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以下、民放のインタビューで、橋下君が語っていた「君が代」の位置付けです。
民間会社の朝礼で、社歌を歌わないと宣言した社員がいたら、経営者は許さないはずです。二度三度と注意しても無視し続けたら、クビになるでしょう。組織とはそういうものです。学校も同じ。卒業式で君が代を歌わない教員がいて、職務命令がでても無視して歌わない、そういう教員にはやめてもらうしかない。管理職の職務命令が機能しないのなら、条例で明文化したルールをつくる、そういう単純な話です。
式典で、教職員起立のうえ「国歌」斉唱を義務付けるという条例制定の論拠は、正味、これだけなんです。自己流にアレンジした新自由主義史観なんかを持ち出して、アレコレ語ったら、それなりの論争になると思いましたが、呆れましたね。これは、床屋談義、いや、酒場談義以下ですよ。
はっきり言って、市場に上場している数千の企業の中で、朝礼で社歌を歌ってる会社、一社もありません、これ、断言できます。また、100万社はあるといわれる零細企業は、社歌を作るという意識さえないはずです。民間会社の朝は、業務連絡や納期確認、各種打ち合わせなんかで忙しいのです。自分の会社が朝礼でのんびり社歌を歌っていたら、先行き危ないと思って転職を考えないといけない、そういう御時世です。
橋下君の発想は、普通の意味での思想性さえ皆無の、幼稚な代物だと思います。社歌と君が代を同列に論じるなんて、まともな伝統的保守が健在なら、とても許してもらえないと思いますね。日の丸や君が代を侮辱していることに本人は全く気付いていないのは哀れさえ感じます。
それから、G8先進国&BRICs諸国の中で、学校の式典で国歌斉唱を義務化する傾向にあるのは、ロシアと日本ぐらいらしいです。条例で君が代斉唱を義務付け、違反を重ねたら、「指導」を経て免職、こんな暴論、とかく保守的で人権軽視の傾向があると批判されている最高裁でさえ、明確に否定しました。橋下君は判例を踏まえて「修正」すると言っていますが、まず、反省するべきでしょう。「反省は猿でもできる」と? できないなら猿以下でしょうか?
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