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以下は、2月8日付朝日新聞・大阪本社版朝刊より引用〜
橋下徹大阪市長は7日、2月議会に提出する大阪府市の教育基本条例に、各教員のボーナス配分に限り各校長が相対評価で決める仕組みを導入すると表明した。当初は相対評価で2回続けて最低ランクの教員を免職など処分対象にする方針を示していたが、撤回した。また、保護者に教員の適格性についての申し立て権を与える規定も盛り込む意向だ。
橋下氏が代表を勤める大阪維新の会が府市議会に出した条例には、教員の5%に5段階での最低ランク(D)をつける相対評価を盛り込んだ。しかし、橋下氏は7日、「D2回での免職はやめ、5%枠も外す」と明言。教職員のボーナスについては「限られた財源を配る場合は相対評価でやらざるを得ない」と説明した。校長が相対評価で教職員を評価し、各校に割り振られたボーナス原資の一定枠を配分するルールを作るとした。
教員の適格性については、保護者に申し立て権を与え、学校側が申し立て内容の妥当性を認めた場合には、教員が指導研修を受ける制度にするという。
橋下氏は、行政職員の相対評価については「倒産の可能性がない組織であれば、強制的に人材が流動化する仕組みは必要」として、盛り込む考えを示した。(転載終了)
投稿者短評〜
(1)最高裁判決を踏まえた軌道修正なのだろう。戦前の軍国主義時代でさえ、相対評価をもとに教員を免職することはなかった。もともと、憲法違反濃厚の、無理筋の規定を作ったことを橋下氏は反省するべきだし、マスコミもきっちり批判すべきだったのだ。
(2)校長にボーナスの配分をさせるのは、「百害あって一利なし」であろう。漱石の「坊っちゃん」でも頭を冷やして読めばわかることだ。赤シャツやノダイコみたいな教員が幅を利かせる学校をつくるだけだ。ノダイコが跋扈するのは、永田町だけにしてほしい
(3)はっきり言おう。高校の校長に教員一般を客観的評価できる能力はないのだ。これは、犬に人間の評価ができないのと本質的に同じことだ。
「教育基本条例」、あんな異様な文章は古今東西空前絶後だ。将来、悪文の見本として学校の教材になるだろう。
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