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野田佳彦氏が首相になる代表戦では、前外相の前原誠司氏が出馬しました。しかも”有力候補”という前評判だったので、これには私も驚きました。小沢氏に対しては厳しい検察庁も、法律を犯した前原氏に対しては何の咎めもなく、一時大臣を退任する程度で再び復活してきたということです。前原氏の法律違反は、禁止されている外国人からの献金問題です。その前原氏が代表戦に出馬してきたのは、彼の背景にあるアメリカの力です。それも前原氏は、アメリカのバックアップを受けているというよりも、アメリカのエージェントそのものと言ってもよい存在なのです。外国人からの闇献金も、海外の闇の世界とつながっている片鱗なのです。そして小沢氏の言葉を借りれば、彼に日本を任せてしまっては「日本が潰れてしまう」という人物です。
前原氏が再び出てきたということは、長年にわたってアメリカにいいようにされて富を吸い上げられていながら、アメリカが衰退しているのに、それでも日本はアメリカに頼ってついて行くべきだと考えている人たちがまだまだたくさんいて、彼らの発言力もあるということを物語っています。つまり彼らが、前原氏を担ぎ出したのです。
ところで闇の権力は、日本の底力をよく知っています。
自虐史観に囚われてしまっている日本人には分からないかもしれませんが、産業、文化を創造する力や、持続させる日本の力は、自分たち欧米以上であることをよく理解しています。まず歴史的に見ても、2000年以上も一つの国を維持できている国は日本のほかにはありません。これは国力があることの大きな証拠です。中世から江戸時代、列強から力の脅しをかけられても独立を守り、明治に入ってからは欧米と戦争できるほどに一気に軍事力を高め、彼らの予想以上の戦争を遂行しました。昭和の時代に敗戦しましたが、焼け野原になっても、世界的な経済国に復興させました。日本は世界においても、こうした前例の無い実績を残しています。しかもこれらの実績は私たち日本人よりも、闇の権力者たちのほうが強烈に認識しているのです。
現代でも、日本の優れた技術による加工貿易によって、終わりのない円高にも対処し続け、決してへこたれず、黒字を出し続けてきました。アメリカにいいように利用され、富を奪われ、さすがに長く不景気が続いたので格差も広がってきていますが、それでも多くの人がなんとか幸せな生活を送っていると思います。震災があっても、国民一人一人の精神性の高さで、社会は乱れませんでした。大震災後も円高基調に変わりはなく、ますます強くなっているのは、闇の権力者たちが日本の底力をよく知っている証拠です。日本を完全に潰してしまっては、世界経済が成り立たないことも彼らはよく知っています。
ですから権力者たちの中には、完全には日本を潰したくないという考えの人たちも多くいます。しかしだからこそ、日本人には考えさせないようにしておくのです。考えさせると自分たちを脅かす存在になるからです。追い込めるときは追い込めるまで追い込む、が、しかし金の卵は生かしておき、奴隷にしておく。それが彼らの考え方です。
野田新政権は2011年9月にスタートしました。ふたを開けてみれば、小沢・鳩山グループが推した海江田万里氏でも、下馬評の高かった前原氏でもなく、野田氏が首相になりました。まず本来なら前原氏がなったはずがそうならなかった理由ですが、彼は米国の力を強く受けていてアメリカのエージェントであっただけではなく、実は彼は北朝鮮からの影響も強く受けて行動していることが明らかになったからです。そのため米国は彼に不信感を抱くことになり、その結果推しの力が弱まったようです。前原氏は外国人献金問題で外務大臣を辞めさせられた人物ですが、その人物が担ぎ出されること自体、普通ではない力が働いていたことになります。それがアメリカであったわけで、前原氏への疑惑の結果、様相は急変したのです。
法律違反の外国人献金問題は、多くの議員にしばしば見られます。多くの議員が南北朝鮮の影響を受けているということです。たとえば日本の議員でありながら、在日本大韓民国民団の集会に出席して、在日の人々のご機嫌をとるだけでなく、あなたたちのために頑張る、と言ってしまうような議員もいます。ところが、前原氏と北朝鮮との関わりは根深く、北朝鮮のエージェントと言ってもよい立場にあるようです。闇の権力も、南北朝鮮を通して日本に言うことを聞かせるための手段を用いており、その一つの例が韓国で反日を煽り、日本では嫌韓を煽って、日本と北朝鮮が結束しないようにする工作なのです。つまり闇の権力は、南北朝鮮への影響力も強く持っているのです。
前原氏は、闇の権力の影響下において北朝鮮と関わっているのではなく、闇の権力が知らなかった彼独自の繋がりにおいて、北朝鮮側の主体的な活動に参加しているようです。私はたびたび訪朝して分かっていることですが、北朝鮮も、中国も日本も、本音では協調する東アジアの平和を望んでいます。日本だってそうなのです。しかし実社会においては、闇の権力からさまざまな脅しや買収を受けて操作されているために、力で相手をねじ伏せようとする考え方を持つ人が多くいます。そしてそういう考え方をする人が、一般のテレビやマスコミ報道などにも出てきます。また闇の権力の中にも幾つかのグループがあるので、味方とするか、敵とするかはその時々で微妙です。
つまり前原氏は、北朝鮮の中でも、米国に強い影響力を持つ闇の権力者「とは異なる一派の指示を受けている」、と察知されたのです。前原氏は、アメリカのエージェントでありながら、北朝鮮独自のエージェントでもある、いわゆる二重スパイ的な人物と米国側は判断したようです。さすがにこれでは、アメリカは前原氏を強く推すことはできません。
では最有力候補だった小沢氏に近い海江田氏はなぜ代表になれなかったのでしょうか。一言で言えば、小沢氏の勢力を抑え込みたかった仙石前官房長官の暗躍があります。小沢氏に近い人物が権力を取れば、本格政権に一歩近づきます。小沢氏の政治生命が絶たれてしまうような事態になった時、いよいよ新しい日本を立ち上げなければ後がなくなります。ちなみに野田新政権のタイプは、かつての自民党政権以下で、官僚に完全に振り回されるタイプの完全傀儡政権で、すでにすっかり、アメリカと官僚に支配されているようです。公務員改革はやらない、増税を進める、TPPを進めるなど、幾つもの約束を巧みにアメリカと官僚に付け入られているようです。
大臣も小粒で、たとえば安住財務大臣は、金融財務に必須知識である、国際情勢や権力者たちの思惑などを理解しているようには思えません。結局これでは、官僚に頼るしかないのです。そして官僚に支配されるということは、アメリカを通して闇の権力の影響も一方的に受けることを意味します。洗脳されている官僚の主導で政治が行なわれるようになると、自覚の無いまま時間をかけて国を変えていくことになります。そうなると、どんな意図と方向に国が向かっているのか、国民の目にわかりにくくなるのでたちが悪いのです。それはかつての自民党政権とよく似ています。
野田政権発足後、鉢呂経産大臣が1週間で辞めさせられることになった経緯も、官僚に嵌められた可能性が指摘されています。「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない。まさに死の町という形だ」という発言は、マスコミによる意図的な編集の結果なのです。しかし結果的に被災地の人々の反発を招いてしまいましたが、何よりも注目すべきことは、鉢呂氏は脱原発、反TPP派であるということです。しかも鉢呂氏は、原発問題では審議組織の人事で、賛成派と反対派が均等になるように進めている最中であったのです。つまりこれを進められると困る官僚たちが、マスコミを巻き込んで辞任劇を用意したのです。闇の権力下にある官僚は、原発利権を維持し、TPP推進で米国のご機嫌をとるためには、鉢呂氏は邪魔な存在でしかなかったのです。マスコミ報道を鵜呑みにしていると、真実を知ることはできないということが、これでもよくわかると思います。
「2013年、地球最終戦争から生き残る道」 中丸 薫著 青志社
抜粋
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-4c5f.html
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