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6900億円の追加支援を受けてなお傲慢東電VS無能政府
2012.02.14 :(まるこ姫の独り言)
東電は、どこまで言っても傲慢な企業体質だ。
>東電の「国有化」は不可避 経産相、経営権取得を明言
フジサンケイ ビジネスアイ 2月14日(火)8時15分配信
>東京電力と原子力損害賠償支援機構が申請していた約6900億円の追加支援が13日、枝野幸男経済産業相にようやく認定を受けた。
>経産相はこの日、東京電力の西沢俊夫社長らに対し、「十分な議決権が伴わない計画が提出されても認定するつもりは全くない」と明言、3月にまとめる総合特別事業計画で国が経営権を取得することを事実上の条件とする意向を示した。
会見後の会談で、東電の西沢社長は、”民間活力を発揮することは大事"だと述べていたが、独占事業のどこが民間の活力に値するのか。
あれだけの大事故を起こしておきながら、反省も不十分だし、発送電分離もせず、民間活力などと、どの口で言うのだろうか。
一企業が電力を独占しておいて、活力が湧くなどはあり得ない。
発送電分離をして、いろんな企業が電気事業に参入出来てこその民間活力だろうに。。。。。
都合のよい時だけ、“民間”を強調する、独占企業の厚顔な思考には辟易する。
>東電は昨年11月に約8900億円の資金援助が認められたが、1月30日時点で実際の支払額は約3500億円にとどまり、支払いの遅れに対する被害者からの不満は消えない。
しかも、前回8900億円物資金援助を受けておきながら、被害者への支払額は3500億円とは、これいかに。
あれだけの大事故を起こして、東電だけでは賄いきれないとなると、政府支援は免れないのだろうが、それだったら、まず一番に被害者への補償を念頭に置くべきだろうに、本当に傲慢な企業としか言いようがない。
政府も政府で、本当に東電を従わせることができるのだろうか。
いつも威勢のよいことは言うが、すぐに尻すぼみになるのは周知の事実で、つい先日も公務員宿舎を5年で25パーセント削減と発表したが、(私はこれでも手ぬるい数字だと思っている)、これが、全く手つかずだと言う。
未だ、削減、見直しの資料が、何も出来ていないと言うから驚く。
その場、その場を口当たりの良い発表をしてやり過ごすだけで、その後はなんの発表もしないから、官僚の思うようになっているのだろうと想像はつく。
口ばっかりの政府は、東電も官僚も見透かしているのだ。
世論の反発が大きい時だけ、首をすくめてやり過ごしておけば後は、自分達の思い通りに政治を動かすことができる。
何年もこの繰り返しでは、日本が沈没するはずだ。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/02/vs-78d4.html
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