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先日、WOWOWで、ポランスキーの「袋小路」を
やっていた・・
語るような映画ではないが、
もてない、軟弱で小心者の中年オヤジの、
一瞬のかりそめの栄光
(経営していた工場を売却し、古女房と別れ、若い美女とお城で新婚生活・・)と
それは事実であるが、本質的には幻で、
彼はやはり小心者の愚かで哀れな人生を歩むという悲劇を、
描いたものである・・
なんでもない、日々の暮らしや同じことの繰り返し
の日常に満足することができず、
それを脱出すれば、楽園が待っているとか?
まあ、いくつになっても、愚かしいことを考え
行動を起こす人物が後をたたない・・
そのような、悲劇の映画を、数多く見てきた・・
まったくジャンルは違うが、
スター・ウォーズなる大作も・・
アナキン・スカイウォーカーなる
愚かなる男の、哀れな物語である。
彼は純粋に幸福になるべく、奮闘するが、
いとも簡単に、まるで騙されることを
欲するかのごとく暗黒卿に騙され操られ
自ら不幸を招き災いの悪漢となる・・
そのような愚かしい男の哀れな物語が、
世の中にこれでもかこれでもか
と氾濫しているが・・
我々は、それらから、まったく学ぼうとしない・・
愚痴はこれくらいにして・・
袋小路のヒロイン・・
素晴らしい美女であった・・
フランソワーズ・ドルレアック
知らなかったこの美女・・
なんと、カトリーヌ・ドヌーブのお姉さんだという・・
で、若くして交通事故で旅立ったとのこと・・
私は、反撥に出ていたカトリーヌ・ドヌーブも美女だなあ〜と
思っていたが・・
それ以上に、美女だと思った・・
美人薄命とはこのことか?
フランソワーズ・ドルレアック
カトリーヌ・ドヌーブ
ショロン・テート
ロマン・ポランスキーの映画には、
美女が登場します・・
昔、手塚治虫が物語には
美女を登場させないとダメ!
と力説していたが・・
私もそう思うのである・・
しかし、今の映画は、美女が登場しない映画が
多い・・
女性の美しさや演技なんかよりもCGとか、爆発したり、アクションだったり、
映画にとっての重要な要素が変わってきたんであろうか・・
私は、美女が出ない映画は、何かさびしいような気がする・・
クリープを入れないコーヒーのような
ホームランの出ない試合のような・・
なぜか、バックの音楽はカーラ・ブルーニ・・
ピーター・バラカン曰く、反撥のシーンに影響を受けた音楽ビデオ
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