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ロンドン・オリンピック、イギリス選手団の行進曲は
デヴィッド・ボウイーのヒーローズというアルバムから
タイトルトラック「ヒーローズ」であった・・
この曲の歌詞の中に、
we can be Heroes just for one day
誰がこの曲を選んだのか知らんが・・
選手団に捧げるにふさわしい歌詞は、
上記の部分のみである・・
あとは、例によって、この板で私が、よく取り上げる
ボウイーが心酔しているという、
狂人の作家 ウイリアム・ヴァローズのカット・アップ手法を
用いた歌詞の内容なので、意味不明である・・
私は王になる
あなたは女王になる
私はイルカのように泳げる
といったように、歌詞に関して、
挙げればきりがないが、
統合失調症の様相を呈した歌詞と言えばそれまでだが、
選曲者の意図は・・、そんなことは、どうでもいいのである・・
we can be Heroes just for one day
この一文が、彼らへのメッセージになればいいのである・・
で、この曲は、実にシンプルな曲である・・
D−G−D−G
Em−G−D
Em−G−D
G7susu4−G−D
これの単純な繰り返し
だけで曲ができている、
で、ロバート・フリップの宇宙の彼方から
聞こえてくるような、遠鳴りしている
サスティーンのきいた独特のギターが裏メロを奏でる
これがこの曲の肝である・・
世界広しといえども、
このようなギター、このような
サウンドはフリップにしか創りだすことはできない・・
イーノの普通の人には、まったくわからない
シンセの音が持続的に鳴っている・・
これも、イーノにしかできない・・
これも隠れた肝である
ボウイーはただひたすら、6分以上上記コード進行を
ピアノで8分で刻む
これもシンガーにしか弾けない単調な演奏である・・
これも隠れた肝である・・
これ以上は、語らないが、
ボウイーのインタヴューで、
いちばんいい曲は?
と聞かれたとき・・
ウウーン・・ヒーローズかな?
と言っていたのが印象的だった・・
では、お聞きください(再投稿ですが・・)
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