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狂気の野田政権をこれ以上存続させることは、「国民の生活が第一」という約束に反する。小沢一郎は4月に出る無罪判決を待っているのかもしれない。しかし有罪判決が出たらどうするのだ?その可能性の方が大きいのだ。相手は理性も理屈もない連中なのだ。小沢一郎は今こそ決起すべきなのだ。たとえ有罪判決が出てもいい。選挙で当選すればいいのだ。
それが禊ぎになる。有権者の選択こそ最大限尊重されるべき価値なのだ。09年3月3日の大久保秘書逮捕による西松献金事件は8月の総選挙で禊ぎが済んだ。だから検察は翌年陸山会事件をでっち上げるほかなかったのだ。たとえ、有罪判決でもいいのだ。有権者の選択こそ優先されるべき価値なのだ。だからこそ今、離党し、新党なのだ。
狂気の野田が叫んでいる。消費税増税!バカも休み休み言え!そもそも税とはなにか?歴史上、税とは権力者が自分たちの生活と権力を維持するための費用を力で取り立てたものである。現代の民主主義国家における税の概念はそうではない。税とは、国家を維持するための費用負担であり、国家はそれに見合うサービスを納税者に返さなければならない。
国家がそれに見合うサービスを提供しなければ、その差額は税を取り立てる側の懐に入ることになる。税を取り立て懐に入れるのは誰か?増税を叫ぶ奴らである。第一に税金で食っている公務員である。中央・地方を含めて議員と呼ばれる連中もその仲間である。補助金で潤う連中、公共事業を食い物にする連中である。
納める税より、税から受ける恩恵の方が多い連中である。所得税を納められない貧乏人の受ける恩恵などたかがしれている。奴らはそんなものとは比べものにならないほどの差額を受け取るのだ。まして今この国には、税を納めていない人間は一人もいないのだ。
小沢一郎よ、今がその時なのだ!消費税を上げられてからでは遅いのだ。TPPなどに参加してしまってからでは遅いのだ。だれがその恩恵を受けるのだ?喜ぶ一人の陰で十人・百人の人が泣くことになる。原発再開を叫ぶ連中がいる。愚の骨頂である。
「百年兵を養うは、一日これを用いんがため」というのは、山本五十六の言葉らしい。ならば、逆はどうだ?「百年貧に耐えるのは、これ一日の災いを避けんがため」
五十基も百基もの原発を百年も動かせば、一基や二基は必ず爆発する。原発事故の凄まじさは今度で身にしみたはずである。事故後1年経っても収束のメドはたたない。それどころか事故の影響の広がりはいまだにその全体像が見えていない。奴らの言う安全確認だのストレステストなどを信じるのは余りにもお人好しに過ぎる。原発がなければ必要なエネルギーを供給できない。経済活動が阻害される。全くの嘘である。50基の原発が停まっているこの酷寒の今でさえ電力は足りている。原子力発電のコストが一番安い。これもまた嘘だろう。
原発関連に注ぎ込まれる税金はおそらく年間二兆円を超えているのではないか?それを代替エネルギーの補助金に回せば、必要な電力など簡単に出てくるだろう。独立行政法人・原子力研究開発機構だけで年間2000億円近くの補助金が流れ込んでいる。財団法人・ 電源地域振興センターというのがある。仕事は、「原子力発電施設等の周辺地域の住民・企業等に、 原子力立地給付金を交付」することである。ここに年間500億円が注ぎ込まれている。原発関連に流れる補助金等の総計がいくらになるかだれにも分からない。
原発関連の膨大な無駄遣いは置いておこう。原発は百年の営みを一瞬にして無にしてしまう怪物なのだ。飼い慣らすことなど不可能な怪物なのだ。ちまちまとした利益のために、いつ牙をむくか分からない怪物をせっせと育てているのは愚かとしか言いようがない。徐々に減らすのではなく、一挙になくさなければならない。明日にもどこかで爆発するかもしれないのだ。
消費税、TPP、原発。どれも日本を地獄へ引き込む悪魔の術策なのだ。こんなことばかりに突き進む野田政権を一日でも生きながらえさせるのは犯罪である。小沢一郎は判決の下る前に決起すべきである。有罪判決が下ってからでは動きがとれなくなる。野田や仙谷やマスコミが勢いづくだけである。万が一、無罪判決が下りればそれはそれで結構なことである。新党に勢いがつく。
司法は司法。政策は政策。小沢一郎が断固たる姿勢を示せばいいだけなのだ。多くの国民は分かっているのだ。小沢一郎が抜ければ、民主党など自然と立ち枯れる。国民に憎まれ軽蔑されている議員ばかりの集団ではないか!国民は、民主党も駄目、自民党も駄目と思っている。受け皿?みんなの党も嫌だ。橋下維新の会も嫌だ。受け皿不在なのだ。
国民の怒りの受け皿は小沢一郎だけなのだ。本当の受け皿になれるのは小沢一郎だけなのだ。公務員の給与削減も確かに必要である。天下り禁止も絶対必要である。しかし、ことはひとり公務員・官僚の問題ではないのだ。国家の機構、司法・行政・立法のすべてを包含する根本的な問題なのだ。しかしそれらすべてを捉えて、「統治機構の改革」と言えるのは小沢一郎だけなのだ。
【小沢元代表単独インタビュー詳報】増税法案に造反明言 小沢氏、離党は否定 野田首相の解散困難 次期政権で衆院選 (47ニュース・共同通信 2012/02/04 )
「マニフェストに掲げたのは、国の統治機構の大転換をはじめとする革命的な改革だ。本気で取り組めば、大変な波風が立つ。猛烈な抵抗があるが、やり抜かなければならない。民主党議員の多くは、マニフェストが何を意味するかを深刻に考えずに主張したのかもしれない。それをやり抜く使命感と責任感が必要だ」
ここに小沢一郎の真骨頂がある。小沢一郎にはすべてが分かっていたのだ。「大変な波風」「猛烈な抵抗」!しかしその上で、「やり抜く使命感と責任感」と言っているのだ。ならば、
小沢一郎よ、今こそ立つべき時なのだ!
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-235.html
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