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政局動向の鍵を握る輿石・小沢・鳩山会談の内容を問う
http://www.amakiblog.com/archives/2012/02/17/
2012年02月17日 天木直人のブログ
私は2月7日のブログで「 輿石・小沢会談ですべてがわかる。
はやくやってくれ」と題して次のような事を書いた。
私は世の中にメッセージを送ったり、世の中の反応を見るためには、
ブログであえて乱暴な物言いで書いくことにしている。
これもその一つであった。
「 政局がらみのニュースの中で私がもっとも注目したのがこれだ。
すなわち輿石幹事長が6日の記者会見で公言した。 消費税増税
問題で小沢元代表と話し合ったり、意見交換をする場面が出てくる
かもしれない、と。 上等だ。 一日も早くそれをやってくれ。
メディアは輿石幹事長のこの言葉を忘れずに一日も早い輿石・小沢
会談の実現を要求し、その会談内容を国民に伝えるべきだ。 それに
よりすべてが明らかになる。 輿石幹事長は野田首相と消費税増税
をとるのか、小沢元代表の消費税増税断固阻止の立場をとるのかが
わかる。輿石幹事長はどこまで小沢代表を裏切って権力亡者に成り
下がったかがわかる。それで野田政権の命運が決まる。輿石幹事長に
対する小沢氏の発言で小沢元代表のとる道がわかる。なによりも野田
首相、輿石幹事長、小沢元代表の不透明な関係がはっきりする。
輿石幹事長よ。一日も早く小沢元代表との会談を行なってほしい。
メディアはその事を輿石幹事長に迫って欲しい。 物事ははやく
はっきりさせたほうがいい。おもしろくなってきた。」
やっとその会談が2月16日に行われたらしい。
きょう(2月17日)の各紙が一斉にそれを報じている。
しかし、これほど重要な会談であるのにどの新聞もこれを一段の
小さな記事で済ませている。その内容も木でハナをくくったような
無意味なものだ。
すなわち17日に閣議決定する「社会保障・税一体改革大綱」に
ついて説明した輿石幹事長に対し、鳩山氏が「このままでいくと党
がおかしくなる」と危機感を示し、これに小沢氏も同調した、という
ものである。
これだけでは何わからない。
そんな中で唯一産経新聞だけが少し詳しく報じていた。
しかし、そこで書かれている事は野田・輿石・小沢の関係の不透明
さだけである。
労組出身の輿石氏は「組織の維持」を最優先に党の分裂を避けよう
とするだろう。もともと輿石氏は小沢氏との関係が良好である。
しかし「野田首相は社会保障と税の一体改革に不退転である。小沢氏
に擦り寄った時に野田首相は輿石幹事長を切るだけの体力が残されて
いるだろうか、
というものである。
しかしこの産経新聞の記事は根拠のない推測記事である。
推測なら私でもできる。
そして私の推測は産経新聞のそれと真逆だ。驚くような談合が
行なわれていた可能性もある・・・
◇
消費税増税 輿石氏が小沢、鳩山両氏説得も「このままいったら大変になる」と反対
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120217/stt12021709240001-n1.htm
2012.2.17 09:24 産経新聞
民主党の輿(こし)石(いし)東(あずま)幹事長が16日、消費税増税に反対する小沢一郎元代表と鳩山由紀夫元首相への説得に動き出した。小沢氏らとのパイプ役を期待されて野田佳彦首相から幹事長に迎えられた輿石氏にとって真価が問われるときだ。ただ、そこは労組出身者らしく「組織の維持」を最優先させる輿石氏。党の分裂を避けるために、立場を豹(ひょう)変(へん)させる可能性もある。(坂本一之)
16日夜、輿石氏は小沢、鳩山両氏を都内の日本料理店に招き、約2時間にわたって意見交換した。
6日の記者会見で「機会があれば話し合ったり、意見交換したりする場合も出てくるかもしれない」と語っていた輿石氏が、いよいよ腰を上げたといえる。
ただ、会談後の3氏は、赤ら顔をみせながらも表情は硬かった。
会談では、小沢、鳩山両氏が消費税増税について「このままいったら大変になる」と訴え、あくまでも現状では反対する考えを示した。16日午後の記者会見で「説得するとかしないとかという話じゃない」と強調した輿石氏は聞き役に徹したとみられる。
政権交代後は頻繁に行っていた3者会談だが、今年は初めて。輿石氏と小沢、鳩山両氏との距離は微妙になり、3氏は酒で紛らわすしかなかったようだ。
「小沢さんは消費税増税をやる前に無駄削減や議員定数削減などやることがあるという考えだ。それは間違っていない」
輿石氏は最近、周辺にこう漏らすことがある。小沢氏も消費税増税に根っこから反対しているのではない、というのだ。そこには、小沢氏の説得は執行部内で自分にしかできないという思いもある。
実際、政権中枢部と小沢氏らとの溝は広がるばかりだ。岡田克也副総理は「昨年末の党内議論で(大綱決定に向けた)手続きは済んでいる。その辺をよくご存じでないのかもしれない」などと挑発すれば、小沢氏も「歌を忘れたカナリアはどっちだ」と反発する。
小沢氏はすでに、輿石氏には内々に「法案に反対する」と明言。16日に国会内で開いた、自らが会長を務める「新しい政策研究会」には93人が集まり、増税反対勢力の「頭目」として存在感をみせた。
輿石氏はこれまで、「幹事長を受けたからには首相を徹底的に支える」と公言してきた。今回も、その一環といえる。しかし、組織の維持を最優先させる輿石氏の動きが政権運営にプラスになったことは少ない。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加をめぐる対立が深まった昨年11月、輿石氏は慎重論が多い情勢を首相に直訴し、首相の参加表明の記者会見を1日遅らせた。ところが、それがかえって世論の支持を下げ、「決断できない首相」のイメージを植え付けさせた。
もともと輿石氏は、首相よりも小沢氏との関係が良好だった。今回の消費税議論でも、いつの間にか小沢氏にすり寄る可能性もある。そのとき、首相に輿石氏を切るだけの体力が残されているかどうか。
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