17. BRIAN ENO 2012年6月08日 14:26:45
: tZW9Ar4r/Y2EU
: yhmbAsnuyo
蛇足の蛇足ですが・・ これだけ、阿修羅音楽板で セルジュ関連を投稿したので、 彼の映画の案内をして、終わりにします。 ちなみに、先日この映画WOWOWで放送された。 今度は11日に放送される。以下は引用 http://www.gainsbourg-movie.jp/ 映画『ゲンスブールと女たち』でフランスを知る コンプレックスって、創造の源なのです。そしてコンプレックスを抱えている人間はとてもセクシーだから、魅力的。 「モテたかったら人生に苦悩して女に甘えな」という大胆不適なメッセージを感じます。日本でもモテ男と称される方々はこの手法がうまいのでしょうね。 醜男でユダヤ人であるという彼のコンプレックスを、大胆にカリカチュアライズして具現化しているところも感心させられるほど面白い。 フランス映画らしいところ(良いところも悪いところも)全開の映画なので、人を選ぶ作品かなとも思いますが、伊達男の苦悩とモテっぷりを勉強させられる映画です。 いやあ、モテるのも努力が必要ですよね。 ゲンスブールと女たち 『ゲンスブールと女たち』(原題:Gainsbourg, vie heroique)は、2010年のフランスの映画である。フランスの漫画家であるジョアン・スファールの長編映画監督デビュー作であり、自身のグラフィックノベルを原作としている。 ジェーン・バーキン役のルーシー・ゴードンは撮影後に自殺し、本作が遺作となった。 物語は1991年、62歳で急逝した芸術家、セルジュ・ゲンスブールについて。 酒とタバコ、音楽と自由をこよなく愛し、作詞家・作曲家・歌手・映画監督・俳優・画家とマルチな才能をもちながらも、反体制的で強烈な作風で常にセンセーションを巻き起こし、今なお世界中のアーティストたちに影響を与え続ける偉大なカリスマ。 そして、フランス・ギャル、ブリジット・バルドー、ジュリエット・グレコ、ジェーン・バーキン、ヴァネッサ・パラディなどの才能を開花させ、ハンサムとは言えない風貌ながらも独特のダンディズムで数々の女性たちに愛されたフランスきっての伊達男。 その破天荒でセンセーショナルな生涯、そして今なお色褪せることのない伝説が、数々のシャンソン、ジャズ、フレンチ・ポップに彩られスクリーンに甦る――。 バンドデシネ作家ジョアン・スファール初監督作品。 作詞・作曲・歌手・映画監督・俳優・画家、とマルチな活動で知られるフランスの芸術家、セルジュ・ゲンスブールの半生を、フランスの劇画(バンド・デシネ)作家、ジョアン・スファールが映画化。 幼少時代の1940年代から第一線で活躍を続けた日々を経て、晩年となる80年代までを描く。 ロシアから移民したユダヤ人家庭に生まれ、容姿にコンプレックスを抱えたリュシアン・ギンスブルグがセルジュ・ゲンスブールと名を変え、才能を開花させていく様子を、劇画作家ならではの着想にファンタジックな描写を加えて描く。筋金入りのゲンスブール・ファンを自認するスファールのツボを抑えた演出、表情や仕草を研究し尽くしてゲンスブールになりきったエリック・エルモスニーノの熱演で、説得力あるスキャンダラスな芸術家の肖像が描き上げられた。 ゲンスブールを愛し、ゲンスブールに愛された女性──ブリジット・バルドー、ジェーン・バーキンらとのエピソードも必見。ゲンスブールの遺した名曲の数々も堪能できる。 ストーリー 1941年、ナチス支配下のフランス、パリ。暗い時代にユダヤ人の両親の元に生まれたリュシアン・ギンズブルグは、ピアニストの父から受ける厳しい音楽のレッスンに辟易し、煙草を吸い、大人とも渡り合う一風変わった少年だった。成長したリュシアンは、ピアノ弾きとして働きながら、美術学校に通う。そこでサルバトール・ダリの愛人と出逢い、一夜を共にする。その後、リュシアンは音楽の道で生きていくことを決意。最初の妻エリザベットと結婚する。同時に作曲も始め、キャバレーでピアニスト兼歌手として働きはじめる。セルジュ・ゲンスブール(エリック・エルモスニーノ)と名乗るようになったのはその頃。人気作曲家となったゲンスブールに曲を提供してもらいたいという有名歌手は列をなした。その頃、人気絶頂のブリジット・バルドー(レティシア・カスタ)と恋に落ちるが、バルドーの夫の怒りを買って収束。傷心のゲンスブールを慰めたのは、映画『スローガン』で共演した20歳の女優ジェーン・バーキン(ルーシー・ゴードン)だった。バーキンはゲンスブール3人目の妻となり、愛娘シャルロットも誕生。やがて2人はデュエット曲『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』を発表。この大ヒットでゲンスブールは世界的に知られるようになってゆく。その後も2人で多くの曲を世に送り出すが、ゲンスブールの心臓発作をきっかけに、夫婦の関係に亀裂が入り始める。バーキンの制止をよそに酒とタバコを辞めないゲンスブール。そして互いの溝を埋められないまま、ついに2人は離婚。その後も反体制的な作品の発表や言動を繰り返すゲンスブールは、フランス国家『ラ・マルセイエーズ』をレゲエ・ヴァージョンに編曲し、“売国奴”とマスコミや右翼団体から標的にされてしまう。その頃、30歳年下のモデル・歌手バンブー(ミレーヌ・ジャンバノワ)と同棲。2人の間には息子も誕生し、彼女が最後のパートナーとなった。
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