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2012年2月 4日 (土)
予算委員会視聴時必携の教本『日本の再生』
宝島社から、
『別冊宝島 保護政策は正しい! TPPはアメリカの策略だ!』
が刊行された。消費税込み880円。
「図解でわかるTPPの危険性」
のサブタイトルがついている。
以下に目次を紹介しておく。
まえがきにかえて
日本は貿易大国ではない! 内需大国である!
巻頭インタビュー
田中康夫(衆議院議員)が吠える!
「開国」にだまされるな TPPは国を壊す「壊国」だ!
参考資料
田中康夫が中心となって行った決議呼び掛けへの賛同者、不賛同者一覧
金子勝(慶應大学教授)に聞く!
アメリカが仕掛け、アメリカだけが得をするTPP
コラム 営利企業の参入が危険!
TPPで国民皆保険制度が危ないのは、なぜ?
第1章 10分でわかるTPPの危険性
10分でわかるTPPの危険性
コラム 衝撃スクープ! 交渉内容は明らかにされない!
コラム TPPに反対するために! この4冊を読んで、理論武装しよう
第2章 TPPで危機に曝される農業と医療
農業●TPPが与える悪影響
米、小麦、牛肉、豚肉、サトウキビetc.
壊滅する日本の農業
文/小倉正行(参議院政策秘書)
資料 TPPによる日本の農業への影響
色平哲郎(佐久総合病院医師)インタビュー
世界最高水準の日本の健康指標
日本の“宝”=皆保険制度を破壊してはならない
コラム アメリカの医療保険の実情に迫るドキュメンタリー映画
マイケル・ムーア監督作『SiCKO』
コラム 米豪FTA、米韓FTAでわかった!
TPPで、確実に薬価が上がる現実
第3章 国家を喰いものにするISD条項
主権●国家主権をも脅かすTPP
アメリカに依存させて日本の経済的植民地化を狙う
文/田母神俊雄(元航空幕僚長)
韓国●韓国経済の変化と米韓FTA合意の背景
韓国が交渉で勝ち得たものは「コメの関税の維持」のみ
文/三橋貴明(経済評論家)
コラム 研究:米韓FTA 色平哲郎が語る
毒素条項「ISD条項」の本当の怖さ
コラム アメリカとのNAFTAでどうなったか外務省資料でわかった!
ISD訴訟では、アメリカ企業に勝てない!
第4章 自由貿易主義にだまされるな!
グローバリズム●新自由主義政策の危険性と保護主義の効用
自由貿易は原則として正しいが万能ではない
文/植草一秀(政治経済学者)
あとがきにかえて
TPPに反対するということは日本のあり方を考えるということ
予算委員会が始まり、国会論戦が本番を迎える。
消費税、東電処理、脱原発、TPP、普天間、さらに財政再建と景気回復など、難問が山積している。
直面する諸問題への処方箋を示したのが、
『日本の再生』(青志社)である。
国会論戦を理解する手引書としてぜひ活用いただきたい。
「シロアリを退治して働きアリの政治を実現しなければならない」と2009年の夏に野田佳彦氏が声を張り上げた事実も、この本のなかに収録されている。
財政再建は重要課題だが、国民に重税を押し付ける前に、官僚の巨大利権にメスを入れなければならない。
1.2兆ドルの巨大な外貨準備は、米国への上納金でしかないが、こんな巨額の資金を米国に上納するいわれはない。円に換金して、国民の生活が第一の施策に充てるべきだ。
アマゾンサイトにレビューを記載下さっているので、一部を紹介させていただく。
「一人でも多くの人に読んで貰いたい」
植草氏の前著「日本の独立」と併せて一人でも多くの人々に読んで欲しい、日本人としての必読書だと思う。
25年以上も前、大蔵省の時代から行われているTPR(TAX PR)と称する財務官僚が省益の為だけに行なう情報、世論コントロールの実態やTPPに至るまでのアメリカ隷属の歴史など、これからの日本の在り方を考えるうえで知っておくべき情報に溢れています。
過去対米隷属からの脱却、官僚利権の排除を標榜した政権が米国・官僚・マスメディアによる妨害、攻撃にさらされて潰されてきた歴史がある。近年も小沢一郎氏に対する執拗で異常な攻撃や検察の暴走を目の当たりにして、何かおかしいと感じている人は増えていると思う。
そんな中でより多くの人々が日本の現状に対する正しい認識を持ち、向かうべき方向性を共有出来れば本気で日本を改革しようという政治家が立ち上がり易い空気が出来てくるのだるうと思う。
その意味でも前著「日本の独立」と併せて一人でも多くの人々に読んて貰いたい良書だと思う。
植草氏は有料メールマガジンを発行しておられるが、社会の木鐸との矜恃を無くして久しい全国紙を購読する様な無駄金を使うくらいなら、是非購読することをお薦めします。
氏のブログ「知られざる真実」で一部を読むことが出来ますので、まだご覧になっていない方は目を通されることをお薦めします。
「比類なきエコノミスト」
日本の政治経済の問題点を提起したうえで具体的な処方箋を簡潔にまとめげた力作。
その迫力・中身の濃さは他の追随を許さない。
素晴らしいの一言。
難解な内容もわかりやすく噛み砕いて説明しており、心遣いを感じる。
泥の中に隠れまくる「どじょう総理」の無能ぶりとその理由も手に取るようにわかる。
著者はこの日本国内で罠をしかれられ、冤罪で多くかけがえなきものをを失った。
にもかかわらず、日本を愛し、日本人を愛する優しさが文面から溢れだす。
国政に携わって欲しい。日本の為に。
過分なお言葉をいただき、この場を借りて厚くお礼を申し上げたい。
日本国憲法第36条に以下の条文がある。
第36条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
日本には「死刑」という刑罰があるが、これが、「残虐な刑罰」に該当するのではないかとの見方がある。
本日、2月4日から東京渋谷のユーロスペースで死刑映画週間が始まる。
死刑映画の上映とトークショーが開催される。
「「死刑映画」は「命の映画」だ」のコピーの下、問題作が連日上映され、作家などによるトークショーが行われる。
ユーロスペース1 死刑映画週間
死刑制度に賛否両論があるが、この機会にイベントに参加して、各自の思考を深めてみてはどうだろうか。
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