http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/339.html
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電力の自由化で電気が安くなるとの認識は重箱の隅をつつくようなもの、この認識がないのには驚いています。
現状のまま送配電部門を電力に残し、火力発電部門を分社化しても、電力は喜ぶだけで電気料金も大して安くならない。
改革すべきは発電部門より独占になっている送配電部門で、高すぎる送配電料金の大幅引き下げが本筋なのです。
▼送配電料の引き下げには、完全独占なので競争はあり得ないので
米国に見習い
外部監査の強化、賃金は業界最低に押さえる(独占でリストラがないため)、随意契約の禁止、送配電の分離などの義務化が必要。
※米国では各州政府に公益事業委員会が設置されていて料金引き下げに配慮しているとのこと。
▼米国BGE社の電気料金
発電料金と送配電料金は分離して請求している
▽米国BGEの電気料金請求書(家庭用)
電気使用料1262kwh(03年3月)、 1437kwh(03年7月※夏料金)
発電料金 47.17ドル 81.12ドル
送配電料金 44.73ドル 48.31ドル(内7.50は基本料金)
税金など計 1.24ドル 1.48
計93.14ドル 130.91ドル
(参考)0.0739ドル/kwh 0.0911ドル/kwh
▽夏と夏以外とを合計して計算すれば
送配電料金÷発電料金=0.73
したがって日本も発電と送配電料金の比率が同じだとすれば
発電料金8円とすれば8+8×0.73=13.84
したがって電気料金は「14円+税金」が家庭用として妥当と思うが。
※BGEの電気料はかなり安いですね、夏と夏以外の料金格差が大きいですね。
▼燃料費(石炭、石油、天然ガス、原子燃料)ゼロでも日本の電気料金は海外の2倍も高い
※電気料金に占める燃料費は15.1%にすぎない(10電力合計、04年度)
だからゼロでも15.1%しか安くならない。
出所は
「電気料の国際比較、公共料金、民営化の弊害」で検索して下さい
▼(参考)
電気料金は原価主義に撤せよ、地域により料金に差をつけよ
http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/305.html
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- 米国BGE社の電気料金請求書写し2通(夏料金と他)発電料金と送配電料金が分離されている heiwatarou 2012/1/26 01:09:06
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