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消費増税に狂気 の松下塾政権。 暴走を許すな! (もうすぐ北風が強くなる)
http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/766.html
投稿者 純一 日時 2012 年 2 月 06 日 10:44:42: MazZZFZM0AbbM
 

http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-852.html


2012-02-05

 野田政権が異様に不自然に、しゃにむに消費増税に突進している。
 国民が最も嫌う政策、しかも他に斟酌なく消費増税のみ進めて、国民経済を破壊し、自分たち自身を自滅させるつもりのようだ。

 この異様な事態は、松下政経塾政権の本質を表している。

 彼らの隠してきた政治思想を示している。
 対米盲従の極右反動思想である。
 米国、財界、資産階級に盲従支援し、一般国民、勤労者、中小企業などから絞りとる。彼らは死ぬまで絞ろうとの考えが極右思想なのである。


(参照)

「藤原、本澤対談:松下塾政権とは何者か」 : http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-737.html

「松下政経塾とは、何者なのか」 : http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-765.html

「藤原、本澤:松下塾と米国、原発、政治」 : http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-788.html

 を御覧ください。

 いわゆる社会思想ではない。危険思想の集団なのである。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


消費税上げ論議の問題点――欠陥だらけの「一体改革」を疑え   1/31  森永卓郎


 ■なぜ、必要以上の消費税をかき集めるのか
 
 政府・与党が2012年1月6日、消費税率の引き上げを柱とする「社会保障と税の一体改革」の素案を正式決定した。野田総理は英国のチャーチル元首相の言葉を引用し、「ネバーネバーネバーネバー・ギブアップ」の精神でやり抜くと、消費税の引き上げに不退転の決意を示した。

 今回の改革案では、消費税率は現在の5%から、2014年4月に8%、2015年10月に10%へ引き上げられることが決められた。

 ただ、社会保障と税をどうリンクさせるかについて、どこまで腰を据えて考えたかについては大きな疑問が残る。

 改革案資料を読んでみると、2015年に消費税を引き上げる時点での社会保障の新たな必要額は、子ども手当、医療、介護、年金などの細かい改善をするための約3兆8000億円となっている。同時に「重点化」「効率化」という社会保障削減案も打ち出しており、それにより約1兆2000億円の削減が見込まれる。差し引きすると、約2兆7000億円の費用が必要(四捨五入の関係で引き算が合わない)だというのが社会保障改革のカネ勘定だ。

 これに対して、消費税率を5%から10%に引き上げると、13兆円が入ってくることになる。そもそも2兆7000億円の費用が必要だと言っているのに、 13兆円分も消費税を上げなければならないというのは理解しがたい。


  ■肝心の社会保障改革は、具体的内容なし

 政府は、消費税引き上げ分は全額社会保障財源にすると決めたので、この問題を表面上は取り繕っている。ただ、これはカネに色がついていないのをいいことにした詭弁にすぎない。まず先に消費税引き上げがあるという本音は否めない。

 社会保障改革の内容としては政策の新規性に乏しく、具体的内容にまでは踏み込まず、「図る」「検討する」「推進する」「取り組む」などの表現で言葉を濁している。

何より、社会保障の基本ともいうべき年金では、民主党が掲げる最低保障年金を柱とする年金制度さえ示していない。マニフェストに書かれている年金改革の展望が一向に見えないのに、マニフェストに書かれていない消費税はスケジュール、税率までしっかり決めているというのは、どう考えても納得できない。

 消費税引き上げが、まるでお題目のようになっていることを示すのが、素案の続きだ。なんと消費税率を10%に引き上げた後も、更なる消費税増税を続けるための法整備の方針が盛り込まれているのだ。今回の改革案には、今後も無制限に消費税を引き上げていくためのロードマップが含まれていると言ってよい。


  ■増税が可能な税目は他にもある
 
 一番おかしなところは、消費税の引き上げ以外の選択肢をきちんと検討した形跡がないことだ。もちろん、増税の前に徹底した歳出削減を行う必要があるのは言うまでもない。だが、仮に増税が避けられないとしても、増税が可能な税目は他にいくつもあるのだ。

 第一は、金融資産課税だ。いま個人金融資産が1400兆円あるから、1%課税するだけで、毎年14兆円が入ってくる。消費税率を倍増しても増収は13兆円だから、こちらの方が効果は大きい。

 こんなエピソードがある。テレビ朝日の「スーパーモーニング」のディレクターが、野田総理がまだ財務相だったころインタビューをして、「貯蓄税を導入するというのはどうでしょう」と振ってみた。すると野田財務相(当時)は明確に、「貯蓄税などという話は見たことも聞いたこともない。」と却下した。

 実は、日本は戦後しばらくの間、金融資産課税をしていたことがある。その時はなぜ失敗に終わったかというと、金融資産の捕捉が難しく、著しい不公平が生じたからだ。

 当時は株も債券もみな紙だったから、捕捉できなかったのもやむを得ない。しかし、現在ではそれらは電子化されており、一瞬のうちに低コストで全体を捕捉できる。だから何の問題もないはずなのに、検討もしないというのは、到底納得できない。


  ■法人や資産家への課税を強化せよ
 
 第二は、法人税だ。法人税率を1%引き上げれば、3000億円の税収増になる。現在30%の法人税率は、1987年までは43.3%だったから、そこまで税率を戻せば4兆円の税収増が得られる。

 いまは不況で、企業の収益が縮んでいるからこの程度だが、平時に戻れば税収増はもっと大きくなるはずだ。

 第三は、相続税だ。2009年末の家計の正味資産は2039兆円だ。仮に30年で世代が入れ替わるとすれば、1年当たりの相続財産の発生は68兆円となる。これに一律20%の相続税を課せば、年間14兆円の税収が得られる。これも消費税増税とほぼ同じ効果がある。

 もちろん、あまり相続資産を持っていない人たちの控除をきちんと確保する必要があるが、それをやっても大きく税収は落ちないだろう。資金は高額資産家に集中しているからだ。

 いまの相続税の規模はわずか1兆4000億円。いろいろな税制上の減免措置があったり、相続資産を捕捉するのが難しかったりするからだ。そこをキチンとするように改めれば、消費税増税の必要性は吹き飛んでしまう。

 いきなりひとつの税目を引き上げると歪みが生じるというのなら、これらの税目を組み合わせればよい。それなのに、野田総理はなぜか消費税一本槍なのだ。

  ■デフレを脱却すれば、消費税引き上げは不要
 
 そして、こうした増税よりも先行して取り組むべきなのが、デフレ脱却による自然増収だ。これが一番国民の痛みが小さいからだ。デフレに突入した1997 年の税収は54兆円だった。現在の税収が42兆円だから、デフレを止めてこの時の税収に戻すだけで、12兆円の増収になる。現在検討されている消費税アップ分にほぼ匹敵する。

 デフレを脱却し、名目成長率を上げることは、それほど難しくない。マネーを増やせばいいだけだ。マネーを増やせば、為替はかなり簡単に円安になり、それだけで名目GDPが上がる。また、円が増えてモノが相対的に少なくなれば、物価は高くなる。

 逆に言えば、このまま経済成長もせず、歳出削減のための改革も先送りにして放置すれば、底に穴のあいたバケツに税金をつぎ込むように、いずれ税収が足りなくなり、財政赤字も増大して、再び増税への道を歩まざるを得なくなる。

 デフレを脱却すれば消費税は引き上げなくて済むという主張は、民主党の中では小沢・鳩山グループもしているし、自民党の中にも同様の主張をする人がたくさんいる。野田総理はそうした声になぜ耳を傾けないのか。デフレを脱却して困る人はいないはずだ。

 何よりデフレのまま消費税増税を行うというのは、狂気の沙汰としかいいようがない。

 消費税増税を言う前に、これらの方策がなぜ駄目なのかを説明すべきだ。


  ■前原・野田グループの暴走を許すな
 
 そうした説明責任を果たさず、あくまで消費税増税にこだわるのは、野田総理が属する前原・野田グループが、実は弱肉強食の構造改革路線の信奉者だからだ。彼らが目指しているのは政権交代可能な“保守政党”であって、そのDNAは自民党の構造改革派と同じである。

 彼らは基本的に資産家を擁護する。そして、資産家にとって一番おいしいのは、デフレが継続することだ。二束三文で株式や土地を買い占められるからだ。 1997年にデフレに突入してから、株価は6割下がり、市街地価格指数はちょうど半分になっている。資産家はデフレのおかげで資産を半額で買えるようになったわけだ。

 そうした勢力の暴走を許してはならない。メディアは次第に消費税引き上げ容認に転じてきたが、今こそ国民はノーの声を突きつけるべきだ。


 繰り返しになるが、今回の改革案で提案されている政策パッケージは、マニフェスト違反と言っても差し支えない。こうした約束違反をするのなら、改めて総選挙の洗礼を受けることが必要だ。野田総理はその後に増税を主張すべきだろう。  

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コメント
 
01. 純一 2012年2月06日 10:54:07 : MazZZFZM0AbbM : MZJW95cJJc
本稿で引用、転載されている森永卓郎氏の全文は、次のURLでご覧ください。

「消費税上げ論議の問題点――欠陥だらけの「一体改革」を疑え」
 http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20120130/297680/?P=1


02. 2012年2月06日 11:09:10 : ln0pEmM5rY
言わんこっちゃない。だから民主党に政権取らしたら大変なことになると口を酸っぱくして言っただろ。

自民党と民主党は お  仲  間

消費大増税したければ何時だって出来る。
総て国民の民意が議席に反映しない不公正な小選挙区制の所為。

こう言う国民をバカにした腐敗した状況を作らない為には、選挙制度を比例代表制にするしかありません。
しかし、野党はと言えばこの期に及んでまだ煮え切らない情けない以下のありさま。

社民党と公明党、国民新党は、最近まで比例代表制が正しいと言っていたのに、
土壇場になって翻心。
小選挙区比例代表連用制なる国民をコケにした制度にしがみ付き始めた。

理由は、比例区の議員定数が減らされた時、連用制にした方が数議席増えるとか言う
実にしみったれたものらしい。
現職が安全に当選できさえすればいいのか?

私利私欲、目先の自分の利益のことばかり考えていないで、
もっと、何をすれば国民に最も利益になるか、大所高所に立ってものを考えられないかね。

小選挙区連用制は、小選挙区制である以上、党の幹部が勝手に決めた候補者が
時には落下傘候補として一つの選挙区に一人降りて来るだけ。
有権者は否が応でもその候補者に投票するしかない。
国民の選択権が否定されるばかりか、党のご意向に逆らえない、何とかチルドレンのような
お太鼓もち集団を作るだけ。

更に、比例区においては、政党名を書くだけだから、党が勝手に決めた名簿順位で
当選され、ここでも有権者は候補者を選べない。
こいつ嫌だなと思っても、この人是非入れたいと思っても、国民の意思は完全に否定される。
正に政治屋の党利党略そのものの国民の選択権の侵害だ。

こんな選挙制度にしがみ付く者達は、既に腐っている。
そんな者には二度と、金輪際投票してはいけない。
そいつらが作った国会は、今と同じ様に、必ず、物凄く腐敗する。
 


03. 2012年2月06日 13:10:55 : TykzSB0npc
残念ながら、自民党が元の自民党に戻ることはありません。
おそらく抜け創価、隠れ創価、協力関係を築いている者などが中に多数入り込んでしまっています。

別れたような形に見えても、実際の関係そのものはその後も続いています。
本人がずいぶん前にやめたとか嫌いだとか言っていても、それを信用しない方がいいでしょう。

一緒になってから立てられた自民の候補者には怪しいのが数多く混ざっているはずです。
そうでもなければ選挙協力してもらえないでしょうから。


04. 2012年2月06日 20:56:37 : G8CShyICII
この投稿の通り。
政府が真に日本が危機的状況にあるとしたら、
愛出カット、税収の増加に色々な手段を検討し、それを国民に
説明しなければならない。
消費税のネバネバ増税しか聞いていないし、消費税5%の内
1%しか社会保障改革に当てない言う事も、十分説明していない。

野田は、国民を馬鹿にしている。


05. 2012年2月07日 00:19:14 : hqETdX5GLA
野田首相は、一刻も早く辞任したほうがよいだろう。
次期政権は、

馬淵首相−小沢幹事長

小沢首相−馬淵幹事長

でよいのでは。馬淵は筋金入りリフレ派だから、日本初の本格的リフレ政権になる。

■小沢鋭、馬淵氏が勉強会=消費増税反対で結束
 民主党の小沢鋭仁元環境相と馬淵澄夫元国土交通相らが新たな勉強会
「円高・欧州危機等対応研究会」を発足させることが8日、分かった。
初会合を9日に開き、会長に小沢氏、幹事長に馬淵氏を選任し、今後の活動方針について意見を交わす。
 8月の党代表選で馬淵氏は野田佳彦首相に敗れ、小沢氏は出馬に意欲を示した経緯がある。
両氏は、首相が目指す消費増税に反対で、党内の反増税派を糾合したい考えとみられる。
来年秋の党代表選をにらみ、存在感を示す狙いもありそうだ。 
 呼び掛け人には、小沢一郎元代表に近い鈴木克昌筆頭副幹事長も名を連ねている。
元代表が同研究会のメンバーに影響力を及ぼそうとすることも予想される。(2011/12/08-11:16)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011120800337

■「小沢鋭・馬淵研究会」発足 野田首相の消費増税路線さらに厳しく
消費税増税に慎重な民主党の小沢鋭仁元環境相と馬淵澄夫元国土交通相は9日昼、
同党新人議員を中心に約40人を国会内に集め、「円高・欧州危機等対応研究会」の設立総会を開いた。
小沢、馬淵両氏はともに来年9月の党代表選への出馬に意欲を示しており、
研究会の立ち上げで党内中間派の結集を図る考え。
野田佳彦首相が年内をメドに決着を目指す消費税増税をめぐる党内の意見集約は、さらに厳しさを増しそうだ。
研究会の会長に小沢氏、幹事長に馬淵氏が就任した。
海江田万里元経済産業相と直嶋正行党副代表を顧問に迎え、
小沢一郎元代表が率いる党内グループ幹部の鈴木克昌筆頭副幹事長らを副会長に据えた。
研究会の設立趣旨は「経済危機・円高対応、マクロ経済政策全般の研究」とした。
幅広い議員の参加を目指し、あえて消費税に関する文言を除外した。
ただ、馬淵氏は設立総会で「歳入改革や歳出削減も検討し、政府にモノを申す研究会としたい」と述べ、
消費税増税をめぐる党内論議で歳出削減優先を主張していく可能性を示唆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000549-san-pol

小沢鋭、馬淵氏が勉強会=消費増税反対で結束
民主党の小沢鋭仁元環境相と馬淵澄夫元国土交通相らが新たな勉強会
「円高・欧州危機等対応研究会」を発足させることが8日、分かった。
初会合を9日に開き、会長に小沢氏、幹事長に馬淵氏を選任し、
今後の活動方針について意見を交わす。
8月の党代表選で馬淵氏は野田佳彦首相に敗れ、小沢氏は出馬に意欲を示した経緯がある。
両氏は、首相が目指す消費増税に反対で、党内の反増税派を糾合したい考えとみられる。
秋の党代表選をにらみ、存在感を示す狙いもありそうだ。 
http://news.livedoor.com/article/detail/6100373/


06. おっさんZ 2012年2月07日 17:31:17 : vf1pLsPn/FgHY : TwezM2hnjk
純一さん、すばらしい記事を有難う、知人にも知らせて回る事にするよ。
俺は以前から松下政経塾は「財界の、財界による、財界だけの為の政治家を作る機関」と判っていたから驚かないが、未だにTVの政治討論(と称する洗脳)番組に騙された連中が、前原を信奉しているのを見ると、腹が立って仕方が無いんだ。
あんな連中や、自民党右派などに政治を任せると、革命前のキューバの様に「人口の5%の富裕層が95%の資産を所有する農奴制社会」にされてしまうよ。

07. 2012年2月08日 14:53:35 : BIgfJMRMNE
小沢は「消費税増税の前にやる事を自分らがやって、それでも財源が足りなければ国民にお願いしろ」と言っている。
国会議員を初め役人連中の懐は痛まないようにして、国民だけにその痛みを押し付けるのは言語道断。

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