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爆発しない自動車づくりを目指す。利益のみを追求する企業が見落とした問題を改善する。
これが社会主義の原点ではないだろうか。
ある所の自動車は衝突するとドアが開かなくなり、爆発する可能性のある危険極まりものであったのだ。
ところが、悲惨な交通事故の続発にも関わらず、爆発危険を避ける試みはあまり検討されてこなかった。
最近、やっと走るエアバッグが開発されたような状況だ。
反共主義に説得力がないのは、社会主義になったら自由や人権、私有財産が奪われるという主張だ。
しかし、資本主義社会では学校出たら、金と資産によって持てる自由・人権の幅も決まるのだ。
現在の労働者階級にはすでに自由も人権も大幅に制限されていて、
「社会主義になったら社会の監獄化・全体主義化が起こるという」という
まさにその状況が現在な訳だ。それ故に悲惨な過労死・自殺や労災が起こる。
元々社会主義とはドグマ化する前には止揚すべき悲惨な現実があったが、
反共主義者は現在のホームレス、労働現場、過労死を語ろうとしない。
民主党の危険な可能性があるとすれば、それはマルクス・レーニン主義に基づいて自由を奪う可能性よりも
財界の論理に基づいて労働者の自由と人権と雇用を奪う可能性の方が遥かに大きい。
民主党はすでに第二自民党と化しているからである。今こそ民主党への幻想は断ち切られるべきだろう。
社会主義の原点たるべきは資本主義による過重ストレスの軽減を目指すものである。
民主党は現在の労働者を守る砦足り得ないし、労働現場は益々地獄化しつつある。
問題はこのまま労働者階級全体が吊るし上げられるのか、この状況を覆す力を労働組合が作り出していけるのかである。
現在目指す教育は、橋下大阪市長のようにテストの点数を重視する以上に、
就職失敗しても立ち直りストレスに勝ち社会参加へと再起する力を養う事であろう。
日本の労働者階級はもっと自信を持つべきである。まだまだ素晴らしい力、出来る事が沢山があるから。
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