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株式日記と経済展望
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「マニフェストは命懸けで実行。書いてないことはやらない」「シロアリを退治
しないで増税はおかしい」いまの首相に聞かせたい野田佳彦の「名演説」w
2012年1月30日 月曜日
◆野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行 2009年8月 ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo&feature=player_embedded#!
「マニフェスト、イギリスで始まりました。
ルールがあるんです。
書いてあることは命懸けで実行する。
書いてないことはやらないんです。
それがルールです。
書いてないことを平気でやる。
これっておかしいと思いませんか。
書いてあったことは四年間何にもやらないで、
書いてないことは平気でやる。
それはマニフェストを語る資格がないと、
いうふうにぜひみなさん思っていただきたいと思います。
その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。
天下りを許さない、渡りは許さない。
それを、徹底していきたいと思います。
消費税1%分は、二兆五千億円です。
十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。
消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。
シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。
鳩山さんが四年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。
徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。
それが民主党の考え方です。」
評価の高いコメント
政策の善しあしを語る以前に、一人の人間として完全破綻してるじゃないか。いま、この街頭演説聞いて思ったのは、こういう調子でやるのなら政権交代して当然だということ。とにかく野党第一党で、それなりに政治家としてのキャリアも積んできた者がここまで言うからには「そりゃ根拠のある話だろうな」と、有権者が信じるのも無理はない。まさかそれがなんの裏付けもない、その場限りの口から出任せだなんて、普通は思わないよ。「普天間移転先は最低でも県外」「ムダ排除などで十六兆八千億円生み出します」「一般会計と特別会計の組み直しで、原資などすぐ出てきます」「ガソリンは大幅値下げ、年金も抜本見直しで拡充します」「高速道路は無料化します」「コンクリートから人へ」などなど、まだまだなんぼでもあるが、すべてデタラメのうそ八百だった。野田もこの調子で、いくらでも大嘘を重ねていたわけで、到底信頼できない。「協議」なんて、詐欺犯あいてにできるわけなど無いだろう。とにかく早く解散させ、民主党を壊滅させ、詐欺犯たちを牢屋に叩き込んでほしい
◆「マニフェストは命懸けで実行。書いてないことはやらない」「シロアリを退治しないで増税はおかしい」ーーいまの首相に聞かせたい野田佳彦の「名演説」w 1月23日 ニュースの深層
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31627
先週インターネットである動画が話題になった。野田総理の政権交代選挙となる2009年8月の衆院選の街頭応援演説だ。次をクリックすればYOUTUBEがみられる。http://www.youtube.com/embed/y-oG4PEPeGo
「マニフェスト、イギリスではじまりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです」ではじまり、
「消費税1%分は、二兆五千億円です。十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってるんです。シロアリがたかってるんです。それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。鳩山さんが四年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです」と明言している。
シロアリのところは、政権交代直前の2009年7月14日、麻生内閣の不信任決議案の賛成討論でも同じ話をしている。衆議院のビデオライブラリーは残念ながら2010年からなので、この箇所はないが、テレビ動画はないのだろうか。消費税増税のキャンペーンを張っているマスコミは出しにくいのだろうか。ネットは別なので、冒頭のURLをクリックすれば動画が見られる。
都市再生機構など大物天下り先は温存
シロアリは退治できたのか。まったくしていない。天下りは、政権交代直後に「現役出向」などという、かつての民主党だったら「裏下り」と批判すべきモノを天下りでないと正当化してしまった。この制度はもともと入省直後の若い人を対象として民間などへ武者修行に出す制度で、定年間近の人を「天下り」させるものでない。
シロアリの巣も退治していない。20日、独立行政法人改革を閣議決定した。現在102ある独法を65に再編するというが、これこそ数合わせだ。肝心要の予算がいくらカットできるかが書いていないし、聞いてもわからない。
個別に見ても、民営化すべき都市再生機構などの大物独法も引き続き天下り先として温存する。日本貿易保険も民営化しないで、全額政府出資法人とし焼け太りになっている。各省が好き勝手放題なのは、財務省が身を切っていないからだ。酒類総合研究所は廃止というが、国に戻すのだ。財政状況が大変といいながら、身内には甘い財務省を霞ヶ関各省はよく見ている。
いずれにしても、シロアリもシロアリの巣もなくなっていない。シロアリ退治はマニフェストに書いてあるが、命がけでやらない。また、20兆円近い税・保険料の増収が期待でき、しかも不公平がなくなる歳入庁はマニフェストに書いてあるが、これも命がけでやらない。聞けば「これからやる」というが、いつまでとはいわないし、これまで政権交代後2年半もたつのに何もやっていない。
マニフェストに書いていない消費税を上げる。書いていないことはやらないといいながら、やるのは、子どもでもおかしいとわかる。(後略)
(私のコメント)
冒頭のユーチューブの動画は2009年の8月の野田総理の街頭演説ですが、このように平気で嘘をつく政治家を首相にしてはいけません。野田総理だけではなく岡田副総理以下みんなで嘘をつけば怖くないとばかりにマニフェスト破りを行なっている。選挙演説でやると言ったことはやらずにマニフェストに書いていないTPPや消費税増税を命がけでやろうとしている。
これでは選挙があっても何を基準に選べばいいのでしょうか。民主党はこの選挙で大勝して300議席を取りましたが、政権を取ったとたんにマニフェストを忘れて自民党よりも自民党的な政治をやり始めた。これでは日本国民は怒るのは当然であり、それ以降の地方選挙では連敗が続いている。しかし自民党的政治を批判して民主党が政権を取ったのだから、自民党が選挙で勝っても自民党政治が復活するだけで何も変わらない。
そこで橋下大阪市長のような独裁的手腕の持ち主が現れて人気が高まっていますが、日本の政治は国から地方にいたるまで議会と行政府が一体となってしまって、首長がいくら改革しようとしても議会が反対して行政改革が進まない。行政府とマスコミが一体になって改革派首長のスキャンダルを書き立てて失脚させたりしています。
議員も公務員もお手盛りで給料を引き上げて、今では国民の平均給与を大きく上回るようになり財政赤字の穴を大きくしています。それに対して財務省は消費税の増税で赤字財政の穴を埋めようとしていますが、まずはバケツの穴を塞がなくては水は貯まりません。税制もゆがみがありますが高額所得者に税金を安くした結果、金融資産の増加が目立ちます。
高額所得者を減税しても消費に向かわず貯蓄に向かっていますが、課税最低限度が引き下げられて低所得者の増税が消費を減らしている。さらに消費税の増税が加われば泣きっ面に蜂ですが、その結果日本は公務員天国になってしまった。日本にも新自由主義が取り入れられて所得の再分配の機能が失われて、豊かな人はますます豊かになり貧しい人はますます貧しくなり、自殺者の増加やホームレスの増加が目立つようになりました。
明らかに政治が歪んでいるからそうなるのですが、政治家には能力も実権もなく官僚独裁政治が続いている。官僚に目障りな政治家がいればスキャンダルをリークして失脚させれば政治家はおとなしくなる。逆に官僚に使われるようになることで国会が空洞化して、総理や大臣は官僚が書いた答弁を棒読みするようになる。
いったい何のために政治家になったのか分かりませんが、野党議員時代はいい事を言っていても、いざ政権を取って大臣になるとがらりと意見が変わってしまう。だから政権が発足した当初は6割7割の支持率であっても、日にちが経つにつれて支持率が下がって来てしまうのは、公約破りが多すぎるからだ。衆参共に過半数を持っていれば法案が成立させられるのに鳩山総理はやるべき事をやらなかった。
民主党にも自民党にも総理や大臣が務まる人材がいなくなってしまいましたが、インターネットを選挙で使えるように現在でもなっていません。総務省の官僚が勝手にインターネットを文書図画に規定していますが、自分たちがインターネットを使いこなせないほどの低レベルの国会議員が多すぎるのだ。政治家の力量は演説をさせれば分かるのですが、満足に演説が出来る政治家がいない。だから官僚たちに原稿を書かせて読み上げるのだ。江田けんじ氏が次のように書いてる。
◆官僚が書いていることがバレバレ・・・野田、福田、麻生総理の演説文句が同じ 1月25日 江田けんじ
http://www.eda-k.net/column/everyday/2012/01/2012-01-25.html
しかし、「同じ」なのは、ある意味、当たり前の話だ。要は、この民主、自民の末期政権、その一番肝心な、熱い思いを込めて語るべき総理の言葉さえ、双方とも官僚が書いているということの動かし難い証拠だろう。野田総理も演説案を練っている時に「みんな同じことを言ってるんだよな」と述懐したという。
実は私は、海部、宮沢内閣時に、通産省から官邸に出向し、この総理演説の下書きを一人でやっていた。だから、生き証人のようなものだが、早稲田雄弁会の出身で「演説の名手」「海部の前に海部なし。海部の後に海部なし」と言われた海部総理ですら、弱冠30歳そこそこの官僚・江田が書いた文章はほとんど修正されなかった。博覧強記の宮沢首相ですら、そうだった。
「ましてや、野田、福田、麻生においてをや!」だ。野田政権も完全に官僚主導の自民党政治に戻ってしまった。
あ〜あ。
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