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福島氏5選も社民党、存亡の危機
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120120/stt12012023410008-n1.htm
2012.1.20 23:35 産経新聞
任期満了に伴う社民党党首選が20日告示され、現党首の福島瑞穂参院議員(56)以外に届け出がなく、福島氏の無投票5選が決まった。とはいえ、国会議員10人の小所帯なのに4人が「反福島」で結束し、最後まで対抗馬擁立に動いた上、阿部知子政審会長は離党の可能性にも言及した。挙党態勢どころか、社民党はもはや存亡の危機にある。(坂本一之)
「国民の声を聴かない党だと判断したら、政治家として決断はあると思う」
午後3時に福島氏の無投票5選が確定した後、阿部氏は党本部で記者会見し、こう言い放った。
阿部氏と照屋寛徳国対委員長、服部良一国対副委員長、山内徳信参院議員の4人は党首選で「党首の多選禁止も考えないと権力は堕落する」と、公然と「反福島」を表明した。
福島氏への不満は今に始まったことではない。社民党が鳩山由紀夫政権から離脱した平成22年5月、阿部氏は辻元清美衆院議員(後に離党)らとともに「連立与党に残って政策を実現すべきだ」と主張した。
その後も阿部氏は党内の風通しの悪さも訴え続け、12日には「党首選で福島氏が無投票で5選すれば北朝鮮体制以上のものになってしまう」と言い切った。もはや感情的なもつれは路線対立を超えている。
党首選の仕組みも話題を呼んだ。
立候補の要件は、所属する都道府県連の推薦と、所属国会議員の3分の1以上か党員200人以上の推薦。現状では国会議員10人中4人の推薦が必要となる。加えて投票は党員1人1票で、国会議員の特権はない。この立候補へのハードルの高さが、平成8年に社会党から党名変更後一度も党首選が行われなかった原因だといえる。
あと1人の推薦人を確保できず対抗馬擁立を断念した阿部氏が「国会議員が300人いようとも2人しか出られない」とぼやいたのも無理はない。
「次期衆院選と来年の参院選で勝ち抜くことが新たに党首に選ばれた私の最大の課題だ。衆院選の先頭に立って頑張りたい!」
5選確定後、福島氏は党本部でこう抱負を述べたが、「先頭に立つ」と言いながら衆院へのくら替えはきっぱり否定。今後の党運営についても「結束してやっていくよう努力する」と述べただけだった。
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