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「最高裁事務総局にパイプのある民主党幹部が、(小沢氏)有罪の感触を野田首相に伝えている」(民主党ベテラン議員:サンデー毎日)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1401.html
February 14 ,2012 日々坦々
サンデー毎日が「小沢氏有罪」の可能性について触れている。
<タイトル>
仕組まれた「小沢有罪」疑惑
検察審査会の委員選出ソフトが初めて導入され、その後、異例の強制起訴・・・
▼6000万円の「くじ引きソフト」は改ざん可能
▼本誌記者取材に電話をたたき切った検審トップ
<リード>
≪ヒートアップする消費税政局の台風の目はやはり多剛腕゛だ。ひとたび造反を国にするや、国会は蜂の巣をつついた混乱模様。しかし、当の本人には催山会事件の判決が待ち構える。見渡せば検察が張り巡らせた罠ばかり。無罪と決めつけるのはまだ早そうだ。≫
これは必読、必買とともに周りの人に読ませて欲しい記事である。
この記事の検審の内容は、小沢支持者ならば、だいたい知っていることだ。
だが、この一般週刊誌にこれだけ突っ込んだ内容が掲載されたことに意義があり、疑惑だらけにもかかわらず有罪の判決が出る可能性がある国家権力のデタラメぶりもよくわかり、是非、一人でも多くの人に読んで欲しい内容である。
興味深いのは、石川知裕議員の披露宴で読まれたという新婦・香織さんの挨拶文だ。両親への感謝の言葉の前に読み上げたという。
記事では、「小沢裁判」の背景を探ると、検審員の中立性を揺るがしかねない疑惑が浮かんできた、として次のように書いている。
≪検審ソフトの実態に詳しい関係者が明かす。
「このソフトで出来る候補者名簿は、予定者名簿ファイルを最高裁事務総局にいったん送り、帰ってきたデー夕を再びソフトに投入して作成されます。問題なのは予定者名簿に登録されていなくても、新たに別の候補者を直接入力することが可能な点です。
候補者名簿のデータはチエツクされないため、意図する人を潜り込ませることができるのです」
候補者情報の更新は、不適格の理由を選んで承認しボタンを押すだけで可能なのだ。
「当選させたい人以外にチェツクを入れると消去される。くじ引きの結果は無作為とは程遠くなる」(前出。関係者) のが実情だという。≫
また、2回目の議決が民主党代表選の当日だったことについて、次のように書いている。
≪東京第5検察審査会は2010年9月14日、小沢氏について2度目の「起訴相当」と判断し、強制起訴に至った経緯も不自然に見える点がある。
「起訴相当」と判断したのはなんと民主党代表選当日。「議論が煮詰まった」との声が上がって議決に持ち込まれた。代表選で小沢氏の落選が決まる約30分前のことだ。
小沢氏に近い民主党関係者が推測する。
「代表選にぶつけた異例の議決は、検審事務局や最高裁事務総局が小沢氏起訴に導きやすい検審員を選んだ証左ではないか」前述のソフト導入の経緯を踏まえれば、そんな疑間が出てくるのはもっともだろう。≫
こんな疑惑だらけの裁判が、まともな思考ができる人間ならば、「おかしい」と思わないほうが異常であるように思えるが、そこは「小沢=悪」と20年以上も偏向、捏造、リーク報道を続けてきたマスメディアの洗脳は、簡単には解けないだろう。
この検察審査会の議決で決定的な影響を与えただろう検察からの捜査報告書も、田代政弘検事により捏造されていたことが判明し、裁判そのものの根拠も崩れ、継続も疑問視されている中でも、考えられないが、まだ「有罪にもっていく」という強い意思が働いているようだ。
この記事で一番気になる、その部分を抜粋してみる。
側近の話として、「小沢有罪」が出る可能性を次のように書いている。
「4月下旬に小沢氏に対する判決が出ます。
現時点では無罪の公算が大きい感触ですが、首相周辺からは、小沢氏が有罪になれば側近たちとまとめて大型連体明けに除名するシナリオが漏れ聞こえています。
党内の造反ムードはしぼみ、6月と見込まれる消費増税関連法案の採決に安心して臨めるからです」
有罪判決の可能性は十分「そんな見立てに沿った筋書きを野田首相らは描いているという。
「最高裁事務総局にパイプのある民主党幹部が、有罪の感触を野田首相に伝えている」(民主党ベテラン議員)との証言もあるほどだ。
最高裁事務総局にパイプがあるというのは仙谷由人だろう。
今国会から、内閣法制局長官の国会答弁を再開させたのも仙谷だろう。
また、事務次官会議を定例化させ実質復活させたのも、官僚主導政治への逆行であり、仙谷あたりが官僚に恩を売り、最高裁事務総局を通して借りを返してもらおうという魂胆も見え隠れし、石川議員の推認判決のような暗黒判決がなされる可能性は十分あるだろう。
今週、2月17日に石川知裕氏の供述調書採用の可否が東京地裁によって決定されることになっている。
もちろん、この流れで行けば「却下」されることは当然なのだが、そこは、検察が大久保秘書を逮捕した時から始まった国家権力による暴走は、留まることなく今日まで続いてきているだけに、もし、「却下」されたとしても、こじつけて4月に「有罪判決」を出すことも十分留意しておく必要がある。最低・最悪の想定をしておいたほうが、ショックがやわらぐというものだ。
この次の記事には、そんな不安を払拭してくれる、まさに勇気を与えてくれる文章があった。
石川知裕議員の結婚披露宴での新婦・香織さんの挨拶である。
この披露宴が行われた場所が、ANAインターコンチネンタルホテル東京(旧東京全日空ホテル)で、あの水谷建設元社長が5000万円の裏金を石川氏に渡したと証言した、といういわくつきのホテルだ。
石川氏は、
「サービスの良さや、都心という交通の利便性で選びました。私には何もやましいところはないので、あえてそこで行うことで(不正は) 一切ないことを訴えたい気持ちもありました」
と言っているという。それと、たぶん、裁判で名前が出て、連日報道されて、TBSでは捏造再現ビデオまで流されて、ホテルにも迷惑をかけたという、石川氏の気持ちもあったのだろうと思う。
では、新婦(旧姓:阪中香織) の挨拶を抜粋してみる。
≪主人とこうして結婚するきっかけになったひとつに『東京地検特捜部』というキーワードがあります。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私の父は東京地検特捜部に逮捕され、冤罪を訴えて闘ってきました。ここ数年は本当に嫌なことばかりでした…≫
香織さんの父は09年に証券取引法違反(偽計)容疑で逮捕・起訴され、後に有罪判決が確定している。
≪権力というものを前にしては、どうすることもできないものなんだなと絶望的な気持ちになりました。(中略)それからしばらくして主人と出会いました。それまで父のことや自分の体験を話したことはありませんでしたが、この人なら苦労を分かち合えると思い、自分から話を聞いてもらったのを覚えています。初めて会った時から、面会の話や家宅捜索の話で盛り上がり、意気投合しました≫
≪私も一度は権力によって人生をめちゃくちやにされかけましたが、最終的には私のあの体験の分はきちんと取り返してやった、と思っています。(中略)結局、権力も前向きな努力だとか、人間の本質の魅力に惹かれる気持ちだとか、そういう純粋な情熱には勝てないのだと、私は自分の体験を通じて確信しました。現在、主人は権力と闘っていますが、きっと間違った権力なんかに負けるわけがないと信じて、これからも一緒に頑張っていきます≫
検察への闘争宣言≠フ趣だと、この記事では書いているが、まさに夫と共に一緒になって闘っていくという決意表明である。
香織さん芯の強さとともに、父親の逮捕によって「人生めちゃめちゃにされかけた」と言っているように、どれほど精神的苦痛を強いられたか想像を絶するだろう。
それでも力強く権力と闘う姿勢と、どう乗り越えていけるかのヒントを教えてくれている。
今もなお、国家権力による暴走で多くの人が苦しめられている。
まだまだ、国民による国家権力の監視が必要であることを改めて思わされた。
今後ともこのご夫妻を見守っていきたいと思う。
参照:
≪何の因果か!石川議員の結婚相手・阪中香織さんの父親は、東京地検特捜部に逮捕されていた!≫
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1218.html
(本ブログ2011/10/1エントリー)
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