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昨夜(2/17)のNHKニュースウオッチ9の「こんや野田首相に問う」▽増税は本当に必要?▽将来の年金は安心?
野田首相をスタジオに呼んで大越キャスターのインタビューを見た人も多かったに違いない。
財源不足と消費税増税について、
現行の年金は、3人が一人を背負う騎馬戦型、将来は一人が一人を背負うことになる。毎年1兆円の自然増であり、少子高齢化、待ったなし。
どの政権でも先送りできない。政権が変わって変わる問題ではない・・・・などと、野田首相は言っていたが、内容はは衆参の予算委員会で言っていることと、全く同じで目新しいことは何もなかった。
大越キャスターは、個人的な問題点の提起として次の3点を上げていたが、これとても目新しいものではない。
1) 社会保険の「将来像」が不明
2) 世代間、世代内の「不公平感」
3) 政治への「不信」
野田首相、大越キャスターともに、暗い問題(消費税増税のため)ばかりをあげつらうばかりで、経済成長に関する明るい展望の話はまったくなし。
そればかりか、そもそもバブル後の長期不況で、国民の世帯あたりの年収が100万円以上も低下している事実も知ってか知らずか、国民の所得を増やす話はこれっぽちもない。低下した収入でぎりぎりの生活を余儀なくされている人たちへの配慮(政策)の話もなし。
冗談ではなく申しあげるが、筆者は、今必要なのは「消費税増税」ではなく、「反消費税」政策、つまり国民の懐に手を突っ込んで毟り取る政策ではなく国民の懐を豊かにする政策こそが政治家に求められていると思っている。どうやって?簡単です、腐れたドジョウの頭では無理でしょうが(笑)、いずれ・・・。
昨日の東京新聞夕刊は一面トップ記事として、陸山事件公判「共謀供述 証拠採用せず」として大きく詳しく報じた。しかも9面には、でかでかと”「任意性ない」ばっさり”、”検察官の元秘書調書却下”と紙面の三分の二近くをこの記事で埋めつくしていた。
さらに、本日の社説でも、「陸山会事件公判」、「捜査不信が浮かんだ」と題して、”民主党元代表小沢一郎被告は陸山事件に共謀したのか。その関与を認める供述書を「信用できない」と裁判所が排斥した。「違法な取調べ」とも指弾された検察捜査の問題がまとも浮かんだ。”で始まる文の中で、「そもそも調書の案文は検事が一方的に作成したとうかがわれる」とまで裁判官に指摘されたことは驚きだ。「違法不当」となじられる調書作成だったわけだ。と記述している。
これに引き換え、NHKの報道のそっけなさにはあきれる。
昨夜のNHKニュース9は、ドジョウ首相のインタビューに、丸々30分ばかり費やしてしまった。実は筆者は、このNHKニュース9が小沢氏裁判(陸山会事件公判)、供述調書の「証拠不採用」についてどのように報じるのか、興味をもって見守ったのだったが、途中であきらめてTVの前から去ってしまった。
そもそも、2月17日は小沢裁判の検察の取調べの信用性が問われる「供述調書」の採否が行われる重要な日であることは前々からわかっていた。わざわざその日に合わせて、野田総理をスタジオに呼んで、しかも国会審議における野田首相の答弁の二番煎じをやらせたのは、まさにNHKのやらせだろう。検察捜査の問題点を暴露する小沢裁判の不当性の報道は、NHKにとって不都合な真実であるが故にネグレクトしたかったのだろう。
最近の世論調査の結果、野田内閣の支持率は、各新聞社は軒並み下落するなかでNHKだけは1%ながら、上昇しているのだ。
NHK:野田内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より1ポイント上がって31%でした。
読売新聞社: 野田内閣の支持率は30%で、7ポイント減
朝日新聞社: 野田内閣の支持率は27%(前回調査29%)、
時事通信: 野田内閣の支持率は24.9%で、前月比3.5ポイント減少した。
産経新聞社とFNN 26・4%と、前回調査(1月14、15日)から9・6ポイントの大幅下落となった。
蛇足:
今回の検察の「供述調書」の証拠不採用により、4月末に行われる小沢氏の判決は、まともな裁判であれば、無罪判決が当然である。しかし、ミスター推認裁判長と揶揄された登石郁郎裁判長のごとく「あっと驚く推認判決」を平気で出すのが、今の裁判である。まさに、検察ー検察審査会ー裁判が一丸となって冤罪を生み出す構造的枠組みが存在する、そしてその背後で、それらを操る最高裁事務総局という黒幕の存在がいることまで明らかになってきている。
冤罪を意図的に創り出すのは犯罪行為に等しい。しかし、恐るべきことに冤罪を創り出しても、例えそれが明らかになっても、彼らは誰も罪に問われない。普通犯罪者は、罪を問われて捕まるまでは、犯罪行為を繰り返す(習慣性)。つまり一度罪つくりをやれば、再犯率が非常に高い。その結果が、一度起訴されれば99%あまりの有罪率に現れていると思う。悪いことに、検察ー検察審査会ー裁判、それを操る最高裁事務総局そしてマスコミもグルになって罪作りに参加しているので、罪の意識も乏しいのであろう。
このように考えると、4月末の判決で小沢氏が無罪になるかどうかは、最高裁事務総局のさじ加減一つということだと思われる。それを阻止できるのは、多くの国民の厳しい目が注がれるかどうかに懸かっているということではないかと思う。
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