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民主党政権はこの1年半の間、一体何をしていたのだろうか
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2012年01月27日 天木直人のブログ
もはや消費税増税の問題については同じことの繰り返しになる
のでこのブログで取り上げることはやめようと思うが最後に一言
だけ書いておきたい。
今回の消費税騒ぎの報道を読めば読むほど、野田民主党政権の
消費税増税強行に無理であることがわかる。
なぜこれほどまでに自民党との事前協議に固執するのかがわかる。
要するに消費税増税と税の一体改革についての民主党案なるものが
固まっていないのだ。
特に増税の前提となる一体改革案については案そのものがまだない
のである。
今頃議論しているのである。そして議論がまったく収斂していない。
だからいっそのこと自民党の主張を丸呑みしてでも合意に漕ぎ
つけたい、これが実態なのだ。
これはひどい。そしてその中でも年金改革案の迷走は最もひどい。
そもそも民主党が政権交代を果たしたきっかけを作ったのは年金
未納問題であった。
それを鋭く追及した長妻議員が厚生労働大臣となって年金改革に
乗り出そうとしたまでは良かった。国民は期待した。
しかし民主党政権は見る見るうちに官僚に取り込まれ、長妻大臣は
何も出来ないまま交代した。
そして今日に至るまで年金問題の根本的見直しはまったく進んで
いなかったのだ。
見直し案ができていないから財源の裏付けになる消費税増税の
数字が発表できないのだ。
消費税を何パーセント上げればいいか国民に説明できないのである。
その事が、消費税増税を強行する段階になって図らずも露呈した
のだ。
これは野田民主党政権にとって致命的である。
これこそが民主党政権の国民に対する最大の裏切りである。
これでは消費税増税に賛成したいメディアも賛成できない。
野党に協議をしてやれというほかはない。
これを要するに野田首相が政治生命をかけた消費税増税と税の一体
改革はもはや頓挫したということである。
一日もはやく新しい政権が出来て、その政権が国民最大の関心事で
ある年金改革について政治生命をかけてもらわなくてはいけないと
いうことである。
それができる政党だけが政権を担う資格があるということだ。
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