★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK126 > 183.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
野田佳彦首相、岡田克也副総理らは、平安末期の「平家の公達」状況に陥っている(板垣英憲)
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/183.html
投稿者 判官びいき 日時 2012 年 2 月 12 日 09:43:14: wiJQFJOyM8OJo
 

岡田克也副総理がまたまた民主党の政権公約(マニフェスト)を破る発言をしている。衆院予算委員会(2月10日)で、「最低保障年金の創設を柱とした年金抜本改革案」を与野党協議開始後に撤回する可能性を示唆したのだ。読売新聞が2月11日付朝刊「1面」トップ記事でも報じている。これまでにすでに以下の公約破りを行ってきた。

@子ども手当の後退
A高速道路無料化の事実上の撤回
B沖縄普天間基地の海外、最低でも県外への移転の撤回

これらに加えて、今度は、国民の多くが期待していた最低保障年金の撤回である。そのクセ、消費税増税については、衆院議員任期4年の間は行わないと公約していたにもかかわらず、増税法案を3月末までに国会に上程して、今通常国会会期末の6月21日までに可決成立させると不退転の決意で臨んでいるというのも、公約違反だ。実施時期が、任期満了後になるからと言うのは、屁理屈である。

岡田克也副総理は、原理主義者だと言われているけれど、それならばなぜマニフェスト(政権公約)を必死に守るという原理原則を平気で破るのであろうか。これは、ご都合主義というものであり、原理主義に真っ向から反する行為である。こんなことをやっていたら、国民の信頼は絶対に得られないだろう。全国的に民主党の信頼が総崩れになりつつあるなかで、マニフェスト違反を重ねていると、本当に民主党は国民有権者から見放されてしまう。

岡田克也副総理は、もしかしたら民主党政権を終わらせようと考えているのであろうか。否、そうでないにしても、元来、自分の選挙を除いて、党全体の選挙で勝利した例は少ない。敗北の連続であるその代表例が、小泉純一郎首相が断行した「郵政解散」による総選挙では惨敗して、引責辞任している。いわゆる、「組織選挙」に弱いのである。2011年4月の統一選挙でも惨敗している。

最近の言動を見ても、民主党政権をいかに継続させるかについての発言が皆無に近い。任期満了(2013年8月29日)まで、あと1年半余りというのに、民主党の組織強化にほとんど手を打っていない。「自分だけ当選すればいい」かのようである。これは、野田佳彦首相から幹部のほとんどが岡田克也副総理に「右へならえ」している感がある。

これに対して、選挙のプロ中のプロである小沢一郎元代表は、気が気ではない様子だ。前々から「次の総選挙で民主党は惨敗する」と明言してきているが、最近はもっと踏み込んだ言い方をしている。朝日新聞が2月11日付朝刊「4面」で「『小党分立ならごちゃごちゃ』小沢氏」という見出しをつけて、次のように報じている。

「民主党の小沢一郎元代表は10日、BS11の番組収録で、大阪市の橋下徹市長が注目を集めていることについて『既成政党や政権交代を果たした民主党への期待はずれ、不信感。橋下さんに期待せざるを得ない気持ちの表れじゃないか』と指摘した。 そのうえで次期衆院選について『(どの党も)過半数を制するだけの支持を得られるかどうか分からない。(選挙後は)小党分立でごちゃごちゃの形になっちゃう。民主党が原点の気持ちを取り戻して、もう一度挑戦してもらいたい』と語った。」

民主党の幹部のなかには最近の小沢一郎元代表の発言について「存在感を示したいだけのパフォーマンス」とあざ笑う向きもあるが、これらはいずれも政権の座に安住している丸で平安末期の「平家の公達」のような感がある。野田佳彦首相は、消費税増税に反対している多くの国民有権者との距離を広げている。民主党幹部はじめ大半の民主党衆院議員は、次期総選挙でも再選できると思い込んでおり、やはり、多くの国民有権者との距離を広げている。この危機的状況を一番憂慮しているのは小沢一郎元代表とそのグループだけという嘆かわしい事態に陥っているのだ。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/cc9e667bf4e747c69059c882b5923434
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年2月12日 10:14:17 : zxFtz1Iofk
「平安末期の「平家の公達」というより鎌倉末期の北条得宗家(義時、泰時の末裔北条御本家)自分たち周囲の者らでで政治をもてあそんでいる。
滅亡は近い、鎌倉の御家人が誰も駆け付けなかった様にこいつらにも助けには来ない。

02. 2012年2月12日 10:37:56 : c1E9zM7KjA
民主党自爆を目指す岡田、もっともっとガンバレ! 「民主党」なんて言う単語がが、テレビ・新聞から消えるくらいまで徹底的に自爆しろ!

03. 2012年2月12日 10:46:30 : Jny2RmHXSQ
岡田克也は利己主義でしょう
現内閣はみんな
官僚もこれまでアホとは思ってもいなかっただろう
答弁書書くにしても官僚もかなりつじつまが合わなくなってきた
とりあえずあとからこそこそ答弁変更して国民には知らせず
質問者につけとどけ

04. たきちゃん 2012年2月12日 11:25:04 : xqqi7r7Xtc/sQ : oGt2NtOuC6

>>01. 2012年2月12日 10:14:17 : zxFtz1Iofk
「平安末期の「平家の公達」というより鎌倉末期の北条得宗家(義時、泰時の末裔北条御本家)自分たち周囲の者らでで政治をもてあそんでいる。

●平安末期の「平家の公達」=官僚でないか、投稿に同感
 平安末期は都で国司とかの官位をもらった公家が地方に下り、地方の豪族(武士)と甘い汁をめぐって対立した時代だ。これに怒った武士の一人が関東の平将門で都に謀反を起こしたのが939年だった。
 現代は、官僚があちらこちらに天下りして甘い汁を吸っているが、その一つが地方交付税の取り合いで、地方のリーダーと対立している。有名な話が、昨年の大阪の橋下の乱だ。そして、その地方の抵抗の嵐が中央に来ないように頑張って官僚を守っているのが今の民主党政権で、まさに平安末期の「平家の公達」である。
 平家政権は源頼朝などの地方の反乱をきっかけに滅びたわけであるが、現民主党政権も似たところがあると、板垣さんの投稿を読みながら感じたしだいである。
ジャンジャン


05. 2012年2月12日 12:52:28 : VrKSrhEXGg
>>04
平安貴族=高級官僚
という御説には賛成です。

でも、「地方」の代表が大阪の橋下というのはおかしいですよ。
大阪は腐っても「第二の首都」とも言える大都市です。
以前、石原東京都知事も「地方の首長として」みたいなことを言っていましたけど、
これもおかしい。名古屋だって「地方」と言えるかどうかギリギリでしょう。

こういう金持ちの大都会ではなく、財源を中央官庁に握られている地方の政治家が
本気で高級官僚と喧嘩できるか、という問題なのです。


06. 2012年2月12日 14:16:46 : H1b7QoseLo
>民主党幹部はじめ大半の民主党衆院議員は、次期総選挙でも再選できると思い込んでおり・・・

本当にびっくりですね! 全員落選かと思っていた・・・


07. たきちゃん 2012年2月12日 16:20:31 : xqqi7r7Xtc/sQ : oGt2NtOuC6
>>05. 2012年2月12日 12:52:28 : VrKSrhEXGg >>04
平安貴族=高級官僚という御説には賛成です。
でも、「地方」の代表が大阪の橋下というのはおかしいですよ。・・・

○ 05氏にほぼ同意
 指摘のとおり大阪や名古屋は大都市、地方の乱というには弱いところがありますが、選挙で橋下氏や河村氏を支持したのは既得権益に反対した人たちというように理解していただければと思います。今、そうした地方の抵抗が拡大しているのではないかと思います。
 続けますと、平安末期に、関東など反乱を起こした東国武士は、国司となってくる既得権益者の公家達と争い、武士のリーダーの源頼朝に加勢しましたが、このとき戦上手の義経が出てきました。彼は頼朝に従わず、既得権益公家グループから官位をもらって裏切りました。今、義経みたいな男としてあげれば、突然TPP賛成を言い始めた橋下さんかもしれませんね。橋下さんについては、もう少しみないと分からない面もありますが、知らずに既得権益集団に取り込まれた義経のような感じがします。
ジャン



08. 2012年2月12日 19:22:22 : PHukGgaCiY
>平安貴族=高級官僚

この説だと“傀儡”にすぎない民主党が崩壊しても、官僚は痛くも痒くもない。
また、官僚の敷いたレールに乗って政治をするだけの自民党が政権に戻るだけだから。
自民党政権は官僚に言われるがまま、消費税率を引き上げ、年金支給年齢を引き上げ、雇用のセーフティネットを縮小するなど庶民に痛みを伴う「改革」を強いる、他方で官僚の天下り利権は今までどおり温存するであろう。


■民主党政権の最大の功績は、日本の権力は我々が選ぶ政治家にはないとの事実を明らかにしたこと。
最大の罪悪は、選挙による政権交代という平和的かつ民主的手段で政治を変えるのは不可能ではないか
との疑念を国民に抱かせたこと。
選挙は傀儡選びにすぎない。
傀儡をせめても何も変わらない。
http://twitter.com/#!/namiheiAMURO/status/149859118813937664

自民党政治の目的は、自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークから生じた既得権益を死守するためであり、
その「既得権益を死守する」ことが目的。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていたが、
その改革を進めることができていない。
これが現状だ。

政権交代してわかったことは、官僚機構がいかに強力であり、
これと戦って、マニフェストを実現するには、
政治側が頭脳(シンクタンク)と命がけの覚悟(逆らう奴はクビにする覚悟)を
持つことが必要だということだ。
でないと、官僚側の“ご説明”という名の高度な洗脳術、サボタージュなどに対抗することはできない。

(1)狡猾な官僚に対抗するには、官僚に対抗しうる政策立案能力をもったシンクタンクを持つこと。
これが一点。
(2)次に、マニフェストの実現に協力しない官僚のクビを切って、
マニフェストに協力する公務員や民間人を抜擢するという政治任用が必要。
これが二点目。

それがわかっただけでも、政権交代は正解だった。


■政治主導にシンクタンク みんなの党・山内康一衆院議員
民主党政権の「政治主導」は、単なる思いつきや、
看板倒れの官僚依存へと陥り、精彩を欠いています。
なぜ「政治主導」がうまく行かないのでしょう?

その理由のひとつは、シンクタンクの不備にあります。
単純なことですが、霞が関の官僚に依存しないなら、
霞が関に代わる知恵袋を用意しなくてはいけません。

官僚機構に代わる政策づくりのマシーンとして、
シンクタンクを充実させることが必要です。
民間の知恵や学界の最先端の研究成果を反映し、
現実的かつ斬新な政策をつくるマシーンが必要です。
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-dd4e.html

【山崎元のマルチスコープ】
◆政策シンクタンク設立の必要性を訴える
君子豹変して消費税引き上げに突っ走る野田首相や、答弁に窮して批判を浴びる
田中防衛相の姿からは、官僚が大臣にあれこれ振り付けしている様が見え見えだ。
もはや政治主導など無理だ。この際、政策シンクタンク設立の必要性を訴えたい。
http://diamond.jp/articles/-/16032


09. 2012年2月13日 00:00:43 : CGaB34XTl
>民主党幹部はじめ大半の民主党衆院議員は、次期総選挙でも再選できると
>思い込んでおり・・・

そうですかね〜?
みんな次は無いことは分っているからこそ、解散は出来ないんではないでしょうかね〜、短期でも良いから今大臣になりたいんじゃないんですかね〜。
あいつら任期いっぱいまで引っ張りますよきっと。
こんな美味いもの途中で止められますかいな^^ね〜ぇ
菅だって言ってたでしょ

「私はこんなに金のある政党に身を置いたのは初めてだ!皆さん必要なところへはドンドン金を使いましょう」って。



10. 2012年2月13日 11:17:43 : YtC9SeI4zY
>民主党幹部はじめ大半の民主党衆院議員は、次期総選挙でも再選できると思い込んでおり・・・

私もこの一節には違和感が有る。
民主党の議員は地元に帰れば、支持者から怒られ、
街頭演説をすれば、嘘つきとなじられ、石までぶつけられる。
これで、今度の選挙で再選出来ると思う人間は、如何に民主党が
馬鹿ばかりとは言え、いないだろう。

民主党はすっきり消滅した方が良い。
野田も菅にならって、民主主義は、期間を区切った独裁制と
勘違いしている。

今後の民主主義の発展の為にも、
公約を悉く、破った政党は消えてなくなる。
この鉄則を思い出して貰おう。
旧社会党の様に・・・

小沢さんは、新党を立上げないと、民主党と心中ですよ。
小沢さんでも、民主党は、立ち直らす事は出来ないでしょう。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK126掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK126掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧