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（ダイヤモンドオンライン）
＞橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」が3月に開講する「維新政治塾」に、全国から地方議員や元国会議員、官僚、弁護士、医師など3326人の応募があった。維新の会は次期衆院選で塾生らを中心に候補者300人を擁立し、200議席の獲得を目指している。
http://diamond.jp/articles/-/16139
私は正直、一昨日まで、大阪維新の会が次の衆院選で３００人ほどの候補者を立てるなんて話しは知らなかった。
というより、そんなお金をどこから集めたんだか疑問に思っているんですが、とにかく３００人を擁立して２００議席前後の獲得を目指してるらしい。
昨今（？）の新党ブームで躍進した政党といえば、９３年の日本新党だ。
たしか４０議席ほど獲得したと思うのだが、食い潰した相手は自民党じゃなくて社会党からだったんですよね。
小沢一派などが自民から抜けたので、確かに自民党は一度下野したのですが、
自民党はあのときの選挙で負けてないんですよ。逆に１〜２議席増やしたんです。
で、そんな日本新党も翌年に解党し、新進党に吸収されたわけですが、
こんなものじゃないですか 今回の大阪維新の会も。
解党しなくて、存続しても、
まあ、ようするに第３自民党が一つ増えるだけなんですよね。
自民党が第１自民党。民主党が第２自民党。大阪維新の会が第３自民党。
そうでしょ。
いずれも親米の右派政党で、政策も似たり寄ったりだ。
次の選挙で、民主党を食い潰して躍進すると思うのだが、
私は日本新党同様、獲得議席は４０〜５０あたりまでだと思っている。
なにより、この政党はＴＰＰ参加を明確に支持しているので、
田舎で議席を取るのは難しいでしょう。
それに、マスコミが必死にこの大阪維新の会を持ち上げているが、国政選挙ともなると
そんなに甘いもんじゃない。
ましてや、小選挙区制の下で、
０からの政党が ０から１００ ０から２００なんてことはとうてい無理なことだ。
つまり、躍進はするが、大躍進はしないというのが私の見方だ。
そして、自民党・公明党・大阪維新の会
この３党で政権与党になると思っている。
まあ、ようするにこの橋下徹も小泉みたいな新自由主義の広告塔なんですよ。
橋下をかついでイケイケドンドンで新自由主義政策を推し進めよう。というのがマスコミの考えだ。
だが、同じ人気者でも、小泉と橋下では質が違う。
あの人は特別だったんです。
今、国民が本当に求めてるのは左派的なものである。
終身雇用の復活や最低賃金の引き上げや、ようするに「労働環境の改善」だ。
なんとか自分や自分の家族が食いっぱくれないように、安定した生活というものを保障して欲しいのだ。
しかし、大阪維新の会が目指してる政策とは、そんな国民の要求とは正反対である。
ＴＰＰ参加支持などの「対米追従」で、日本人が安定した生活を送れるわけがない。
もう一度言うが、同じ人気者でも、橋下と小泉では質が違う。
橋下徹や大阪維新の会の人気はそれほど長続きはしない。
大阪で大躍進したのは、所詮地方レベルだからだ。
橋下は小泉にはなれない。
橋下は小泉にはなれないんですよ。
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