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陸山会事件 東京地検の新たな「虚偽記載」発覚! 朝日新聞の重要記事
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2012/02/post-cc8c.html
2012/02/06 誰も通らない裏道
小沢一郎元秘書の石川知裕議員を、陸山会の土地取引問題で取り調べた東京地検特捜部(当時)の田代政弘検事らを「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」http://shiminnokai.net/が「虚偽有印公文書作成及び行使容疑」で告発した件(東京地検刑事部で受理)に関連して、昨日、朝日新聞が重要な記事を掲載したので、以下に引用します(私は東京新聞購読者なので、本日まで記事内容を確認できなかった)。
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石川議員取り調べの特捜検事
捜査報告書 他にも加筆
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる政治資金規正法違反で、民主党元代表・小沢一郎被告(69)の元秘書・石川知裕衆院議口(38)を取り取り調べた検事が作成した捜査報告書に、実際には取り調べ申になかったやりとりが、小沢氏の公判で発覚した以外にも、記載されていることがわかった。
「隠し録音」と食い違い
この捜査報告書は、小沢氏の強制起訴を決めた検察審査会に資料として提出されていた。17日の小沢氏の公判で東京地裁が証拠採用し、中身を調べる見通しだ。小沢氏の弁護側は「石川氏の供述調書の内容は信用できる」と審査会が判断した根拠の一つになったとみて、小沢氏の公訴(起訴)の棄却を求めている。
この捜査報告書を作成したのは、東京地検特捜部で捜査に加わった田代政弘検事(45)。検察審査会が小沢氏の1回目の審査で「起訴相当」と議決した後の2010年5月17日に、保釈中の石川議員を取り調べた。上司の特捜部長あてに、その日の石川議員とのやりとりをまとめた。
石川議員がこの取り調べをICレコーダーで「隠し録音」していたため、小沢氏の弁護側か公判で指摘して食い違いが発覚した。
録音にないことが新たに判明したのはまず、この調べの日に供述調書を作成するかどうかのやりとり。捜査報告書では、田代検事が「署名拒否にしますか」と投げかけ、石川議員が「そんな、突き放さないでくださいよ」と述べたと記載されている。録音には石川議員が調書の作成をためらう様子は記載されているものの、こうした問答はなかった。
また、石川議員が同年1月に特捜部に逮捕された直後の田代検事による取り調べを振り返り、「『弁護士には内緒にしてください』とお願いして、供述調書を作ったんでしたね」などと発言したという記載が捜査報告書にあった。しかし、録音にはこうした弁護士についてのやりとりは一切なかった。
他にも、録音では田代検事が発言し石川議員が肯定したやりとりなのに、すべて石川議員の発言として記した部分が数力所あった。
昨年12月に小沢氏の公判で弁護側が指摘してすでに発覚しているのは石川議員が逮捕中に、「政治資金収支報告書の虚偽記載を小沢氏に報行し、了承を得た」と認めた理由についてのやりとり。「検事から『11万人の選挙民の支持で議員になったのに、うそをつけぱ選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」などと石川議員が語ったと報告書に記載されたが、録音にはなかった。
公判で証人として出廷した田代検事は、捜査報告書との食い違いを認めたうえで、「逮捕中に石川氏が話したことと記憶が混同して書いてしまった。虚偽ではない」などと弁明した。
この捜査報告書をめぐっては、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が今年1月に、虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で田代検事らを刑事告発し、東京地検刑事部が受理している。
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/02/06/asahi.jpg
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もはや、これは小沢一郎・陸山会の虚偽記載問題ではない。
一人の有力な総理大臣候補者を陥れるために東京地検特捜部が行なった、恐るべき「捜査報告書虚偽記載事件」である。
今回の朝日新聞の記事は大変に評価できるが、日頃から根拠なく小沢一郎を罵倒する同社の論説委員諸氏はどう説明するのか(思うに現場は頑張っているけど、ベンチがアホなんでしょうな)。
・朝日新聞 読後雑記帳
特捜検事の「虚偽記載」犯罪を徹底批判しない記事
http://60643220.at.webry.info/201201/article_7.html
あるいは、こういう恐るべき体質を持つ検察のリークを、2009年の3月(大久保秘書逮捕)以来、延々と垂れ流してきたメディアはどういう責任をとるのか(この期に及んでも検察リークを垂れ流し、しかもそれを指摘されてもドスルーする毎日新聞サンはとくに問われますネ)。
少なくとも、あの時点で、マスメディアが真っ当な報道をしていれば、今日の政治状況は非常に大きく変わっていたことは間違いないだけに、その罪は重大だ。。
しかも、当時、すでにネット上では、大久保逮捕に対する疑問が溢れかえっていたのだから、「まさか検察がこんなにおかしなことをしているとは思わなかった」とは言わせない。
とすれば結論はただ一つ。
マスメディアは東京地検の共犯者だったのだ。
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