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2012-01-27
昨日、衆院本会議で行われた自民党の谷垣総裁の代表質問は、案の定、締まらないものでした。民主党が自民党の政策を取り込んで、自民党以上に自民党的になっているので、攻め切れなかったのです。
谷垣総裁は、2009年衆院選での野田総理の演説を引用しましたが、肝心の天下りの根絶の件を引用しなかったので、マニフェスト違反だという手続論に終始しました。自民党も、天下り根絶などする気がないことがはっきりしました。今のままでは、更に支持率を下げることでしょう。
谷垣自民党の限界を見極めたかのように、新党結成の話が浮上しています。野田政権が行き詰まることが確実視されている3月末までに、石原新党を作るようです。画策しているのは、石原慎太郎東京都知事の外に、国民新党の亀井代表、たちあがれ日本の平沼代表の二人で、民主党や自民党にも働きかけて70〜80人集めるのが目標だそうです。
民主や自民の泥船から逃げ出す人たちを糾合する算段のようですが、こんな見え透いた対米隷属政党が支持されるとは思えません。次期総選挙で大躍進が予想されている「大阪維新の会」と連携して、政権を取るつもりなのでしょう。人の褌で相撲を取るわけです。
「大阪維新の会」の政策も、煎じ詰めれば小泉政治の亜流ですから、化けの皮が剥がれるのは時間の問題です。しかし、浮薄な日本国民の多くが期待し、2009年の民主党のような馬鹿勝ちをする可能性があります。その結果、我国は外資に食い物にされ、失望は一挙に広がることでしょう。こうなってから悔やんでも遅いのですが、人間は誰かに縋りたいという習性がありますから、このシナリオに沿って動く可能性が高いと思われます。
民主党にはもちろん、未来はありません。野田政権と自民党は、ボクシングで言えばクリンチ状態になっており、共倒れするしかありません。野田政権は、3月末までに内閣総辞職せざるを得なくなるでしょう。しかし解散はせずに、党内で政権をたらい回しにすると思われます。選挙になれば殆どが討ち死にしますから、そんな愚を犯さずに、任期満了まで特権的地位にしがみ付くはずです。
野田氏の後継は副総理の岡田克也氏と目されていますが、消費税増税をごり押しして野田内閣が崩壊すれば責任を問われるでしょうから、後継者に納まるのは難しいと思われます。人材が払底していて、民主党にはもう人がいません。前原氏辺りが狙っているでしょうが、米国に見放されていますから無理でしょう。
任期満了が近づけば、新党を結成して延命を図る動きも活発化するでしょうが、そんな子供騙しに騙される人がいるとは思えません。民主党を見限るにはもう遅過ぎますが、出るなら早い方がいいでしょう。石原新党に合流するような議員は、全く信用できませんが…。
頼みの小沢一郎氏は、裁判で身動きがとれません。判決は4月に出される予定ですが、執行猶予付きで有罪になる確率が高いと言われています。約3300回の裁判を傍聴してきたジャーナリストの今井亮一氏は、裁判を指揮しているのは大善文男裁判長についてこう述べています。
「大善裁判官はニコニコしていて、まるで安アパートにでも住んでいそうないいオジサンという雰囲気ですが、判決は厳しいものになるでしょう。東京地裁で裁判長を務めるのはエリート中のエリート。よほどのことがない限り、警察や検察の筋書きを追認するのが普通です。
つまり、被告人側の主張は執拗に疑い、検察側の主張は信用できる部分を探し出す。そうやって理屈をこねて検察側の筋書きに“お墨付き”を与えるのが一般的です」
(「ゲンダイネット」)http://gendai.net/articles/view/syakai/134586
典型的な暗黒裁判ですが、これが日本の現状です。売国奴の一群が権力を掌握しているのですから、無理が通って道理が引っ込むわけです。今後政界は多党化して、漂流を続けことでしょう。不毛な合従連衡を繰り返している内に国が滅びなければよいのですが…。
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