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消費税増税に大義なし 対案示し追及
http://youtu.be/NOt626j7-98
首相も財務相も閣僚はみんな現実を知らない“経済オンチ”だ!
<潮流>
「しんぶん赤旗」 2012.02.11 日刊紙 1面
カラオケで調子はずれの歌しかうたえない身です。他人をオンチよばわりするのは恐れ多い
▼しかし、衆院予算委員会で志位委員長の質問にまともに答えられない閣僚の面々、“経済オンチ”とみまがうほどでした。こんな場面がありました。志位さんが聞きます。消費税を売り値に上乗せできない中小業者は、どうやって消費税を納めるか
▼首相も財務相も答えずじまい。現実は、保険を解約したり、預金を取り崩したり、社長が給料を返上したり。そんな事実を認めたら消費税が中小企業泣かせの税金と認めてしまうので、口をつぐんだのでしょうか。あるいは、本当に知らなかったのでしょうか
▼どちらにしても、経済の現実を素通りしています。現実を知ることが、理にかなった政治の出発点です。“なにがなんでも消費税増税”と刷り込まれた思い込みや、“なにがなんでも財界の利益が大事”という独りよがりから、現実に適した政治は生まれません
▼志位さんが、野党時代の野田氏の質問をひき、首相に聞きました。首相は7年前、消費税5%への増税などで国民の負担を重くした政府に対し、イギリスの新聞の論文を読み上げて批判した。「もっとも愚かで、もっとも無意味で、破壊的な経済政策」と。今回は、はるかに破壊的な増税や負担増ではないか
▼7年前は増税の大失政を肌で感じたという野田首相が、今回の大増税に恐れおののきながら臨んでいても不思議ではありません。しかし、首相はいたって能天気です。恐ろしい。
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「しんぶん赤旗」2012年2月11日付・1面を直接貼り付け。
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社会保障削減否定できず/志位委員長が感想会見
「しんぶん赤旗」 2012.02.11 日刊紙 2面
日本共産党の志位和夫委員長は10日、国会内で記者会見し、消費税増税問題を取り上げた同日の衆院予算委員会での野田佳彦首相らの答弁について「政府の増税推進の論拠は大きく崩れた」と感想を語りました。
志位氏は、野田首相、関係閣僚が消費税増税分のうち「社会保障制度の充実」分にあてる2.7兆円(1%)以上に、はるかに多くの社会保障を削減することを否定できなかったと紹介。「野田内閣が、この『一体改革(改悪)』で社会保障の全体の水準が引き上がると言えなかった点が非常に重要だ」と語りました。
志位氏は、勤労者世帯の可処分所得や消費支出の落ち込みが続いていること、中小業者が消費税の増税分を価格に転嫁できない苦しい状況を示したにもかかわらず、野田内閣は「消費税増税が景気に対して悪影響を与えるという認識が全くない」と批判しました。
同時に志位氏は、野田内閣が「このような状況の時に消費税増税をやることは経済と景気に破滅的影響を与えるというこちらの指摘を否定することができなかった」と解説しました。
志位氏は、日本共産党の示した富裕層と大企業に応分の税負担務求めることに関連して、野田内閣が大企業減税や証券優遇税制延長という二つの「バラまき」を続ける理由を「まともに答えられなかった」と指摘。「まともな答えを持たないままバラまいている理不尽さが浮き立った。政治の姿勢を変えれば消費税に頼らない別の選択肢があるという私たちの提言を大きく掲げてがんばっていきたい」と述べました。
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