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野田首相はなぜ増税に変わったのか 最悪の首相・野田でこの国は滅びる
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2012/2/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
民主党よ即刻分裂して解散・総選挙で決着つけろの声
【君子は豹変すなどと大仰に演説したが、君子と言えるほど自分は偉い人なのか】
【彼は財務省の東大出身狡猾役人の操り人形である自覚すらない早大出の小バカである】
来年度予算の年度内成立がタイトになってきた。4次補正は8日に成立する見通しだが、沖縄防衛局長の選挙介入問題に加えて、田中防衛相というオトボケ君を抱え、政権運営は不安いっぱい。自然成立のデッドラインとされる3月2日の衆院通過は不透明な情勢だ。いくら野田首相が不退転だ何だとエラソーに言っても、予算案審議がガタガタすれば、お先は真っ暗。消費税増税法案の提出も難しくなる。
それでも野田は、その気だ。先週末は慶大主催のシンポジウムで講演し、「私の政権で結論を出したい」と強調。夜は企業経営者を相手に「先送りしない」と胸を張った。まるで何かに取りつかれているようである。
昨年末、党税調総会で野田は「丁寧な国会運営」からの卒業を宣言。「来年は正念場。“君子豹変す”という立場で臨んでいく」と主張した。偉くなったモノである。昨年8月の代表選では「ルックスはこの通り。金魚のマネはできない」と、自らをドジョウになぞらえていた。それが、数カ月後に「君子」である。地位が高いだけではない。徳が高く、品位の備わった人格者であると“自画自賛”したのだ。
なるほどドジョウから君子は「豹変」だが、この男がスタンスを変えるのは初めてではない。政権交代前、野田は消費税増税に猛反対していた。街頭でも、天下り法人をシロアリに例えて、「シロアリを退治しないで消費税を引き上げるんですか」「消費税を引き上げるという話はおかしいんです」と演説。シロアリを退治すれば、消費税5%分ぐらい捻出できると強調している。
【延命第一で増税に前のめり】
「野党時代の野田さんは、『日本は税金の使われ方がおかしい』『特別会計を含めて見直す必要がある』と話していた。師匠の松下幸之助が無税国家論を唱えていたこともあってか、彼の口から増税で財政健全化なんて聞いたことがありません」(民主党関係者)
困った君子サマである。「野田首相が増税に前のめりになっているのは、自らの延命を考えてのことです」と言うのは、政治評論家の山口朝雄氏だ。
鳩山元首相は政治主導を掲げて役人を排除し、菅前首相は無能ぶりと性格の悪さで役人にソッポを向かれた。
2人の自滅を目の当たりにした野田は、財務官僚頼みになったというわけだ。
「ギリシャ危機や国債暴落懸念は後付けです。方便に近い。野田首相は財務省しか知りません。ほかで政務三役をやっていないし、官房長官や幹事長の経験もない。政治家として小粒です。もともと総理の器でなかった。だから、ポストを守るには強固な後ろ盾が必要になる。財務官僚と手を結んだのは、自然な流れです。しかも、善くも悪くも消費税を引き上げれば歴史に名が残る。それが勲章だと思っているのでしょう」(山口朝雄氏=前出)
私利私欲の増税案で英雄気取りとは、困ったモノである。
◆財務官僚に刷り込まれた記憶はないのか
もっとも、財務官僚を引き込んであれこれと画策しているのなら、まだマシかも知れない。永田町では、「野田首相は本当にアホなんじゃないか」との見方も広がっている。
「野田首相の消費税増税が官僚に刷り込まれた政策であるのは間違いありません。副大臣、大臣と財務省で経験するうちに、大変なことになると脅された。
しかし、最近の言動を見ていると、変わってきている。刷り込まれ、操られているという感覚がなくなり、本気で増税しなければダメだと思っているようです。経済がこんな状況なのに、不退転だとか、私の代で決めるだとか、かたくなな態度を続けているのも、税率アップが必要だと信じ込んでいるから。そもそもが自分のアイデアなんだと、思い込んでいる気配すらあります」(政治評論家・有馬晴海氏)
日本一入るのが難しい東大を出た連中が、自分たちの利権を守るために一致団結すれば、早大出身の野田など、ひとたまりもない。狡猾な役人の手のひらの上で踊らされているのに、自分の意思で踊っていると勘違いしている。はたから見れば、救いようのないアホだ。それが自らを「君子」と称していい気になっているのだ。
【「豹変」にモノ申したい国民】
さすがに党内からも、狂気の増税に造反する動きが出ている。代表格が「国民の生活が第一」を標榜する小沢元代表だ。
先週末は共同通信のインタビューで、消費税増税関連法案への反対を明言。〈筋道が違う。経済政策としてもおかしい。大改革を何もしないで増税するのは、国民を愚弄する背信行為だ〉
と訴えた。その上で、〈歌を忘れたカナリアは私たちではない〉〈普通の理屈から言うと、歌を忘れた人たちの方が離党するものだ〉と分裂も辞さない構えである。
「野田首相の周辺は小泉郵政選挙にならって、党内の造反者と戦う選挙を目指していると思います。うまくいけば自民党の存在感を消せるし、ガラガラポンにつながる可能性も高い」(有馬晴海氏=前出)
それならそれで結構だ。民主党は即刻分裂して、解散・総選挙でケリをつければいい。官僚の利権を拡大させる増税推進派と、官僚の利権にメスを入れる増税反対派に分かれ、信を問うべきだ。
ワケも分からないくせに増税に突き進む野田は、最悪の首相である。このまま任せていると、国も国民の暮らしも持たない。09年衆院選で多くの有権者は民主党政権の誕生を望んだ。しかし、それは野田首相を前提にしたものでもなければ、増税を容認したものでもなかった。
国民は「豹変」にモノ申す機会を待っている。
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