健さんとテネシーワルツ
http://www.youtube.com/watch?v=SXcdC3Wi8XA

炭鉱町の長屋の自宅に、
仕事を終えた健さんが引き戸を開けて「ただいま」と帰宅する。
夕飯の支度する倍賞千恵子が振り返り、「お帰り」と応える。
映画「幸せの黄色いハンカチ」で、
健さんは、このシーンを10テイクぐらい重ねます。
「すみません、監督、もう一回」　「ダメだ、もう一回」・・と。
そこには実際の結婚生活で、
憧れても憧れても、終ぞ実現し得なかった、
このシーンに感極まっって涙を浮かべる
「小田 剛」という一人の男の姿があったのです。
（ぶっ、不器用すからっ）

チエミの唐獅子牡丹
http://www.youtube.com/watch?v=W_EeKi426R8

『チエミさんと健さんは不本意な離婚という結果になりました。健さんの事を「ダーリン」と呼ぶチエミさんは本当に愛していたのですねぇ。１９８０年のロス公演では「私の親しくしていた方の曲で、敬意を表して歌います」と自らこの曲を紹介して歌っていたという事です。』
hirochann58さんが 2012/02/29 にアップロード　より

＞北海道と馬、

＞D51。
＞映画「ぽっぽや」で、

北海道・・・
馬・・
騎馬民族の血をひく娘

Ｄ51・・・鉄道員のおやじ・・
（その親父も、春に旅立ちました・・）

でも、健さんのこと、ほとんど知らないんですが、
北海道にゆかりのある俳優だったんだなあ〜
と今回思いました・・

すこし、過去の北海道にゆかりのある作品
ＤＶＤ借りてきて観てみようかなと思ってます・・

イブ・モンタンにあこがれ・・

自分なんか不幸の連続の人生・・だ・・と
卑下したり・・

とにかくストイックな人で、
ストイックな人生を
歩んだ人なんだと思います・・

俳優は、カメッレオンじゃダメ・・
ワンパターンでいいんだ・・

1回こっきりで、
撮影してしまう

クロサワさんも、いい映像ってのは、
1回しか撮れない・・といっていたんだよね・・

考えてみれば、
映画ってのは、
極端に言ったら
実はフィクションである実生活を
ひとつの「映画」という世界で、
極限のリアリティ
（観ている人に、本当のことのように、映画に入り込ませる）
を求めるものだから・・

あたりまえだけど、実生活で、何度も、同じ会話や、
しぐさをやり直すことはない・・

クロサワや健さんの哲学は
的を得てますよね・・

あと、健さん観て思ったのは、

他の日本の俳優は、
演技したり、カッコつけたり、メイクしたり
しないと、ただのおっさんみたいな俳優多いけど、

健さんは、存在そのものが何もしなくても、
絵になる、
カッコイイ・・
この歳になって、
81歳の高倉健を注目してみようと思いました。

改めて、

御尊父様の御逝去を悼み、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

親父に、Ｄ51が吐く煙の秘密
（白い煙と黒い煙の謎）
を病室で聞きました・・

石炭をどんどん入れている時は黒い煙・・
そうでないときは、煙ではなく、蒸気が白い煙の正体だ・・
とも言ってましたが・・

あと、たぶん、5歳くらいの時に、
そのＤ51の運転席に乗せてもらった話なんぞも
したんですが、本人・・
「そんなこと、
あったかもしれないなあ〜」
なんて、言っていて、
はっきりと覚えてはいなかったようです・・

「そんなことできるのは、
入れ替え作業の時だな・・」
とも言ってました・・

たぶん、地元の鉄道員の子どもで、Ｄ51の運転席に
乗ったのは、たぶん自分くらいだったと思います。

ボイラー工場が怒り狂いながら、
強烈な熱と金属音を発し、
走るＤ51の運転席に腰を抜かしました・・
運転席から振り落とされないように
確か、どこかにしがみついていたような気がします。
どこ触っても、熱いような気がして、
大変でした・・
真夏と真冬は結局は屋外運転ですから、
労働安全衛生上は過酷な環境だったと思います。
改めてＤ51親父に敬意を表したいと思います。