスコミ
政治評論家の浅川博忠氏が言う。
「衆院小選挙区の0増5減は可能ですが、80減は簡単なことじゃない。ミソは“増税前までに”と言っていること。つまり消費税5%を8%に引き上げるという2年後の4月までに詰めればいいというのが野田政権の考えです。とりあえず決意表明だけして、80議席でなく、50議席にしようとか、連用制導入などの抜本改革など具体案については、次の選挙後に話し合いましょうということ。消費増税法案を通すためのアリバイにすぎません」
形ばかりの決意表明の法案を出して、「私たちも身を切るので、国民も負担を」と消費増税法案を成立させ、それで解散に持ち込むのが野田内閣の作戦らしい。だが、解散・総選挙をやったら、どこも過半数を取れず、政界はグチャグチャになり、「80議席減」の具体案など吹っ飛ぶのは目に見えている。それが分かっているから、比例削減は大打撃のはずの少数野党も本気では騒がないのである。バカにした話ではないか。
それなのに、「80議席減」をすぐにでも実施するようにスリ替え、目くらましの詭弁を弄するドジョウ首相。それを無批判にタレ流す大マスコミ。国民はダマされてはいけない。
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