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自民、トホホな実情…勝てる人求め“谷垣降ろし”拍車
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120122/plt1201222309002-n1.htm
2012.01.22 夕刊フジ
22日の自民党大会で高らかに倒閣宣言した谷垣禎一総裁だが、足元では皮肉なことに「ポスト谷垣」レースが過熱している。谷垣氏が強調する早期の衆院解散・総選挙が現実味を帯びれば帯びるほど、選挙での生き残りを目指す議員たちが、“勝てる総裁”を求めて、「谷垣降ろし」に拍車がかかる構図だ。
谷垣氏は党大会で「民主党のマニフェスト(政権公約)は口先だけのいかさまだ」と民主党政権批判を連発した。だが、「谷垣・自民党」が反民主の受け皿になれているかというと、現実はかなり厳しい。政党支持率は「マニフェスト総崩れの民主党よりも低い」(長野県連幹部)という数字すらある。選挙を意識し始めた議員らは「自民党が悪いのか、総裁が悪いのか」という難問にぶちあたっている。
党内に疑心暗鬼が広がる中、結束を訴え「ガンバロー三唱」でしめくくられた党大会。その余韻もさめやらぬうちに、谷垣氏と距離を置く石破茂前政調会長ら中堅議員約20人が、国会近くの飲食店に密かに集結した。名目は石破氏が主宰する勉強会「さわらび会」の新年会としているが、9月に予定される総裁選を意識した露骨な動きといえる。
石破氏のライバル、石原伸晃幹事長も昨年12月、谷垣氏に先駆けて訪米。滞在中に「谷垣氏が総裁選に出ないという事態になれば、私も考えることがある」とぶち上げた。石原氏は党重鎮の覚えもめでたく、ベテラン勢の支持をもとに党内基盤を着々と固めている。
町村信孝元官房長官も周辺に「(自分には)後は首相しかない」と豪語している。政策通で知られる林芳正政調会長代理も25日に勉強会「水正会」を予定しており、最近、メディアへの露出が目立つ安倍晋三元首相も虎視眈々と機会をうかがっているとされる。
党内では、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革に関する与野党協議の是非などをめぐり、対立点が山積状態で、谷垣氏がかじ取りを誤れば「谷垣降ろし」は一気に現実のものとなる。(岡田浩明)
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