http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/206.html
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原発事故当時のさまざまな裏状況が暴露されてきた。収束と言うが、このままではもう一波乱ある。
http://31634308.at.webry.info/201202/article_12.html
2012/02/12 21:17 かっちの言い分
『東電、原発線量マップ、まず米側へ。 公表の1カ月以上前』の記事を読んで、皆さんはどう思っただろうか?東電はひどい奴だと思った方もいるだろうと思うが、これで読んで、まず菅元首相の顔が浮かんできた。こんな重大な情報を、他国の機関に、東電という半官体質の企業が勝手に出す訳がないと考えるのが普通である。
東電、原発線量マップまず米側へ 公表の1カ月以上前
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021101001897.html
東京電力が昨年4月下旬に発表した福島第1原発敷地内の放射線量マップ(サーベイマップ)は、公開の1カ月以上前に東電から米原子力規制委員会(NRC)に提供されていたことが11日、分かった。東電によると、サーベイマップは更新して逐次送っていた。経済産業省原子力安全・保安院には米側への提供の翌日になって報告を開始したという。
では、誰がデータを出していいと許可したかというと、政府トップで原子力災害対策本部長の管元首相以外にはいないと考えるのが妥当であろう。当時、全てを仕切っていた菅氏が日本の危機情報まで外国に出したのは、日本より米国の方を信用したのだろう。米国から何かお助けしましょうかと話があったとき、飛びついたのだろうと考えている。管氏は、人を信じ任せることが出来ないリーダーである。代表選挙のあと、自分でノーサイドと言っておきながら、小沢氏の党籍を停止し、座敷牢に入れた。とても一国のリーダーとしての度量はなく、あまりにも器が小さい。原発処理も、安全保安院を信用していなかったのであろう。
リーダーたるものは、使えない組織でも使いこなしていくのが本当の姿である。対策会議で聞こえてくるのが管氏の怒鳴り声だけだったというのでは、あまりに国民は不幸であった。管氏が対策委員長で無かったら、原発の大爆発も無かったかもしれない。
SPEEDIの話も政府内では公然の事実で、どこの地域が汚染されていたかわかっていた。当時の枝野官房長官、岡田幹事長が福島に原発事故の慰問に行ったとき、出迎えた関係者はマスクもせず作業服で対応していたのに、枝野氏、岡田氏はまるで福島原発事故現場で作業するような完全装備の姿で握手していたのは、異様な光景であった。政府内ではSPEEDIによって、訪問する地域が如何に危険であるかわかっていたのだ。その時はまだSPEEDIの情報は国民には知らされていなかった。
本来、自分の命を犠牲にしてでも国民を助けるのが、政治家というものであろう。選挙で大敗しても責任を取らない神経では、それを望んでも無駄というものだが。NHKのドキュメンタリーで、枝野氏が直ちに影響がないと記者会見している頃、原発近くの住民が避難していた浪江町の近くの集会場周辺の放射能を大学の研究者が調査して、規制値を大幅に超えることを明らかにした、と言っていた。その研究者が独自に調査していなければ、集会所にいた住民は大量に被ばくしていた。
文科省はその地域は放射能のホットスポットであることを把握していたにもかかわらず、米軍には知らせたが住民には知らせていなかった。当然文科省が知っていることは、政府トップの当時の菅首相も知っていたはずであるが、風評被害を恐れたと言って、国民には知らせなかった。これは犯罪である。前述した集会場に避難していた住民も、研究者が知らせなければ、そのまま避難し続けて積算基準値をオーバーして被ばくしていた。自分たちは、しっかり完全防御していたくせに。枝野氏は、直ちに影響はないと言い続けていた。この程度の政府であった。
政府、東電が冷温停止と宣言した原発が、以下の見出しのように温度が上昇している。80℃を超えれば、もう冷温状態とは言えない。冷却水をどんどん増やしても冷えない。冷えないということは、冷却水が格納容器に貯まらず、溶融した核物質を冷やさず、どんどん容器から抜けていることを示している。今の注水量は、1日で原子炉全体が一杯になる量ということである。それでも冷えない。異常な状態である。
福島2号機容器が82度に、保安規定上限超す
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120212-OYT1T00271.htm?from=main1
この原因を温度計が故障している、などと言う。温度計は熱電対のようなものであろう。センサ自体が故障するものではない。そんな神頼みのような願望が報道に出てくること自体が極めてあやしいと思っている。小沢氏は、この原発事故を東電だけに任せておいてはあぶないと言っている。
東電にこのまま任せておいては、また第二の原発事故が発生することを恐れている。
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