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この国の検察、司法のおそろしさ
http://www.amakiblog.com/archives/2012/02/08/
2012年02月08日 天木直人のブログ
小沢裁判はいよいよ佳境に入ってきた。
きょう(2月8日)の読売新聞は東京地検が小沢側弁護士の
捜査資料開示要求を拒否した事を報じている。
つまり小沢一郎が強制起訴された決め手となる検察審査会の
議決が、実は検察側の間違った操作報告書に導かれた事が判明
した。
だから小沢側弁護士は、その検察審査会の議決の正当性を
検証するために、どのような捜査資料を検察は審査会に提出し
ていたのか、その資料リストの開示を求めていたのであるが、
東京地検はそれを拒否したというのだ。
小沢裁判で検察役を務めている指定弁護士側には説明して
いるというのにである。
あきらかな無罪立証妨害であり情報隠蔽である。
ついに大手新聞もその事を書くようになったのだ。
小沢一郎を支持する者も、支持しない者も、その立場の違い
とは無関係に、今度の陸山会事件の起訴、裁判の不明朗について
は厳しく監視しなければならない。
果たして検察の責任は明らかにされるのだろうか。
その事によってこの国の司法、検察の立て直しが進むのだ
ろうか。
なぜ私がいきなり陸山会事件を取り上げたかと言えば、この
国の検察、司法は、その実態が徹底的に検証されなければなら
ないと思うからだ。
私は1月13日のメルマガ第31号で故柴野たいぞう元衆院
議員の遺稿が出版された事を紹介した。
その書「検察に死の花束を捧ぐ」(三五館)は、この国の検察
の非人道性をあますところなく伝えている。国民必読の書だ。
そう私はメルマガで書いた。
それから三週間たちすっかりこの書の事を忘れていた。
ところが2月4日の講演の後で私は聴衆の一人からある封書の
写しを手渡された。
それは9月4日銀座発出の消印のある柴野たいぞう氏直筆の
直訴状である。
あて先は自由報道協会の上杉隆殿となっている。
彼が自殺したのは9月5日だから文字通り最後の直訴だ。
この不条理を世の中に知らせてくれという叫びだ。
それを読んで驚いた。検察、司法のおそろしさに戦慄を覚えた・・・
◇
「命をかけて告発」「特捜部のデッチ上げ」…自殺の柴野元衆院議員、本紙に手紙
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110905/crm11090512200006-n1.htm
2011.9.5 12:19 産経新聞
東京都内で5日午前に自殺しているのが見つかった元衆院議員、柴野多伊三被告(60)=詐欺罪などで公判中=は産経新聞東京本社あてに「命をかけて告発したい件がある」とする手紙を送っていた。
手紙はA4用紙に4枚でワープロ打ち。封筒の差出人欄には直筆で「元衆議院議員 柴野たいぞう」の署名、手紙の文末にも「柴野たいぞう」の署名と捺印があった。消印は今月4日付だったが、文末には「平成23年8月」とあった。
手紙は、「時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」とのあいさつで始まり、東京地裁で公判中のバイオ燃料開発会社「日本中油」の未公開株をめぐる詐欺事件の判決が、5日に言い渡されるという報告などが書かれていた。
柴野被告は「ここまでお読み頂いて、あの悪党が、適当ないいわけの手紙を書いてきたと思われるかもしれません。しかし、私は命をかけて告発したい件があり、以下に述べる内容は全て『真実』です」として、自身の事件に言及。
「(事件は)弊社の経理部長が行ったことですが、会社の代表者として責任はあると思っており反省致しております」とした上で、「詐欺罪、所得税法違反は事件として、地検特捜部のデッチ上げであり、とても認められない容疑です」と、捜査手法を批判していた。
また、手紙の末尾では、「政治や実業の前線で活躍したがったのですが(原文ママ)、私の不徳の致すところで残念であります。しかし、密度の高い人生だったと思います」と振り返り、「明治維新の英傑などは20代、30代で死んでおり、長寿社会になったからといって、私の死生観もあり、いたずらに長い人生を歩もうとの気持ちはありません」と締めくくっていた。
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