橋下氏の最も重要なブレーンである上山信一氏（大阪市特別顧問）は、レーニンを賛美し、行政改革に応用せよと説いている。
ル・ボンの著作「群集心理」（講談社学術文庫, 1895）は、ボルシェビキを率いてロシア革命を実現したレーニンや、イタリアのファシストのムッソリーニも大衆動員の手段として利用したようだ。ヒトラーの著作「わが闘争（上）（下）」（角川文庫, 1925）にも、レーニンやル・ボンの影響がうかがえる。

橋下氏らの「大阪維新の会」の本質は、�ｹ小平路線を継承する中国共産党をモデルにする極左の左翼政党であると考える。彼らは、それを別に隠してはいない。上山信一氏の著作「大阪維新　橋下改革が日本を変える」（角川SSC文庫, 2010）と、上山信一氏のブログ「”見えないもの”を見よう」（http://www.actiblog.com/ueyama/）を詳細に読めば、彼らがレーニンの手法を応用しながら大衆扇動し、日本に、中国型の共産主義国家を樹立しようとする集団であることは、自然に理解できる。

しかし一方において、国歌国旗の強制など、保守や右翼をカムルフラージュして大衆扇動するため、「Ｂ層国民」にとっては保守や右翼に見えてしまう。そこで左翼が反発するが、その言説がレーニンやル・ボンを研究し尽くした「大阪維新の会」のブレーンに負けてしまい、一層、大阪維新の会へと大衆がなびく現象を誘っている。

上山信一氏は「行政改革にレーニンの『帝国主義論』を適用せよ。」と説くが、レーニンの『帝国主義論』を行政改革に適用すれば、それは共産主義革命そのものになることに早く気づかねばならない。社会資本の発展のために、国民の人権抑圧や言論統制をおこなう中国型の共産主義政権は、現代日本には不必要である。

■上山信一「レーニンの『帝国主義論』を行政改革の手本にせよ。」
「20世紀の革命家たちは政権奪取後、独裁抑圧政権に転じた。壊す大家は創るプロではなかったし腐敗もあった。だが、革命を起こしたのは事実であり、そこには綿密な理論や人々を納得させる大義もある。レーニンの「帝国主義論」に代表される20世紀の革命理論は、現代の企業戦略や行政改革のヒントになる。もっと読まれ、研究されてもよい。」
http://www.actiblog.com/ueyama/10673

■上山信一「マルクスやレーニンの予言が実現しつつある。」
「今年読みたい、お勧め本：　レーニン『帝国主義論』」
http://www.actiblog.com/ueyama/72985

■上山信一「レーニンも日露戦争後の混乱の中でロシア革命を成し遂げた。」
「中央の混乱期こそチャンスだ。レーニンも日露戦争後の混乱の中でロシア革命を成し遂げた。首長連合も同様のスケールの歴史観で見るべきだ。これは中央の権力を奪還する運動なのだ。その意味でこれはいわゆる「分権」の域を超える。“地方政府”に権力を委譲せよという民族（各地域）自立に向けた白昼堂々のゲリラ戦なのである。」
http://www.actiblog.com/ueyama/96614

もちろん、公務員や教員だけスケープゴートにするのは卑劣だが、じゃ、特権公務員をどうして共産党とか、放置しておくわけ？

特にキャリア官僚を。

なーんにもしない人より、何かしてくれそうな人をだれでも選ぶよ。

橋下を全面賛美するわけじゃないが、彼を攻撃する「左派」陣営こそ怠慢で自己中だな。

最近の北大は既得権益の巣窟で糞だよ。
左からは、公務員擁護の中島准とあとはかなんとかっていう教授。
その一方で、新自由主義TPP大推進で煽りまくる
吉見教授。吉見のあのエリート臭丸出しの人を見下したあの表情。

マスコミは、この3人をやたらたてまくる。

早い話が、公務員は、優遇しても文句いうな
それ以外のやつはアメリカ様にひざまづけ。

みんな騙されちゃいかん。

橋下は利用して捨てれ。
去年の都知事選、利用して捨てれってこといえばわたみのあいつも
都知事にして、リストラ隊長やらして終わったら
新自由主義のレッテル貼って捨てればよい。
橋下も同じ。
あくまで橋下は、公務員リストラ隊長として支持してるだけ。
誰も橋下の思想政治なんか支持してないの。

まあ来年には、小沢氏が復権してくるから
ポピュリスト新自由主義者は使い捨てられるよ。
河村氏?　小沢氏の盟友だよ。
橋下と一緒にするな。小沢総理民主党に合流だろう。

＞橋下は利用して捨てれ。

橋下氏も、容易に利用して捨て去られないように策を練っていると思います。

行政の長が一旦政権を得れば一定期間はリコールできないような、、ラチェット条項的な後戻り不可能な、政権の防御策を組み入れた法体系を構築してから独裁政治に挑むと思います。

ヒトラーは、一度も大統領選で当選したことがありませんでしたが、ヒンデンブルク大統領の下でヒトラーが首相に就任したときにはワイマール憲法の遵守を謳いながら、政敵を不当逮捕し、議院運営規則を改正して全権委任法を成立させてワイマール憲法を事実上停止させました。

その後、ヒンデンブルク大統領が死去し、ヒトラーは総統を名乗り大統領の権限を得て、その承認を国民投票にかけた結果、高率で国民の支持を得ました。

その後、ヒトラーは何度も暗殺されそうになりましたが、自殺する直前まで総統の地位に留まりました。

２万パーセントの嘘をつく人物（橋下氏）には、ワイマール憲法の遵守を公約しながら独裁をおこなったヒトラーが重なります。

橋下氏やブレーンの上山氏は、複数候補が立つ選挙よりも、住民投票や国民投票を重視します。一旦当選した行政の長は、選挙を経ずに住民・国民の信任投票のみで再選されるような法改正を温めているかも知れません。

一般の選挙においても、現職候補者は有利です。信任投票のみで行政の長が再選されるようになれば、橋下氏による２期目の独裁が可能となります。
その時には、国民・住民による行政の長へのリコールが不可能な事態となっているでしょう。

もし、大阪維新の会が表明する選挙公約「船中八策」において、「信任投票による行政の長の再選規定の改正（任期終了後、住民・国民投票で不信任場合のみ対立候補との選挙を実施する）」などの条項が現れたら、真に大阪維新の会による独裁政治の始まりです。

橋下氏は「政治家（＝自分）に白紙委任状を手渡せ。」と正直に言っています。
これを真に受けて大阪維新の会に白紙委任状を手渡す国民は、如何程に愚民なのだろうか？

■「国の統治機構変える」　橋下市長、維新の会の狙い語る（朝日新聞デジタル）
「政治家に渡される裁量があまりに狭くなってきた。これでは政治ができない。今までやってきたことや大きな方向性を示したうえで、ある種の白紙委任が必要だ」
http://www.asahi.com/politics/update/0210/TKY201202090839.html

職員や市民を脅迫して民主主義を破壊

対抗勢力を落とし、独裁体制を確固たるものとしてきた訳ですね

民衆を洗脳する下地を作っていると

共産主義は、
（１）「私有財産制度の否定」
（２）「能力に応じて働き、労働に応じて受け取る制度」
を原則とする。

（１）「私有財産制度の否定」については、既に橋下氏は、「貯蓄や資産に課税」と発言し、生産手段の私有化につながる個人の蓄財を制限する方向を打ち出している。

また、（２）「能力に応じて働き、労働に応じて受け取る制度」を徹底させると、若いうちは能力が高く、高い所得を得ていた人も、歳をとることで所得が減っていく。そうして、所得が減った場合には、高率の消費税と貯蓄税が課せられることにより、貯蓄を減らしていくことで生活を維持していかねばならない。

橋下氏は、「資産を形成できた人は、年金を支給しない。」「高所得層は『年金保険料の掛け捨て』せよ。」と言っている。資産が残っている場合には、掛け金は無効になり、年金は支給されないことになる。

これは、共産主義における「私有財産制度の制限」「能力に応じて働き、労働に応じて受け取る制度」を忠実に徹底する政策である。共産主義政党の大阪維新の会が、このような政策を打ち出すことは十分理解できる。

さて、道州制導入後において、消費税や貯蓄税などの税率を全国一律にするか、道州毎に変わるのかで、若年者と高齢者の人口移動が決まっていく。橋下氏は、「消費税は、国が決めた上限の範囲内で、地方が上げることができるシステムへ」と言っているのだから、道州毎に異なってくると考えてられる。

そうすると、橋下氏による「若者は大都会に住まわせ、稼ぐ能力が低下した高齢者は地方へ追い出すシステムへ」という政策が見えてくる。大阪のような大都市に若者を集め、高齢者を地方へ追い出すことで、大都市を活性化しようという戦略である。この戦略に、どのくらいの有権者が賛意を示すのだろうか？

■橋下徹「資産を形成できた人は、年金をもらわずにやってください」「高所得層を対象に『年金保険料の掛け捨て制度』に」　
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120210/plt1202101233003-n1.htm

■橋下徹　@t_ishin　「消費税は高率に」「貯蓄や資産に課税」
医療・介護・保育という内需型の分野を成長させるにも規制緩和が必要。小売・飲食など大都市の強みであるサービス産業、消費産業を活性化させるためには消費を促す税制が必要。貯蓄や資産に課税、消費すれば所得税の対象外、消費税は高率に。もちろん老後の安心のために積み立て型の社会保障。
http://twitter.com/#!/t_ishin/status/155791715456913408

■橋下徹　@t_ishin　「国が消費税を上げることができなくても、地方が上げることができるシステムへ」
「国が消費税を上げることができなくても、地方が上げることができるシステムへ。もちろん国全体の上げ幅は決めておかなければならないが。岡田副総理の地方も身を削れ発言で国と地方が大バトルなることを期待します。そして国と地方の役割分担、権限と責任を明確化する国家システムへ。」
http://twitter.com/#!/t_ishin/statuses/163294007227727872

■上山信一（大阪府・大阪市特別顧問、慶応大学教授）
「相続税や資産税を一気に引き上げて、次世代のための政策基金をつくるという方法もあります。」
上山信一『大阪維新　橋下改革が日本を変える』（角川SSC新書，2010）p.86

もしくはこの二人の引退。

橋下に関しては「やしきたかじん」の番組終了、もしくは、引退が効果的だろう。

でも、橋下氏は、公務員や教員などどうでも良いことです。彼の本意は、別なところにあります。

新自由主義者に捨てられる？　冗談じゃありません。斬り捨てられるのは、反橋下主義者です。それと、橋下氏の本性をあらわにしたとき、橋下支持者の一部も切り捨てられます。かれはグローバル主義者です。日本など眼中にありません。
容器としての国家が欲しいだけです。

あと、数年ぐらい橋下人気が続けば、彼の本音を隠すことが出来ます。
多くの人たちは、橋下氏の真の姿を見ずに、橋下氏に自分の希望を投影しているからです。この数年持ちこたえてくれれば、あとは橋下氏の天下です。