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抱きつき悪玉椅子取りゲームで政権を弄ぶ野田 “むかし噺”でお茶を濁すな!
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2012年01月25日 世相を斬る あいば達也
24日の国会における野田佳彦等々の面々の演説は、まともな論評に値しない。「抱きつき政権ゲーム」を愉しんでいる似非政治家に送る言葉などはモッタイナクテ出てこない。
こんな頓知の一休さん(一休さん失礼!)以下の演説をしてしまう野田佳彦と云う男は、どこまで政治を愚弄すれば済むのだろう。まぁ菅直人も同様だったが、それこそオリジナルな政策も言葉も持ち合わせていないようである。脱原発と言いながら、原発再稼働に動く。普天間移設は善人にババを掴ませる。アジアの成長を取り込むと、アメリカ隷属TPPに参加表明。挙句に金がなから消費増税。日本の戦後改革の総本山・霞が関改革には手つかずで、政治家を減らし、官僚天国を再構築しようと、国益を考え政局ではなく大局で?
菅は小沢を裏切り、シャアシャアと施政方針演説で自民党の政策に抱きつき、小沢との代表演説では、悉く小沢の言葉に同調した。今度は同じ抱きつきを、野田佳彦が施政方針演説で行い、自民党に抱きついた。政治改革も不要、数合わせの独立法人改革も不要、すべては霞が関改革に収斂される。すべての改革の始まりは、官僚組織の垂直統合支配改革唯一である。
多分、これを知っているのは、小沢一郎、亀井静香、石原慎太郎、渡辺喜美、平沼赳夫そして河村、橋下なのだろう。橋下が最も旬な存在だけに、既成政党の民主・自民・公明も秋波を送るが、この時には憎しみ合った老練政治家連中や政党が小異を捨て大道に着けるか、甚だ疑問だ。政経塾野田らの民主党は橋下の思想とは離れているようだ。筆者の興味は、橋下が誰と組むべきか、品定めをしている段階のようだが、その答えにある。
橋下は右翼思想がありそうに見えるが本当に右派政治家なのか、不確かさが残る。公明党との繋がりも解せない。原発反対の立場は右派政治家的ではない。政治信条と思想を同居させる器用人なのかもしれない。ただ、彼の一義的目標が道州制の導入と霞が関解体的が旗幟のようなので、どうも独りの人間の中に色々が入り混じり、人格的に複雑さがあるので、容易に分析できない。
野田の消費増税は潰れるだろう。玉砕する時、どんな玉砕が良いのか考えるべき段階に入っているのだと思う。日本の政治が無茶苦茶になるのは構わないが、予算だけは通過させるのが仁義だろう。いずれにせよ、野田は財務省と共に死ぬ。もしかすると、野田は財務省や検察にキンタマ握られる弱味を持っているのかもしれない。自民党以上に自民党になりたい、と云うのだから異常だろう。方や野党は猛烈反対姿勢、野田の抱きつき戦術お構いなしに、破れかぶれで反対、反対で、不信任決議案から問責決議案を出す出す戦術に打って出る。3月末の不信任案、4月上旬の問責、6月会期末法案不成立と抵抗は続く。どれも野田内閣に致命傷を与える事が可能だ。
増税を認知する話し合い解散など実行したら、既存政党は軒並みアウトだろう。公明党まで煽りを食うに違いない。そうなると、消費増税は一時8%上げが国会を通るので、減税が選挙のテーマになる笑い話選挙が勃発する。この時、橋下、小沢、河村、渡辺は組みやすいかもしれない。「維新自由党」なんてのはどうだろう?既にあったかな?(笑)
大仰で美辞に満ち、大時代的野田の修飾語だらけの演説言葉は小中学生の作文以下だ。なぜなら、子供の作文であれば、言霊が稚拙にしても存在する。野田の言葉には真心がない、誠実味を感じない。菅の方が悪しき人格が出ていた。鳩山の方が夢想家の夢があった。一度で良いから、小沢一郎の施政方針演説なるもの聞いてみたいものである。それにしても、あの霞が関と対峙する政治勢力を作るには、幾分乱暴狼藉をものともしない政治家も必要かもしれない。今夜は、適当な感想で失礼する。
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