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野田政権頓死の情勢強まる 悪党は小沢排除の菅・仙谷・野田一派だ
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2012/2/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
内閣支持率急落下に民主党内反執行部と野党自公の攻勢であと4カ月はとても持たない
野田内閣の支持率下落が止まらなくなってきた。
きのう(16日)発表された時事通信の調査では、5カ月連続でダウンし、支持率は24・9%、不支持は2倍の52・7%だった。民主党の政党支持率は10・1%しかない。
参院のドンと呼ばれた自民党の青木幹雄によると、内閣支持率と政党支持率の合計が50%を割り込むと、政権はジ・エンド、あっという間に崩壊してしまうそうだ。
国民の支持を失った野田内閣が“臨終”へのカウントダウンに入ったのは間違いない。とうとう、民主党内からは「サミット花道論」まで飛び出している。5月中旬、シカゴで開かれるG8サミットを花道に総辞職するというシナリオである。どう考えても、野田内閣は6月まで持ちそうにないのだ。
政治ジャーナリストの泉宏氏が言う。
「野田政権は4月以降、行き詰まると思う。さすがに本年度予算は成立させるでしょうが、問題は“予算関連法案”と“消費税法案”です。参院で過半数を握っている野党が抵抗するのは間違いない。野田首相は1月の施政方針演説で『決められない政治からの脱却』などと豪語していたが、恐らく消費税アップも、TPP参加も、野党の反対にあって、何ひとつ決められないはず。となると、ますます支持率は下落していく。野田首相は窮地に立たされるはずです」
◆3月に不信任案が可決され野田首相は退陣
自民党も4月以降、一気にドジョウ首相を追い込むつもりだ。これまでヤマ場は6月の会期末とみられていたが、ここにきてスケジュールが早まり始めている。
「自民党は、予算成立後の4月にも“問責決議案”と“内閣不信任案”を提出するとみられています。理由のひとつは、大阪の“橋下新党”です。橋下新党の選挙準備が整わないうちに解散・総選挙になだれ込んだ方が得策という計算です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
4月どころか、“3月政変”を予想する声もある。いま永田町では、予算が衆院を通過する3月4日前後の“不信任案提出”を予告する“怪文書”まで出回っている。民主党関係者はこう言う。
「最大のヤマ場は、やはり“消費税法案”をめぐる攻防になります。小沢一郎は、共同通信のインタビューで〈党執行部に『無理やり法案を通すとなったら反対だ』と昨年のうちに伝えた。(国会の採決は)反対は反対だ。なにかの拍子に賛成になったらおかしい〉と答えています。ここまでハッキリと“造反”を表明した以上、野田首相が“消費税アップ”を強行したら、造反せざるを得ない。最初のヤマ場は、政府が消費税法案を閣議決定する3月20日前後です。自民党が不信任案を提出したら、可決する可能性が高い。衆院の与党は299人しかいないから、61人が寝返ったら与野党が逆転する。小沢一郎の勉強会は、今年に入って4回開かれているが、毎回100人前後が集結している。メンバーの6割でも小沢に賛同したら、可決する計算です」
不信任案が可決されたら、ドジョウ首相は総辞職するしかない。本人は「消費税10%」を掲げて解散しようとするだろうが、総選挙となったら民主党は大敗確実だから、党内が許すはずがない。
財務官僚の口車に乗って「消費税アップ」で暴走している野田首相は、この先4カ月も持たずに、消費税と一緒に葬られる可能性がガ然、高まっているのだ。
◆国民は民主党の裏切りを許さない
野田内閣が総辞職となったら、政界は大混乱。民主党も終わりだ。
民主党は大急ぎで“選挙の顔”になる議員をシャッポに擁立しようとするだろうが、どう見渡しても集票マシンになりそうな議員はいない。岡田克也、前原誠司、仙谷由人、枝野幸男……と、“バケの皮”がはがれた連中ばかりだ。
民主党政権は、政権交代からわずか3年で消滅することになる。しかし、それも自業自得というものだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「いま国民は、民主党に対して“よくも裏切ったな”“二度と票を入れない”という気持ちだと思う。鳩山首相の時までは『国民生活が第一』という理想を実現しようとしていた。ところが、菅内閣以降、理想を捨てて、自民党とまったく同じ政治を始めてしまった。なぜ、歯を食いしばって自民党とは違う政治を貫かなかったのか。官僚のムダ遣いにメスを入れる公約はどこに行ったのか。国民は自民党政治に嫌気がさしていたのだから、多少の失敗をしても、民主党らしさを失わなければ支持してくれたのに、本当にバカですよ。民主党の政党支持率がわずか10%に落ち込み、『橋下新党に期待する』が54%に膨らんでいるのを見れば、いかに国民が民主党に失望しているか一目瞭然です」
◆「小沢排除」から始まった民主党の崩壊
こんなバカなことになったのも、すべて「菅・仙谷・野田」の反小沢一派が、小沢一郎を排除したからだ。
反小沢一派は、大マスコミと一緒になって小沢一郎をワル者に仕立て、党員資格まで剥奪してしまったが、政権交代の立役者である小沢一郎が実権を握りつづけていたら、ここまでヒドイ政党にはなっていなかった。
つい最近の発言を聞いても、小沢一郎は民主党らしさを失っていない。
「野田首相にはもう一度、政権交代の時の原点を思い起こしてほしい。消費税の議論が別に悪いと言っているんじゃない。やっぱり、約束した物事の筋道、順序がある」(BS11)
「歌を忘れたカナリアは、我々ではなく、あの人たちだ。忘れた人たちが離党すればいい」(ネット番組)
「民主党崩壊の“A級戦犯”は、仙谷由人や前原誠司です。政権与党の経験者がほとんどいなかった民主党は、政治の裏も表も熟知している小沢一郎に頼るしかなかったのです。毒のある男ですが、彼しか政権運営ができないことは分かっていた。なのに、自分たちで権力を握りたい仙谷や前原は、小沢を排除してしまった。その揚げ句、政権運営に行き詰まり、結局、自民党と同じように“官僚丸投げ”になってしまった。民主党が支持を失った原因は、すべてここにあります」(政治評論家・本澤二郎氏)
国民がノーと言っているのに、消費税アップで突っ走る野田首相が退陣するのは当然だ。しかし、3年前の政権交代はなんだったのか。政治不信だけを残した民主党の責任は本当に重い。
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