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昨日(2012.2.17)のNHKニュースウォッチ9に野田ドジョウ総理が出ていた。特に目新しいことは言わず、今までの主張の繰り返しだった。ニュース番組なのに、どこにニュース性があるのだろう。なぜわざわざ夜の9時台という疲れて帰ってきたときに、野田ドジョウ総理の話を聞かなくてはならないのか。これでは政見放送番組と変わらないし、大越健介キャスターの出世のための番組づくりに過ぎない。
ところがその後に続いたのは小沢裁判の公判で検察の提出した調書が採用されなかったという報道だ。ニュース性はこちらの方がはるかに高い。こういう番組構成を見ながら、『はは〜ん』と気づいた。野田ドジョウ総理が出ていたのは、小沢裁判のニュース性を薄めるためだな。野田ドジョウ総理と小沢元代表とは対立関係にある。消費税をめぐっても対立している。
小沢一郎に有利な報道が流れることをNHKは嫌っている。小沢裁判の公判で検察の提出した調書が採用されないことは、事前に予想されていた。だからあえてその日に野田ドジョウ総理の出演をぶつけたのだ。しかも番組のトップテーマに据えることで、その後に続く小沢氏に有利な報道を帳消しにしようとしたのだ。
何のニュース性もない情報を番組のトップテーマにする裏には、政治的な作為がある。大越キャスターは、最後に、『国民に信を問う前に、政権与党としてやるべきことをやるということですね』と野田ドジョウ総理を持ち上げて終わり。この大越キャスターのコメントにはいつも大した意味はない。思考回路をふやけさせるような意味のない発言ばかりだ。
完全にNHKの飼い犬だな。それにしてもこのドジョウ総理、思った以上に食わせ者だぞ。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/4fb6382f1ede1f00bd69669d98b12451
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