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投稿自粛中ではありますが、生々しい怒りの心情があるうちに、これだけは記しておきたいと思いました。
今日、岡田副総理閣下が、2015年には消費税の更なるアップを検討せざるをえないとの見解を語った。明言は避けて慎重な言い回しを装っているが、現行の医療・福祉水準を維持するには20%までの増税はやむを得ないというニュアンスである。しかし、以下の医療明細を見ていただきたい。これは、持病の悪化にともなって、不眠症がキツくなった先月末、かかりつけ医院に行ったときのものである。
医院の領収書
再診料 73点
医学管理料 225点
投薬処方料 86点
心療総点数 384点
調剤薬局領収書
調剤技術料 1580円
薬学管理料 340円
薬剤料 140円
合計 2060円
医院と薬局の合計金額は、(384点×10)+2060=5900円
わずか14錠(2週間分)・140円のクスリをもらうために、何と5900円の料金が必要なのだ(保険適用で実費は1770円)。
5900÷140=42
いったい、医薬品以外のどんな商品に、仕入れ値段の42倍もの価格をつけるものがあるだろうか!
これが、日本の医療シンテムの現状なのだ。現在、開業医で処方される睡眠剤は、誤って大量服用しても、生命に危険をおよぼすことのない安全な薬剤だと説明されている。ならば、ドラッグストアでの販売規制を緩和するだけでも医療費の抑制効果は大きいはずだ。日常的なレベルで医学知識がない者が受け取る領収書を見るだけでも、信じられない事実に気付く。
「消費税を上げないと、大変なことになる」という、政・官・財・マスコミの大合唱に騙されてはいけない、日常の小さい出来事から改めて再認識したしだいである。
(了)
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