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「野田総理は嘘つき」と笑点のメンバーに笑われる・・・政権の余命は後数ヶ月?
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2012年2月6日 政経徒然草
日曜日の夕方5時30分からは、毎週テレビの「笑点」を見ている。
先週の放送で笑点の与太郎こと林家木久扇師匠が大喜利のネタで「野田総理は嘘つき」だと公言していた。お笑いと言えども一国の首相がネタで馬鹿にされ始めたら終わりである。
出演メンバーの中では三遊亭円楽師匠が政治ネタを得意とするが、彼もまた民主党政権を「お子様内閣」などと比喩して、よくネタにしている。
率直に言えば野田政権が落語家からも国民からも尊敬されず、信頼もされていないことの表れである。過去の例から推測するに野田政権の余命は、後数ヶ月しか残っていないように思われる。
今や誰もが行政組織に大きな無駄があることを知っているし、公務員の給料が民間レベルより高いことも知っている。消費税を増税しても「財政再建」が無理であることも認知されつつある。
今回の消費税増税の目的が一義に官僚や公務員の天下りや利権確保、給与などの待遇を守ることにあることもバレ始めている。(今の税収のままでは削減圧力が強くなることを極端に恐れている。)
多くの国民が、今のままでは社会保障制度が維持できなくことを理解している。いずれは消費税の増税も止む無しと考えている。今の社会保障制度が持続可能な制度でないことも、わかっているし新たな制度に組み直す必要があることも理解しつつある。
しかし、野田政権や官僚のやり方に憤りを感じているのだ。
このことは、世論調査にもハッキリ表れている。
(増税の前にやるべきことがあるだろうというのが多くの国民の思いだろう。・・・個人的には現在の税制を手直しするだけでかなりの税収が見込めると考えている。今やるべきことは増税ではなく、まずは税制の抜本的な改革と不公平の是正だと思っている。当面、増税は必要ないし税制の抜本的な改革をしないと世代間格差の問題等が解決できない。)
野田政権や財務省が大震災と原発事故などで国内が大変なこの時期に、且つ円高などにより経済がここ数十年で一番落ち込んでいるこの時期に増税を目論むことの理由はただ一つしかない。この経済状態の時でないと増税しにくいからに他ならない。
景気が上向きリーマンショック以前の状態まで経済が復活すると税収が50兆円を超すレベルまで戻ってしまい、消費税を大幅に上げる理由が無くなるからである。
現在、42兆円前後の税収が54兆円前後(自公政権当時の所得税の定率減税が無くなっていることなども考慮)まで戻れば、今回、政府が目論んでいる消費税5%増税分の12兆円程度の税収増は必要がない計算になる。
今の経済状況が「当たり前の状況なのか、或いは特殊な状況なのか」について、その判断さえも政府や財務省、経済産業省は示そうとしていない。
そればかりか目に見えるような経済政策を殆んどといってもいいほど打ち出していない。
要は、経済が上向かないうちに増税しようと考えている。其のため、経済政策は後回しにしようと考えている。
本当に国のことを考え、国民の生活のことを考えているのか・・・。
政治の原点を忘れた政治家は、政治の場から退場するのが道義というものではないのか。
同じように、国民のために仕事をするという原点を忘れた官僚や公務員を退場させる仕組みが必要なのかもしれないと思う今日この頃である。
久しぶりに川柳を一句
「馬鹿にまで 嘘つき呼ばわり される野田」
林家木久扇師匠、馬鹿呼ばわりしてごめんなさい。(謝)
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