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橋下維新は霞ヶ関解体だけでいいです!日本解体はお断りです!
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-f756.html
2012年2月15日 太陽光発電日記by太陽に集いしもの
次の選挙で都市部を席巻し、キャスチィングボードを握りそうな橋下大阪市長の大阪維新の会の出した”船中八策”が話題になっています。
参院廃止・改憲など柱 維新の会「船中八策」の骨格
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201202130080.html
大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、衆院選向けの公約集「船中八策」の骨格をまとめた。橋下氏が主張する「決定できる民主主義」の考えに沿って、大都市制度改革のほか、首相公選制の導入や参院改革を含む改憲、年金などの社会保障制度改革など八つの柱で方針を掲げている。維新の地方議員や3月に設立する維新政治塾での議論も踏まえ、最終決定する。
船中八策では「地域が自己決定、自己責任、自己負担で自立する」(維新幹部)ことを基本的な理念とする。国と地方の役割分担を明確にし、大阪の都構想のように各都市が統治機構のあり方を自ら決められる仕組みづくりを求める。
各論は、統治機構の変革▽行財政改革▽公務員制度改革▽教育改革▽社会保障制度改革▽税制を含む経済政策▽外交・防衛▽憲法――の八つの柱で構成。
改憲が必要なテーマでは、国民が直接首相を選ぶ公選制導入や、参議院の廃止とそれに代わる首長兼務の国会議員による「国と地方の協議の場」の設置を掲げる。改憲に必要な衆参両院の同意を3分の2から2分の1へ引き下げることも打ち出す。
国の財政では、国債などの返済・発行を除く歳出と歳入を均衡させる「基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化」を打ち出すほか、国会議員の定数・歳費の削減も盛り込む。年金制度については、掛け捨て制と積み立て制の併用を検討。経済政策では、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加も含めた自由貿易圏の拡大、規制緩和や法人税引き下げを掲げる。
不適格な公務員の分限処分を明確に打ち出す府市の職員基本条例案を国に適用することや、教育委員会の設置の選択制、低所得層への学習塾費用などの助成も打ち出す。外交・防衛では日米豪の3カ国同盟を提案。在日米軍基地の問題では「沖縄の負担軽減を日本全体で考える」との方針を示している。(池尻和生、坪倉由佳子)
2012年2月13日 朝日新聞
民主もダメ・自民もダメということで、国民の期待を裏切ってきた既成政党に変わる第三極の有力結集軸と、絶大な国民の期待を受けている”大阪維新の会”が出した国政改革の基本方針ですから、マスコミ各社が大きく取り上げ、ネットで議論が盛り上がるのも当然ですが、なんか一昔前の”狐目DNAのコイズミまつり”の再来を見ているようで、冷めた気持ちのほうが強いです。
最近、橋下氏の近くで見え隠れするようになってきた”コイズミ改革新興利権グループ”ともいえる、チョーセン帰化系の新興企業=オリックス・ソフトバンク・光通信の放つ香ばしいにおいが、土着日本人の自分の生理的嫌悪を刺激しているんでしょう。
”反職員労働組合・反官僚機構を鮮明に、税金にたかる連中の既得権をつぶす”という点では、反対する人は誰もいないでしょう。その構図はコイズミ改革詐欺の時も同じでした。ただ”霞ヶ関の抵抗勢力をぶっつぶす!”といわれて大多数の国民が支持したあげく、結果的にはマネーゲームが横行し、渡来帰化系の新興企業がぼろもうけした一方で、”日本がぶっつぶされた!”悪夢を思い出さないわけにはいきません。
自分にしたら、”日本を道州制にすれば無駄がなくなり日本の未来はばら色”というフレーズが、”郵政民営化を実現すれば日本の未来はばら色”というフレーズと同じ、裏づけのない胡散臭いキャッチコピーに聞こえてきてしまうわけです。
巧みに組み合わされた法律のしがらみの中で、官僚のつじつま合わせのトリックでからめとられていくしかない官僚支配の実態を考えたら、”首相を公選制にして権限を強めたらリーダーシップを発揮して、大胆な改革ができる!”なんて小学生のプレゼンみたいな無邪気な発想は出てこないと思います。
大胆な改革というなら、むしろ法律の運用諸則などの適用基準を柔軟対応できるように、法の拡大解釈運用を可能にする追加条文を一括成立させることで、官僚の規制力を一挙に奪い去る”大岡裁き条項”とかを、すべての法律に一括適応するようにしたほうが現実的に行政の無駄を大幅削減できると思いますがどうでしょうか。
官僚がごちゃごちゃ法的にどうのこうの言ってきても、”そんな枝葉末節でなく、そもそもの立法の趣旨をベースに考えろ!細かい条文のつじつまあわせより、大枠での常識的判断が優先すんだ!大岡裁きは日本の常識じゃ!”と一喝して、現実的常識的対応ができるようにすれば、屁理屈コネのつじつまあわせの能力ばかり磨いてきた腐れ官僚幹部なんかは沈黙だと思いますね。
むしろ、人気投票に流れ、パフォーマンスばやりのポピュリズムに流れそうな首相公選制の危険のほうを考えたほうがいいです。
マスコミの世論誘導に載せられる国民のほうが多数を占めるような今の日本で、人気投票で首相が決められ、そこに権力が集中するようななことが行われたら、日本のメディアを支配する電通とそこを通して日本を動かそうとする外国勢力の支配力が増す危険の方を心配してしまいます。大量の中高年女性の支持で韓流総理誕生とかいわれたら卒倒してしまいますよ。
どうしても首相公選にしたいなら、外国政府の受注を受けて、世論誘導を行うことが許されるような既存マスコミの独占的な既得権益を解体し、成熟した世論が生まれる政治土壌が大前提になると思いますが、首相公選ということは日本の元首を天皇陛下でなく総理大臣にするということで、それじゃあ日本じゃなくなってしまうだろうというのが土着日本人としての最大の危惧です。
はっきりいって、橋下さんに流れている血は、もとからの日本人とは違いますから、日本人独特のこだわりに対する思いやりに欠けているところがあるので心配です。
韓国とかアメリカとか歴史的文化的蓄積がない国と、日本のように歴史的に”くに”として形成されてきた地方行政をベースにしてきた国を同じに考えれるのも、DNAの違いから来る気がします。
歴史文化風俗と密接にかかわりのある日本の地方を、いきなり行政効率という基準で道州制のくくりで一元的に管理する発想は、土着日本人からしたら強烈な違和感があります。
渡来人遺伝子のコイズミ政権以降の自民公明が進めた”平成の大合併”で”氏族発祥の地であった自治体”が消えた寂しさ・・・氏族の歴史を奪われたような喪失感というものは、理解不能なんでしょうね。
橋下氏には、霞ヶ関の既得権益解体については大いに期待していますが、海外勢力と結びついた新興利権グループへの利益供与、日本解体の可能性については警戒感を持って見続けたいと思います。マスコミが持ち上げる〜あやしい〜そんな目で見ていきたいと思います。
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