例によって、ジュールズを観た。
やっこさんの僕・・大物広告塔
ポール・マッカトニー卿の出番である。

やっこさんの僕同士の、楽しい会話が始まる・・
楽しいつばぜり合い・・

例によって、ジュールズ・・ポールにタメ口・・
ポールはそれをよく知ってるから・・
あいつにだけは、なめられたくない・・
という・・欲望にかられ・・

ガムという小道具を用意・・
インタビューの直前にガムを噛み始め・・

ティーン・ネイジャーの悪ガキよろしくの
ガム噛み噛みしながら、
ジュールズに対峙・・

度量のせまいポールの人間性を垣間見た瞬間である・・

インタビューの内容は・・

月並みだったが、

ひとつだけ面白かったのが、

オリジナルは俺たちが、
やりたくて、やり始めたというより

毎週、テレビ出演していて・・
毎週、毎週、マイナーなカバー曲を探して演奏してたんだけど・・
マイナーなカバー曲を探すのが
結構大変で・・
様々な初期のカバー曲を、
以前から彼らは知ってたんじゃなく、
必要に迫られて、聴いていた部分が大きかったということである・
たぶん、エプスタインとかから
たくさんレコード借りたり
もらったりしていたのかもしれない・・

カバー探しがあまりにも大変なので・・

しょうがないから、曲でも作るか？
的な・・産物・・と言っていた・・

私が、大昔にドキュメンタリーで
ジョージ・マーティンが以下のように言っていたのと
少々、状況が違うんだが・・
皆さんは、どう判断するか？

「ツイスト・アンド・シャウト」を録音した後、
メンバーに「お前ら、何か、曲あるのか？」

「もし、次にスタジオに来た時に
お前らのオリジナルがあるんなら
持ってこい・・」

「もし、おれが聴いて、
いいと思ったら・・」

「レコードにしてやる・・」

で連中が持ってきた曲が・・

プリーズ・プリーズ・ミー

マーティンこれを気に入り、これを録音する・・
てな、美談仕掛けで聞いている・・

ポールの話の方が、リアリティがありそうだが・・
真相はいかに・・

ジュールズの映像が、見つからないから・・

デイブ・ギルモアとイアン・ペースを
単なる一人の普通のスタジオ・ミュージシャンのように
扱っていたポールをお見せできなくて、残念である・・

でも、ジュールズ・・
何度も何度も、
ポール・マッカトニー卿と何度も「卿」付けで
呼んでいた・・

それなりに、地味にごますりに長けている・・
ポールよりは、狡猾なようである・・。

今後のジュールズに期待する・・ 　

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