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BS11『IN side OUT』で小沢氏、総理への秘めたる思いを宣言。
http://31634308.at.webry.info/201202/article_11.html
2012/02/11 23:47 かっちの言い分
最近、小沢氏がマスコミへの露出を増加させている。野田内閣は消費税増税に不退転の覚悟と言うが、今月末には法案を提出しないと間に合わない。この動きに対し、小沢氏は自分の覚悟とその時の行動を予告しているように思える。これは、単に野田首相に対してばかりでなく、自グループ、野党に対しても宣言しているように思える。つまり、政界再編への布石を打ち、自分の意志を公に明らかにした。
前回は用事があり、小沢一郎政経フォーラムに出席出来なかったが、第65回小沢一郎政経フォーラムは確か2月に天木直人氏の講演で行われると見たような気がしたが、まだ日時、出演者は未定のようである。
昨日のBS11の『IN side OUT』 で、鈴木 哲夫氏(BS11報道局長)が司会して、「政権交代の原点 小沢一郎、語る 」で小沢氏が語った。鈴木氏は、小沢氏を評価する記事を日刊ゲンダイ紙に書いていることで知られている。鈴木氏は、政党の中でも小沢氏が理念を掲げた自由党が最も好きだという言い方をした。それが民主党と合体して、その良さがなくなった。もう一度自由党のような党に戻らないのかと小沢氏に聞いていた。まさしくその通りである。歌を忘れたカナリアのように、言葉が命の政治家が国民に約束した歌を忘れ、姿も自民党以上に官僚政治になってしまった。
小沢氏に言わせれば、政治家が自分の意見(信念)を持たないからだという。なぜなら、自分の信念で物事を遂行すれば、自分で責任を取らなければならない。つまり、責任を取りたくないから官僚に任せてしまうのだ、というのが小沢氏の持論である。鈴木氏が民主党で責任を取って辞めたのは鳩山氏と小沢氏だけで、その後、菅内閣、野田内閣では責任を取って辞めたかと思えば、また直ぐに役職に復帰し、モラルが崩れて国民に対しても示しがつかなくなってきたことを指摘したところ、小沢氏もこんなことは自民党時代にも無かったと、今のオリジナル民主党に疑問符を付けていた。
小沢氏は、消費税増税を批判しているが、消費税増税そのものに反対している訳ではないと述べた。増税する前に、行政の根本を変えなければならないと主張して政権を取った。それなのに、この間何もせず、緒にも付いていない。国民に対する背信、冒涜であり、これはおかしいのではないのかと言っている。根本が理解できないと述べた。小沢氏も増税について絶対に反対とは言っておらず、ただ行政の根本に全く手も触れておらず、自分のお腹の中に無数の寄生虫を放置して、一生懸命増税しても何の解決にもならないと述べている。
小沢氏は、今年は世界の指導者が変わる激動の年で、ここで真っ当な日本のリーダーを立てないと取り返しがつかなくなると考えている。沖縄問題も自分なら解決出来るというような話をしている。日本は、こと安全保障については、自律した国家の意識を感じていない。外交と防衛は米国に頼っていた方がいいという感覚が抜けきらない。安保ただ乗り論で、3Kは決してやらない。これでは米国にバカにされ、信用されないのは当たり前である。米国は日本なんて全然信用していない。今回の海兵隊の移転、戦略の話は、日本には事後報告のようなもので、本音は全く相手にされていない。もう日本的な手法では成り立たなくなっている。沖縄は日本の領土で、自分で守るから沖縄から引いてもらっていいと言えば、米国はわかってくれると述べている。
個人的には、日本がこの覚悟を示さない限り、沖縄問題は解決せず、また外交、経済などについても従属的な関係が改善しないと思っている。ハッタリではなく、自分が総理ならそれを自分の責任でやると言っている。
小沢氏は、今の混迷した政治状態をそのままにしておいては、引退は出来ないと述べている。つまり、「本当の議会制民主主義のレールを敷く」ために自分が礎になると決然と述べている。これだけの信念の人はいない。増税を不退転という人間とその崇高さにおいて人格が違う。若い世代に夢のある日本を残すには、今は小沢総理大臣しかいない。
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