http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/124.html
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橋下大阪市政、目安箱の意味。橋下市長は独裁者になる。
この目安箱制度、匿名でしかも直接橋下市長へその訴えの書類が行くと言う。そもそも匿名で内部告発ができると言うのは非常に危険だ。なぜなら、特定の人物の攻撃がそれこそ自由に何でもアリで出来てしまうからだ。もともと根も葉もないことを訴えても、それを対象になっている人が知ることもないまま橋下市長が処理できる。「Aはこれこれのことをやっていると言う内部告発がある。自分はAを信頼しているが、こういう訴えがあるのでこの仕事は任せないでおこう」なとど、幹部会議で話したりできてしまう。
こういった危険性があることはすぐに分かることだから、故意にこういうことが可能になるように制度設計したと言うことだ。そうでなければ、秘書課で手紙を開封し、ある程度組織的に告発内容の真偽を調べる体制が取られなければいけない。
目安箱はよく正義実現のためのいい制度だと言う評価がされるが、それは例えば水戸黄門が活躍するような社会でないと無理だ。つまり、究極的な権力者が公正さを維持して、しかも一般市民の利益を代弁している社会だ。現代はそうではない。社会の上層部にアメリカ軍産複合体の手先になってしまっている人たちが多くいて、一般市民を犠牲にしてアメリカの軍産複合体の利益を確保しようとしているからだ。
橋下徹が大阪府知事になった直後に県庁内の電話に盗聴装置が取り付けられていることが明るみに出た。この時、普通の職員が自分が仕掛けたと名乗り出たが、これは不自然だ。もともとからいた職員が盗聴電話を仕掛けていたのなら、もっと前に表面化しなければいけないし、そういった事例が他でも明らかにならなければおかしい。
橋下徹は独裁者になろうとしているのではないか。原発政策がどうなるか、それが注目だ。彼は関西電力の原発廃止をマニフェストに掲げていた。それを実際に実現しようとするだろうか。大阪市は関西電力の大株主で、働かきかけをする力も資格も十分にある。
今の動きを見ていると、反原発の政策は関心の対象から外して財政問題を注目させようとしているように見える。日本が喫緊に取り組むべきことは原発廃止と地熱発電の大幅開発、そしてそれに伴う地方の再開発と首都機能分散だ。市財政の改善はいいことだが、より重要なことから目をそらせてしまうのなら、それは全体として悪政でしかない。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/06/kiji/K20120106002375780.html
“内部告発”OK!橋下市長「市役所目安箱」を新設
大阪市の橋下徹市長が、市役所内の現場の声をくみ上げる取り組みとして、職員が匿名で投書できる「市役所目安箱」を新設したことが5日、分かった。職員の声を政策に反映させるほか、“内部告発”を受ける体制を整えることで市役所の改革姿勢を強める狙いもありそうだ。
“目安箱”は、職員が市の秘書部宛てに要望や相談内容を書いた郵便物を送ると市長に届けられる仕組み。市長の指示で4日に新設された。市によると、職員は市長にメールで相談することもできるが、アドレスで名前が特定されることに抵抗感がある職員が少なくなかったという。
市長はこれまでに、職員からの情報をもとに職員労働組合が市職員の昇任試験に介入した可能性を指摘するなど、市政運営に活用している。
[ 2012年1月6日 06:00 ]
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<959>>
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