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芸術的政治手腕がなければ増税法案なんて通せない [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/1/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
解散で国民に信を問うしか道はない
今月16日、小沢元代表が会長を務める勉強会「新しい政策研究会」の第1回総会と勉強会が開かれました。私は地元から東京に戻る飛行機の便がどうしても間に合わなくて、欠席することになってしまいましたが、衆参議員109人が参加したそうです。
昨年12月21日の設立総会には私も参加しましたが、出席した議員は106人でした。両方とも秘書などの代理出席が30人ちょっといますから、勉強会の参加者は増えたことになる。民主党内にも、増税に慎重な議員がこれだけいるのです。
小沢氏は、野田総理がまるで正義の味方みたいな顔をして「増税はあなたたち国民のため」などと言っているのが理解できないと話しています。
消費税はいずれ上げざるを得ないにしても、今はタイミングも手順もおかしい。国民の間にも、「いつかは消費税増税も仕方ない」という理解はあるかもしれませんが、このデフレ不況下で増税すれば、どうなるか。中小企業はやっていけない。日本経済は壊滅的な打撃を受けますよ。ただでさえ、欧州の通貨危機問題があるのです。世界恐慌に陥るかどうかの瀬戸際なのに、野田総理は、なぜそこまで消費税増税にこだわるのか。
消費税増税をやるには、政治的にかなり高度な技術が求められます。法案を成立させるのは一種の芸術に近い。
果たして野田内閣にそれだけの力があるのか疑問です。増税法案の成立は、どんなに強い内閣だって至難の業。あの小泉内閣だって避けたのです。
野田首相は増税に政治生命をかけているようですから、野党との協議が決裂したとしても、閣議決定して法案自体は提出できるでしょう。問題は採決の時です。もちろん民主党は党議拘束をかけるでしょうが、100人規模で造反した場合、党として処分できるのか。
厳しく処分すれば、造反議員は党を出て行くしかない。新党結成です。すでに、大阪選出の議員を中心に「小沢さんに新党結成に向けて動いて欲しい」という声が高まっています。橋下市長の大阪維新の会など地域政党との連携を望んでいるからです。
また、仮に民主党が造反議員を処分できなかったら、政権与党の体をなしていないことになる。野田総理は解散して国民に信を問うしかないでしょう。
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