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小沢氏を検察審査会によって起訴させた検察の悪事が明らかに。後は裁判所の良心に掛っている。
作成日時 : 2012/02/10 23:02 :(かっちの言い分)
小沢氏公判で、弁護側が東京地検に対し、検察審査会に提出した捜査資料の提出を求めたが拒否されたことを受け、弁護側が検察官役の指定弁護士に照会した結果、捜査資料のリストを開示したという。
この報道は、読売新聞と時事通信が出していた。
政治資金規正法違反で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判に絡み、検察官役の指定弁護士は9日、元代表の起訴議決をした東京第5検察審査会に東京地検が送付した捜査資料のリストを元代表の弁護団に開示した。建設業者の「取り調べメモ」が計70通存在することを弁護団に伝えた。
取り調べメモ、検察審に未提出=指定弁護士が回答−小沢元代表裁判
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の裁判で、検察官役の指定弁護士は9日、弁護側の申し入れに対する回答書で、東京地検特捜部が建設業者らの取り調べ時に作成したメモが計70通存在し、検察審査会に提出されていなかったことを明らかにした。
上記は、両報道の最初の記事の最重要な部分をまとめたものである。『東京地検特捜部が建設業者らの取り調べ時に作成したメモが計70通存在する』ところまでは同じであるが、時事通信には最重要な『検察審査会に提出されていなかったことを明らかにした。』の部分書かれているが、読売新聞には書かれていない。意図して省いたのかどうかは分からない。
このメモの中には、証人尋問の時に、証拠改ざん事件で実刑が確定した前田恒彦元検事が、「小沢事務所側に金を渡していない」などとする建設業者の供述をまとめたメモも入っているということで、小沢氏に有利な情報は検察審査会には提出しなかったことになる。
検察は、完全に小沢氏に対し強制起訴の議決が出るように、情報操作していたことになる。こんな不当な情報操作を明らかにするのが裁判所の役目である。大善裁判長が東京地検に公表を求めたが、拒否されたことに対するアクションは何ら見られない。自分が命令したものに反抗して出さなかった訳で、自分の顔に泥を塗られた訳である。やましいことがなければ出すのが当然であるが、それを出さないのであるから、裁判所は当然弁護側の主張を支持しないとおかしい。
即刻、本公判は止めるべきである。こんな不当な裁判から小沢氏を解放すべきである。今、日本は小沢氏を求めている。
昨日のBS11 『IN side OUT』に小沢代議士が出演し、「 政権交代の原点 小沢一郎、語る 」と題して、鈴木哲夫氏の司会で語った。ここでの内容は別途述べることとして、一番最後に締めた言葉は以下であった。
『(本当の)議会制民主主義を定着させ、そのレールを敷きたい。』
小沢氏は、今の政治状況が進めば小党が乱立し、政治不信が蔓延する。その結果、全体主義の考えが広がるという。戦後60年、何のための政党政治だったかという。これだけ、国家の民主主義の理念に対する危機感を持つ政治家いない。
何としても日本の総理大臣にしなければならない。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201202/article_10.html
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