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無能政府何もできない 難局に史上最低政権の異常事態 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/846.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 09 日 00:22:40: igsppGRN/E9PQ
 

無能政府何もできない 難局に史上最低政権の異常事態
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4955.html
2012/2/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


 沖縄基地移転、消費増税、復興、原発事故収束、東電問題すべて解決不可能

ドジョウ首相が「消費税アップ」に血道を上げている間に、沖縄の「普天間基地」が最悪の形で決着しようとしている。

これまで日本とアメリカは、「普天間飛行場」を「辺野古」に移設させることと、アメリカ海兵隊8000人をグアムに移転させることを“パッケージ”で進めることで合意していた。もともと普天間基地の返還と海兵隊のグアム移転は、まったく関係ないが、06年に日米が合意している。

ところが、アメリカが日米合意を一方的に見直し、海兵隊のグアム移転を当初の8000人から4700人に縮小して実施することを決定。その結果、“世界一危険”な「普天間飛行場」は返還されず、米軍が使いつづける可能性が強まっている。

2年前、鳩山首相は「最低でも県外」とブチ上げていたが、海外移転どころか「固定」されることになりそうなのだ。
「アメリカの言い分は、日本側の事情で普天間の辺野古移設が進展しないから、日米合意と切り離し、単独で海兵隊のグアム移転を進めるというものです。グアム移転は本当はアメリカの都合ですが、最悪なのは、普天間基地が固定されそうなことです。これまで返還が前提だったので、多少傷んでも改修してこなかったのですが、突然、日本に補修経費を要求してきた。しかも、グアム移転にかかる費用102億ドルのうち、日本が60億ドルを負担するという日米合意はそのまま残る方向です」(外務省事情通)
いつの間にか、普天間基地は返還されず、日本はグアムへの移転費用だけは負担させられる方向で話が進んでいるのだ。
しかし、こんなバカな話はないだろう。日本は踏んだり蹴ったりではないか。それもこれも、野田内閣があまりに無能無策だからだ。

◆政策を一つも実現できない最悪

アメリカが日米合意の見直しを日本に通告してきたのは昨年秋のことだ。ところが、ドジョウ首相は3カ月間なにも手を打たず、今頃になって「普天間の固定化につながらないように協議を進めたい」と慌てふためいているのだから、どうしようもない。

野田政権は一事が万事、すべてこの調子だ。問題が起きても右往左往するだけで、まったく解決する力がない。
「震災復興」も「原発事故の収束」も口にするだけで、いまだに福島原発は放射性物質を放出しつづけ、石巻港は浸水したままだ。
政治の役割は、国民のために具体的に政策を実現させることだ。そのために政府には絶大な権限と財源が与えられている。ところが、野田政権は政治を前に進められないのだから話にならない。これでは政権の意味がない。

政治ジャーナリストの泉宏氏が言う。
「野田内閣が政策を実現できないのは当たり前ですよ。過去、大きな仕事を成し遂げた内閣には、必ず裏方に徹する閣僚や党幹部がいたものです。ところが野田政権には、知恵と経験のある黒子がひとりもいない。どうしたらモノが動くのか、やり方も分からないのでしょう。良い悪いは別にして、政治を動かすのには小沢一郎のようなタイプが必要なのです。なのに世間を知らない政経塾OBや仲良しで周りを固めてしまった。安住財務相(50)や玄葉外相(47)といったアンチャンたちにやれるはずがありません」
ドジョウ首相が「政治生命を懸ける」と息巻いている消費税アップだって、この調子では成立など不可能だ。

鳩山由紀夫は「史上最低の総理」、菅直人は「史上最悪の総理」とヤユされたが、ドジョウ首相は、何もできないのだから論外というしかない。

◆もはや日本の「モノ作り」は世界に通用しない

しかし、ただでさえ日本は大震災と原発事故にあえぎ、もがき苦しんでいるのに、政治が機能不全に陥りなにもできないなんて最悪だ。このままでは、日本は確実に大不況に突入してしまう。経済評論家の広瀬嘉夫氏がこう言う。
「ノーテンキな野田内閣は気にとめていないようですが、日本が31年ぶりに貿易赤字になったことは深刻です。ついに日本のモノづくりが世界に通用しなくなった、ということだからです。日本の企業は売れるモノをつくれなくなっている。その象徴は、自動車と電機です。

かつて日本のクルマは、北米の『カー・オブ・ザ・イヤー』の常連でした。ところが、今年は1台も最終候補に残らず、選ばれたのは韓国車だった。日本が圧倒的に強かったハイブリッドカーも、燃費だけならトヨタの『プリウス』はフォードの『フュージョン』に負けている。電機はもっと厳しい。日本の看板だったテレビが売れず、ソニーもパナソニックも大幅な赤字。韓国サムスンの独り勝ちを許している。サムスンは価格が安いだけでなく、品質も良いから日本メーカーは歯が立たない状態です」

資源のない日本は、技術を磨き、世界中にモノを売って外貨を稼ぎ、世界第2位の経済大国にまで上りつめた。しかし、外貨を稼げなくなったら資源も満足に買えなくなり、一気に没落してしまう。衰退するかどうかの瀬戸際に立たされている日本は、国を挙げて国力をアップさせるしかない。なのに、野田内閣はなにもできないのだから、どうにもならない。

◆無能内閣で官僚はやりたい放題

これ以上、野田内閣をつづけさせてはいけない。民主党議員は、即刻、ドジョウ首相を引きずり降ろさないとダメだ。無能無策の野田政権のままでは、この国と国民はドン底に突き落とされてしまう。
もはや野田内閣は、国民のための政治をやろうという気持ちさえ失っている。それは、震災復興のために組まれた「第4次補正予算」の中身を見ればよく分かる。

2兆5000億円の予算が組まれたが、復興に使われるのは、たったの5000億円だけだ。残りの2兆円は、各省庁でヤマ分けしている。なかでもヒドイのが、厚労省。復興と関係ない「基金」を、どんどん膨らませている。
「後期高齢者医療制度基金」に2719億円、「子宮頚がんワクチン基金」に526億円、「妊婦健康診査基金」に181億円……と、総額4813億円を「基金」に積み増ししている。
ドサクサに紛れて、将来、自由に使えるカネを基金に“プール”しておこうという魂胆がミエミエだ。

なのに、財源がないからとドジョウ首相は「消費税アップ」を強行しようとしているのだから冗談じゃない。
「小沢一郎が、野田首相のことを“歌を忘れたカナリア”と評したように、『国民生活が第一』のマニフェストを捨てた野田民主党は、2年前とはまったく違う政党になっている。自民党に政権が戻るのも最悪ですが、民主党政権がつづいたら日本は本当に壊されてしまう。もう一度、国民の手で新しい政権をつくるしかありません」(政治評論家・本澤二郎氏)

本来、首相は実現したい政策があるからなるものだ。ドジョウ首相は、なにひとつ政策を実現できないのに、いつまで総理の座にしがみついているつもりなのか。こうなったら国民が鉄槌を下すしかない。


 

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コメント
 
01. 2012年2月09日 07:49:55 : egdYciNaUQ
>こうなったら国民が鉄槌を下すしかない。

その国民には、いわゆるB層が多い。
小泉進次郎が出てきたら、「(≧▽≦) キャー!進次郎ク〜ン!」「俺たちの進次郎!」で熱狂し、思考停止。
結局、消費税率引き上げ、年金支給年齢引き上げ、原発推進、格差拡大推進(貧困撲滅消極的)、
そして官僚支配継続を掲げる自民党が圧勝してしまうだろう。

消費税引き上げ反対派、脱原発派、脱官僚支配派、そして貧困撲滅派(格差是正派)にとっては、
悲劇的な結果になってしまうのだ。

【結論】解散ではなく、野田内閣総辞職が最善の選択だ。

民主党は、「マニフェスト(国民との契約)実現」にこそ、不退転の決意を示せ!
■民主党は、「消費税増税」ではなく、「マニフェスト(国民との契約)実現」に不退転の決意を示せ!
すなわち、「脱官僚」「財政支出の無駄削減」そして「年金制度の抜本改革」実現に不退転の決意を示すべきだ。


「脱官僚」「財政支出の無駄削減」そして「年金制度の抜本改革」が
三大重要マニフェスト。

具体的には、
(1)「脱官僚」;
政治主導確立法案等

(2)「財政支出の無駄削減」
「埋蔵金」などで5兆円を捻出
「国の総予算207兆円の全面組み替え」で9.1兆円を捻出
「租税特別措置などの見直し」で2.7兆円を捻出

(御参考)民主党が政権交代前にまとめた天下り先への関連予算=12兆円超の官僚の権益構造
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51827460.html
2009年7月14日 麻生内閣の不信任決議案の賛成討論で野党時代の野田が語った言葉:
「2万5,000人の国家公務員0Bが天下りをしたその4,500法人に12兆1,000億円の血税が流れている。
その前の年には、12兆6,000億円の血税が流れている。消費税5%分のお金です。
これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。
そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/171/0001/17107140001046a.html
マニフェストに載せたことは命懸けで実現する、載せなかったことには基本的には手をつけない。…
民主党は、税金の無駄づかいを徹底してなくし、国の総予算を全面組み替えし、
私たちのマニフェストを必ず実現させる覚悟です。
平成21年8月6日      野田よしひこ
http://www.nodayoshi.gr.jp/kawara/backnum/2009/2009_0806.html
野田首相は、言った言葉を守るべきだ!

5回を超える天下りをし生涯収入8〜10億円の官僚も存在する
http://news.livedoor.com/article/detail/5948471/
【社説】増税前にやるべきこと 野田改造内閣が発足
官僚が既得権益死守のために改革案を骨抜きにするのは常套(じょうとう)手段だ。
行政の無駄を残したまま増税だけが強いられてはたまらない。
◆天下り根絶どこへ
さらに、取り組むべき行政改革から「天下り根絶」が完全に抜け落ちているのはどうしたことか。
天下り先の独立行政法人に多額の予算を投入し、その法人が仕事をさらに下請けに丸投げする。
この「天下り・丸投げ」構造を改めない限り、行政の無駄はなくならない。
天下り根絶こそまさに行革の本丸だ。
民主党政権がすべての政治力を投入する価値はある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012011402000074.html

以上のとおり、特別会計(官僚の“財布”)や独立行政法人・公益法人(官僚の天下りの“受け皿”)、租税特別措置などに、
大胆に切り込むことで、20兆円以上の財政支出の無駄を削減できるはず。
つまり、20兆円以上の財源を捻出でき、
その財源を「最低保障年金」や「負の所得税」といった基本所得保障制度等の社会保障に使うことができるようになる。

(3)年金制度の抜本改革:
「国民年金、厚生年金、共済年金の一元化」
「月額7万円の最低保障年金」
「消えた年金問題の解決」
「年金通帳の交付」
「社会保険庁(→日本年金機構)と国税庁を統合して歳入庁の創設」。

以上、すべてマニフェストに明記されていることだ。

これらを実現するまで絶対に解散するな!約束を守れ!
実現する意志がないのなら、野田内閣は直ちに総辞職し、
小沢氏や馬淵氏に首相の座を譲れ!

さらに付け加えると、少なくとも、以下の政策を断行するべきである。
(1)日銀法を改正し、金融安定目標政策とセットで通貨発行量の増大を断行し、デフレ不況を解消するべきだった。(強力なリフレ政策)
(2)共通番号制度とセットで負の所得税のような基本所得保障制度を導入し、貧困率の引き下げ(貧困層の底上げ)を図るべきだった。(強力な再分配政策)
(3)フランスのPACS法のような制度を導入し、実質的に結婚へのハードルを引き下げる。
   日本は他の先進国と違って、婚外子が極めて少ないので、子供を増やすためには結婚のハードルを引き下げる政策が有効。(強力な少子化対策)
(4)特別会計(官僚の“財布”)や独立行政法人・公益法人(官僚の天下りの“受け皿”)、租税特別措置などに、
大胆に切り込むことで、何十兆円以上の財政支出の無駄を削減(強力な行財政改革)

なお、こういうと必ず、
再分配政策と構造改革(潜在的経済成長率を増す政策)やリフレ政策(安定化政策)を対立させる者が出てくるが、これらは矛盾しない。

経済政策においては、安定化政策と成長政策と再分配政策は三位一体であり、
対立するものではない。

もちろん、既得権益剥がしと再分配政策も矛盾しない。

再配分の是非と、既得権益の是非は、別問題です。
小泉自民党は「既得権益破壊=再配分廃止」と短絡し、
反小泉は「再配分重視=既得権益温存」と短絡しました。
必要なのは「既得権益を剥した再配分」です。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=768

社会学者の宮台真司のひそみをまねると、
「既得権益をはがした再分配」政策が必要。
つまり、天下り団体や無駄な公共事業に税金や保険料が使われる仕組み=「既得権益」をぶっ壊す改革の実施が必要と同時に、
普遍主義にもとづく再分配政策(基準に該当すれば国民に対して自動的かつ公平に直接給付する政策)の実施が必要。

「低負担・低福祉」という意味での「小さな政府」は反対だが、
私は、官僚・公務員の天下り団体をなくす、
人件費・管理費を削減するという意味での「小さな政府」は、賛成。

官僚・公務員の裁量権が極小の小さな政府と手厚い社会保障(高福祉)が理想。
具体的には、基本所得保障制度(負の所得税、負の消費税、ベーシックインカム)、
教育費・医療費・住宅費・光熱費無料かな。
そんな社会は、まさに憲法25条が保障しているはずの
「健康で文化的な生活」を保障する社会であり、
貧困撲滅を目指す湯浅誠さんたちの理想が実現する。
もっとも、そういった社会は、一足飛びの実現は無理なので、漸進的に近づいていくしかないが。。。


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