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http://www.mbs.jp/voice/special/201202/16_216-1.shtml
■緊急取材「【1】米国流教育改革の“落とし穴”」 2012/02/16 放送
特集です。
知事時代からの目的、大阪の「教育改革」を進めている橋下市長。
「VOICE」では、教育先進国のアメリカに「教育改革」のヒントを求めて緊急取材しました。
教員への対応を厳しくしたアメリカで見えてきたものとは。
ちょっと驚く実態でした。
(中略)
--------------------以下は番組末尾------------------
10年前、法律の導入にもかかわった教育学者はいま、この法律は失敗だったと断言する。
<ニューヨーク大学(教育学) ラビッチ教授>
「(訳)私は教育の歴史を専門にやってきたが、この10年を振り返ってみると、民営化が推進され、テストが重視され、教師への罰則に重きがおかれ、教育制度上、もっとも悪い時期だった。教育の質は上がるどころか、かなり下がったと思います」
<記者>
「これが大阪の教育基本条例案なんですけどぜひ、読んでいただいてご感想いただきたいのですが」
取材班は、「大阪維新の会」が制定を急ぐ「教育基本条例案」の全文を英訳したものを見てもらうことにした。
教授は条文の半分近くが、教員に対する懲戒や免職の規定で占められていることに驚き、こう切り出した。
<ニューヨーク大学(教育学) ラビッチ教授>
「とてもショックだわ。これは教師に対して、とても原理主義的で敵対的な態度をとっている。子どもたちを預ける専門職とは見なしていない。罰罰罰、すごくネガティブな姿勢なので、私が教師だったら別のところで教えるでしょう」
「維新の会」の条例案は、アメリカの「落ちこぼれゼロ法」と共通点が多いという。
<ニューヨーク大学(教育学) ラビッチ教授>
「この大阪の条例はアメリカのNCLB法の轍を踏むことになるでしょう。先生が処罰されたり、いい教師が現場を去るでしょう。私はアメリカの子供たちの教育をとても心配している。でも、あなた方は日本の子供たちのために心配しないといけないわ」
多くの教育者や生徒、親たちから「失敗だった」との声が上がるアメリカの「教育改革」。
大阪が進もうとしている道の先に、同じ落とし穴はないのか?
今後、十分な議論が必要だ。
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2.16VOICE「米国流教育改革の落とし穴」
http://youtu.be/wlXjGRLdVOw
MBSの秀逸番組です。テレビ局が削除しますので、早めにご覧下さい。今日(2月17日)も続編が放映されます。11分44秒
ところでこの番組、橋下大阪市長もご視聴なさったと見えて、相当にご立腹のご様子。
MBS番組に怒り心頭の橋下徹(【堺からのアピール】教育基本条例案を撤回せよ)
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/3105675.html
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