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戦後文化の象徴ともいえるエレキギター。とにかく弾いて弾いて弾きまくるShredというスタイルのギターで頂点を極めたのは、イングヴェイ・マルモスティーンではない。日本でもお馴染みのリッチー・ブラックモアでもない。サトリアニでもヴァイでもエリック・ジョンソンでもない。弾きまくりで最終解脱したのは、アメリカ人のショーン・レーンである。
多くの若者にとってギターの名人とは、とにかくエレキを弾いて弾いて弾きまくることであろうが、無論それだけではない。世の中には全く別次元の人間がいるもので、ギターを弾くという次元を一人で別の惑星にまで飛ばしてしまった強烈なオーストラリア人のオッサンが、トミー・エマニュエルその人である。
スタイルは、アコギをピッキングすること、つまりエレキのShredとクラッシック・ギターの中間の技術体系を専門としている。歴史的にいうなら、マール・トラヴィスの進化型である。
クラッシックのセゴビアや、エレキのショーン・レーンやフラメンコのデルシアなどと比較してトミー・エマニュエルがどれくらいか、と論議をすることは不毛であろうが・・・・・・あえていうなら、私はエマニュエルの圧勝だとみる。
クラッシック・ガス
ビートルズ・メドレー
ブルース!
人は誰しもパーフェクトではなく、ギター世界一(チベットよわー説)のトミー・エマニュエルとて例外ではない。彼は作曲のセンスが全くないのだ。ショーン・レーンにも同じことがいえるが、どうしてここまで技術レベルをあげた超人が、簡単な「いい曲」を書くことができないのだろう・・・・・それは不思議でさえある。
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