http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/157.html
Tweet |
生き生き箕面通信1139 ・橋下ナチスが動き出した――バカにしていては民主主義が危ない
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/3963e988f2512b3b670de56b0c9a1540
2012-01-21 05:04:41 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1139(120121)をお届けします。
・橋下ナチスが動き出した――バカにしていては民主主義が危ない
「いよいよ国を動かして行こうじゃありませんか。今年もう一度勝負をさせて
ください」――橋下徹・大阪市長が昨日1月20日に開いた自身の政治資金
パーティーで、威勢よくぶち上げました。支持者には、こうした威勢の良さが
たまらない魅力のようです。「何かすばらしいことが期待できる」ような催眠
状態にかける。政治集会の”催眠商法”そのものです。
ヒトラーが出てきた時も、まったく同じでした。まず地方権力の一端から出発し、
ドイツ一国の国政を握ったのです。最初は、当時の知識人も軽く見ていました。
ヒトラーの危うさを指摘する声があっても、真剣には受け止められず、あれよ
あれよといううちにとんでもない方向への流れが出来上がってしまい、あわてて
ブレーキをかけようとしたが、すでに時遅し。大衆に火がつくと、つまり催眠状態
にかけられると、冷静さは吹き飛んでしまいます。
ヒトラーは、当時ドイツ国民が苦しんでいた「失業問題」を高速道路(アウト
バーン)建設などの公共事業推進で解決し、一気に国民の支持を獲得しました。
橋下ヒトラーも、今後何か実績らしきものを上げて見せると、単なる「観客」
ではすまなくなります。
問題は、橋下氏が何をやろうとしているのか。どんな政治哲学にもとづいて
実際の政治を動かそうとしているのか。
しきりに強調する「大阪都」なるものは、その姿がさっぱり分かりません。言い
出してからこれほど経つのに、中身はほとんど見えてきません。せいぜい、府と
市に二つの体育館があるなどの二重行政はむだということであったり、赤字の
市営バスは処分するなど。そして、極めて問題なのは、「教育への介入」です。
これは、止めないと、本当に危ない。
橋下氏のこれまでの言動から推察すると、教育も公共交通機関も競争原理
において「効率」を上げる、というところにあります。要するに原則として市場に
任せる、小泉・竹中ばりの、しかも一周遅れの「市場原理主義」です。それを、橋下
独裁のもとで強行する。立ちはだかるヤツはすべて敵。この抵抗勢力をでっちあげ
て、それと果敢に戦う威勢のよさがウリです。賞味期限はまだ切れそうにない。
「大阪都」というめくらましからスタートして、次は「道州制」へ、そして「国政」へ
と”橋下劇場”は場面展開がテンポよく見せることに成功しています。これで
弾みがつけば、いよいよ独裁者として振る舞い始めるのでしょう。下手な「権力
ごっこ」のドラマです。しかし、大衆演劇としては面白ければいいのです。
私たちは、片や民主党の増税強行政権と、片や橋下独裁志向勢力という
腹背の難敵を相手として、民主主義を守る闘いに取り組まざるを得ません。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK125掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。