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国民見殺し冷酷政権 原発事故最悪シナリオ封印していた
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2012/1/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
この政権は、福島県民にどれだけ煮え湯を飲ませれば気が済むのか。
今月8日、県内の18歳以下の子供の医療費無料化について「政府内でしっかり検討していきたい」と力説していた野田首相が、あっさり無料化を諦めた。反故(ほご)にした理由は、財源不足に加えて、県外の住民との「公平性に欠く」から。政府内では「風邪など直接関係ない病気まで負担するのは難しい」との声が大勢を占めているというのだが、冗談じゃない。
環境ジャーナリストの天笠啓祐氏が言う。
「そもそも福島の子供たちは放射線障害にかかるリスクが高い。放射線障害とは、遺伝子が傷ついて起きる病気で、確認されているだけでも症例は1万種類を超えます。チェルノブイリ事故後、とくに多かったのが感染症で、風邪をひきやすくなったり、いろんな病気にかかりやすくなるのです。他県と比べて“不公平”な環境に置かれている福島の子供は、逆に差をつけてケアしてあげなければならないくらいです。政府の方針は非人間的すぎます」
◆被曝児童の医療費無料化も反故
見殺しにされているのは児童たちだけではない。国民見殺しの最たるものが、ここにきて発覚した、原発事故の「最悪シナリオ」の隠蔽だ。
「原子力委員長が昨年3月25日に作成したシミュレーションで、1号機で2回目の水素爆発が起こって作業員が総撤退した場合、注水ストップによる玉突きで、2、3号機の炉心温度が上昇して格納容器が破損、4号機プールの使用済み核燃料は溶融すると想定していました。結果、大量の放射性物質が約1年放出され、半径170キロ圏は強制移住、東京を含む250キロ圏も避難が必要になる可能性があるというシナリオです。その衝撃的な内容に、当時の菅政権は『なかったこと』にして封印。野田政権に移行後も、昨年末まで公文書として扱われていなかったのです」(政府関係者)
国民には一切の情報を伏せた一方で、米軍には事故の直後から放射能の拡散予測を提供していた。一体、どの国の政府なのか。この冷酷政権が続く限り、国民は命がいくつあっても足りない。
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