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とうとう電力危機試算の嘘があぶりだされた
2012.01.24 :(まるこ姫の独り言)
この国の試算は全くと言ってよいほど、当てにならない。
そして、権力者にとって都合のよい試算がまかり通る。
去年、福島原発の大事故を受けて、ほとんどの原発が一時稼働をストップしたが、それに伴い電力危機キャンペーンが実施された。
政府や電力会社は試算を元に企業や家庭に節電を強く要請したが、ここへその試算が驚くほど企業寄りの試算だったというのが浮き彫りになってきた。
東京電力の、”平均的な家庭は大型エアコン2.6代が動いて留守中でもペットのために3分の一の家庭がエアコンを切らない”ととの想定に基づき、資源エネルギー庁が、夏のピーク時の予想を発表していたそうだ。
結局は、東京電力で供給力に占める使用率が90パーセントを超えたのはたったの一日だけだったと言う。
勿論、自動車産業などは節電の為、土日操業をしていたし、各家庭も人々の節電に対しての意気込みは想像以上だった。
各々が、相当程度、努力した結果によるが、それでも権力者の作る試算は原発がないと日本の経済は回っていかないとの前提であり、電力不足を煽っての試算と言うのが、よくわかる。
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昨年、今年の夏も最大電力需要に9.2%不足すると試算が公表されたと言うが、今までの経緯を見ると、にわかには信じられない。
不足するという試算とは別に、6%余裕があると言う試算もされていて、それが菅前首相に報告されていたことも明らかになっている。
不足すると言う試算は、どんどん公表され、余裕があると言う試算は公表されない。
この国は、どうなっているのだ。
いつも思う事は、権力者に都合のよい情報はいち早く公開され、都合の悪い情報は、常に隠ぺいされたままだ。
電力料金の中に、社員の福利厚生費や、CM代、献金まで入っていたが、それも事故が起きて初めて知ったことだ。
放射能予測装置のスピーディーも、米軍にはいち早く公表していて、それによって自国民をいち早く避難させた。
一方、日本政府は、自国民には隠したまま、何も知らせず、みすみす多くの人々を被曝させてしまった。
どうもこの国では、罪のない国民がどれだけ被爆ししようと、のちのちの経過観察の医療費は自分持ちで、政府や大元の電力会社には、一切の責任がないと言うスタンスだ。
そしてこれからも、どうしても原発を稼働させたい人達が、電力不足を煽るキャンペーンを張り続けるだろう。
私たちは、権力者側が出してくる、“試算”には、大きな目を開けて監視し続けよう。疑ってかかろう。。。。
もう、これからは権力者の言い分を素直に信じるのは止めよう。。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/01/post-6c16.html
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