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傲岸不遜な首相にむかつく国民 極めて危険な百姓ヅラの考え方
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2012/2/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
法律を成立させたあとに選挙をやるというのは順序が逆さまの大ペテンだ
「野田首相、あんたの顔は見たくない」――。
ネットで検索すれば、こんな書き込みが何十万件とヒットする。「誠実そうに見えない」「顔も政治も汚い」「頼むから辞めてくれ」といった具合だ。いかに多くの若者が野田にウンザリしているかの表れだろう。
若者だけじゃない。大手メディアの野田内閣の支持率もつるべ落としだ。最も低かった日テレの調査では25%、FNNと産経が26%、ANNは28%と、先月から軒並み10ポイント前後下落し、あっさり2割台の「危険水域」に突入した。不支持とダブルスコアになっている調査まである。
言うまでもなく、支持率急落の最大の原因は、「不況と増税」だ。「政策が支持できない」がトップで、朝日や読売新聞の調査では、消費税率10%の増税に5割近い国民が、ノーを突きつけている。大不況が進行中なのに、国民のために増税をやるんだと言い張る野田に対して、みんな、冗談じゃないと思っているのだ。
「それにしたって、この数字はひどい。政権発足から半年もたたずに、6割近くあった支持率が半減してしまった。鳩山も菅も麻生も、政権末期の支持率はボロボロだったが、鳩山は親からの“巨額子ども手当”があったし、菅は外国人献金、麻生は連夜のハシゴ酒やバカな発言で窮地に立っていた。それに比べて、野田には個人的な不祥事はない。大マスコミもたいこ持ちをしてくれている。それでも、このテイタラクだから、よっぽど嫌われているんですね」(官邸関係者)
◆国民の拒絶に気付かないストーカー首相
本来なら大いに恥じ入り、猛省すべきところだ。それなのに、野田は呆れたことに、国会で「支持率低下に右往左往してはいけない」と昔の自民党の首相みたいに居直っている。
「批判とどう向き合うかが私たちの役割」とか言い、「国家国民のためだということならば、厳しい世論でも説得していくことを覚悟しないといけない」と、あくまで自分は正しいと消費税増税に突っ走るつもりだからア然だ。
こういう野田の傲岸不遜な態度に、国民は心の底からむかついているのである。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「野田首相は世論を『説得』すると言うが、国民に『納得』してもらうのが政治なのです。説き伏せようというのは、あまりに傲慢。前世紀の考え方だし、民主主義にも反しています。野田首相は顔だけは庶民のフリをしているが、松下政経塾で特異な政治教育を受けてきた人物です。地元を回って庶民の声を聞き、現場から這い上がってきたわけではない。上から『これが政治だ』と押しつけてくるのはそのためです。国民は彼のそういう本性に気づいてきた。新聞TVの大宣伝にもかかわらず、この支持率では、2割を割り込むのは時間の問題。それでもこの首相は目が覚めないのだから、国民にとっては悪夢です」
どんなにイヤと拒絶されても気づかない。自分のやっていることが国民のためになるとカン違いしている。
これじゃあ、その辺のストーカー男と何も変わらない。
◆「国民生活は二の次」「官僚依存回帰」のデタラメ政権
なぜ国民が怒っているのか、野田にはサッパリ理解できないらしいが、小沢一郎民主党元代表は13日、講演で野田政権をこう批判していた。
「自民党政権と同じことをやっていて、カネがないのは当たり前だ。我々はそれを変えることを前提に(マニフェストを)組み立てたのだから、変えずして『カネがない』というのは、いただけない話だ」
その通りだ。経済アナリストの菊池英博氏がこう言う。
「民主党は政権交代前、一般会計と特別会計の合計207兆円を一緒にして、ムダの削減などで新たに16・8兆円の財源を捻出できるとマニフェストで言ってきました。その約束はどうなったのか。やりもせずにあきらめるのでは、納得できるはずがない。予算を一から組み替えるどころか、『埋蔵金はない』と言い張る財務省の言うがまま、特別会計に手を突っ込まず、『官僚依存回帰』『国民生活は二の次』の予算編成に突っ走っている。こんなメチャクチャな政権はありませんよ」
ここにきて、自民党時代よりもひどいインチキとデタラメも横行している。露骨なのは、国庫から補助金が出ている官庁の「基金」が急増していることだ。基金は1年限りの一般会計と違い、何年にもわたって使える官僚のヘソクリみたいなもの。役人たちはこのカネで天下り先を乱造してきた。民主党は「基金にも切り込む」と言っていたが、フタを開ければ、10年度末の基金の数は3859、5年前の4倍超だ。保有額は3兆4397億円で、5倍増。官僚のやりたい放題を許しているのだ。
震災復興のために組んだ2兆5000億円の4次補正だって、基金にジャブジャブ流れ、復興に使われるのは5000億円ぽっち。政権交代で国民のために使われるはずだった税金は、勢いを増して役人のフトコロに逆流しているのである。
◆増税の前に埋蔵金70兆円を吐き出せ
野田政権と大マスコミは「財源がない」「増税しないと日本は破産する」とあおっているが、「フザケルナ!」だ。霞が関には削れるところが山ほどある。前出の菊池英博氏がこう続けるのだ。
「特別会計にはまだ70兆円もの埋蔵金があります。まず、国債が売れないときのために用意している国債整理基金の積立金です。10年度は13・7兆円を計上しているが、市場はカネ余りで日本国債は飛ぶように売れている。取り崩しても問題ありません。実はこの年、翌11年度分の国債の借換債を前倒し発行していて、その金額は16・9兆円分。これは明らかに財務省の“財源隠し”で、本来は必要のないカネです。次に、財投債の金利リスクに備えるための財投特会19・7兆円も、金利の変動がない現状では不要。そして、為替の含み損補填のための外為特会19・6兆円も、円高・ドル安がこれだけ進行し、ドル建て資産を当面塩漬けにするしかない今となっては、取り崩すべきです。計約70兆円が活用できるのです」
そんな事実はヒタ隠しにして、消費税増税に突き進む野田は、揚げ句、「(増税)法案が通った後、実施前に信を問うやり方にしていきたい」とか開き直っている。法律成立後に選挙をやるなんて、順序が逆さま、こんなインチキは前代未聞だ。
景気がますます悪くなっているのに、進行するデフレ・円高を放置し、経済政策は何もなく、増税ばかり口にする狂気の首相。権力維持のために官僚にすり寄り、国民ダマシを屁とも思わない希代のペテン師。それが野田の正体だ。百姓ヅラでも、この男の考え方は極めて危険である。
国民大多数の声に従って、国会は一刻も早くこの男を追放することが責務になってきているのだ。
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